学生寮・住宅事情について/ハンガリー国立デブレツェン大学医学部医学科
デブレツェン大学の学内外にはいくつか学生寮があります。
日本人が住んでいるのはこちらの寮です。
基本的にワンルームの1人部屋。他にも少しだけ3人部屋やキッチンだけ共同の部屋もあります。ちなみに空き部屋はホテルとして貸し出されており、一般の方も宿泊出来ます。建物の出入り口はカードキーで開閉するので安全です。
これは実際に私が住んでいた部屋の写真です。
ベッド・勉強机・キッチン・ダイニングテーブル・大きなテレビ・風呂トイレ揃ってます。収納も片方の壁ほぼ一面なのでかなりあります。
水道代・電気代・週1の部屋のクリーニング・シーツ交換、コミコミの値段で約6万円 です。(レートによる・ドル払い)
※2023年11月時点で25万ft(約10万円)に値上げされています
ハンガリーにしてはワンルームでこの値段はかなり割高です。綺麗だし学内だしどこよりも安全ではあるのですが、やや壁が薄いのと(笑)、学内なだけあって街から遠く買い物などに不便だったりするので1〜3年住んだら学外に部屋を借りる人が多いです。
こちらの賃貸は基本的に全ての部屋が家具付きなので引っ越す際新たに何か家具代などはかかりません。そしてめちゃくちゃインテリアのセンスが良いです。
学外に部屋を借りている人の家賃は約3.2〜10万と結構幅があります。デブレツェンは大学周辺が1番家賃が高く(足元をみられている(笑)、案外街中の方が家賃は安かったりします。
3万円代だと1LKくらいです。リノベーション後でピカピカ新品の家具じゃないと!となると大体2LDKで5〜6万円は超えます。10万円の部屋はリノベ直後の3LDKで24hのレセプション付きとかです。家賃を出来る限り抑えたい人は外国人とルームシェアしてたりします。
(↑2024年2月追記、コロナ禍とウクライナとロシアの戦争の影響によるインフレが凄まじいため今はこの値段では到底借りられません。。)
私は昔は寮に住んでいましたが、今は引っ越してリノベ後の2LKで家賃約5万弱、光熱費は夏0.8万〜冬1.5万くらい。大学まで徒歩10〜15分。自転車で5分。トラム線沿いで街にも学校にも行きやすくなりました。
(私の部屋です。入居前の写真です)
冬は暖房代が結構するのですが、その部屋がセントラルヒーティングか個別暖房かによってかなり違います。
セントラルヒーティングはマンション全体に温水を循環させるので、常にすべての部屋が暖かいです。冬でも室内半袖 問題無し。そのかわり値段も高め。
個別暖房は各部屋が各々の暖房器具を使うスタイルです。使ったら使っただけかかるので、みんな寒いのについつい変にケチってしまって寒いとの声は聞きます……(笑)
ちなみにハンガリーは湿気が低く、洗濯物が数時間で乾くくらい乾燥してます。水回りの手入れとかはかなり楽です。
ハイセンス・ハイクオリティな部屋に家具付きでこの値段で住めるのはハンガリー生活において結構なメリットだと思います。(おそらく日本だと3〜4倍……)
しかし外国人留学生を狙う悪い大家さん(光熱費をぼったくったり、留守中に空き巣のようなことをする)も沢山いるので、誰かに紹介された大家さんなど信頼出来る人の部屋を借りるのがおすすめです。(そういうのが面倒臭い人は学生寮に住み続けるというのも選択の1つです。)
こちらはデブレツェンの不動産屋さんのHPです。条件・予算を入れ検索、色んな物件の写真が見れます。参考にどうぞ。