11月1日にNVDA日本語チームのイベントをおこないます

こんにちは。NVDA日本語チーム代表の辻勝利です。

今年もNVDA日本語チームは、11月1日(金)から3日(日)に錦糸町にある墨田産業会館で開催される視覚障害者向け総合イベント「サイトワールド」でイベントを開催します。

今年のイベントでは、特に仕事の中でNVDAを活用されている方々をゲストにお迎えして、NVDAを使った仕事術について紹介します。
仕事の場面で様々なツールを使ってチームでお仕事をされている方、これからNVDAを使って快適に仕事を進めたい方のご参加をお待ちしております。

イベント概要

  • イベント名: Life with NVDA ~NVDA利用者の仕事術を知ろう~

  • 開催日時: 2024年11月1日(金) 10:30~12:30

  • 開催場所: サイトワールド会場内9回第4会議室

  • アクセス: サイトワールドご来場ガイド

プログラム

  1. オープニング

  2. NVDA日本語チームの仕事の進め方 辻勝利 山賀信行

  3. 他のスクリーンリーダーユーザーがNVDAを使い始めた理由 松村 道生

  4. NVDAの最新事情 西本卓也

  5. NVDAアドオン開発の話 野澤幸男 河内勇樹 藤井弘毅

  6. 質疑応答

  7. エンディング

  8. 集合写真撮影

発表者プロフィール

辻勝利

先天性の視覚障害者(全盲)でNVDA日本語チーム代表。
2007年にNVDA日本語化プロジェクトを始動し、UIやユーザーガイドの翻訳をおこない、現在のNVDA日本語版の原型を作る。
2019年にNVDA日本語チームでの活動を開始し、2022年から代表を務める。
NVDA日本語チームラジオ、NVDAことはじめ、NVDAウェブはじめなど、日本語チームの活動を発信する作業に従事。

山賀信行

後天性視覚障害者(全盲)でNVDA日本語チーム。理事
2022年9月より理事としてNVDA日本語チームの活動に参加。
他に視覚障害者のためのパソコン教室スラッシュにてインストラクターおよびホームページやまさんの森を管理。

西本卓也

株式会社シュアルタ代表。2012年にNVDA日本語チームを設立。2022年からNVDA日本語チームの委託によりNVDA日本語版の開発を続けている。ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)WG2主査、障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法「協議の場」構成員。「NVDAでアクセシビリティチェック」動画制作、広島地域でのIT勉強会運営、ソフトウェアの受託開発、コンサルティングなど。

松村 道生

 静岡県出身。地元盲学校小学部卒業後、中学・高校を都内の筑波
大学付属盲学校に学び、産能大学経営情報学部卒業。大学在学中よ
り視覚障がい者同士で結成したバンド「ALMA」(あるま)でプロミュ
ージシャンとして活動する一方、五感とコミュニケーションをテー
マにしたイベント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」にて副代表を
務める。また平行して障がい者におけるICTの有用性、ユニバーサ
ルデザイン、ダイバーシティとイノベーションなどをテーマに活動。

 2003年ALMA解散後、特例子会社勤務、ダイアログ・イン・
ザ・ダーク 副代表、(株)インクルーシブデザイン・ソリューションズ 取締役を歴任。
現在はシステムエンジニアとして大手介護保険サービスの企業に勤務する傍ら、研修講師、各種講演、誰もが安心して出かけられる街づくり、
触知図作成など、多方面に活動中。
2021年3月、世界最大のテクノロジーとカルチャーの祭典「SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)にveernca合同会社として出店。視覚障碍者としての自身のアイディアから生まれた、音と位置で情報を管理するソリューション “moom”を発表。
2023年6月、NPO法人横濱ジェントルタウン倶楽部 理事長に就任。

野澤幸男

全盲のソフトウェア開発者・エンジニア。
2008年~2024年までの間に、50作品以上のゲームやツールを開発・発表。
2020年からfreee株式会社に所属。アカウントの認証・認可基盤の開発に従事したあと、自社開発のビジネス用クレジットカードである「freeeカード Unlimited」の開発者として参画。
個人サイト: https://yncat.net/

河内勇樹

先天性の弱視で、AccessibleToolsLaboratory代表。
仕事ではポイントサイトのサーバの中身のプログラムを書いている。

藤井弘毅

先天性の弱視。
仕事では、学校図書館向けのクラウドシステムを作っている。
また、自社製品のアクセシビリティに関して、実装の提案やリリース前のチェックを行っている。

後半には質疑応答の時間もございますので、登壇いただく皆様に直接ご質問いただけるほか、日頃NVDAについて感じている疑問などを質問いただくことも可能です。
行動規範をご一読いただき、是非ご質問ください。

会場でたくさんの方々にお会いできるのを楽しみにしております。

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