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私が大崎甜花を担当にした理由

どうもシャニマスのオタクです。
初回の記事から何の脈絡もなく、「大崎甜花さんを担当しています。」と言い続けていることに気づきました。せっかくなのでここでどういう経緯で彼女を担当することになったのか話したいです。

担当って何?

もともと私は深夜アニメが好きでした。それで、深夜アニメの場合、登場する数人いるキャラクターの中から推しキャラを選ぶわけです。例えて言えば、『涼宮ハルヒの憂鬱』では涼宮ハルヒ、『冴えない彼女の育てかた』では、澤村・スペンサー・英梨々、『けいおん!』では、中野梓が私は好きです。(挙げればキリがないのですが……)アニメを見ることはもちろんのこと、推しグッズを集めたり、推しキャラの同人誌を漁ったりと満喫したオタクライフを過ごしていました。

しかし、諸々の事情により、去年の4月くらいに友人の勧めで、シャニマス界隈(というか、大きく言えばアイドルマスター界隈)に来ました。そこで私が同時に知ったのは、アイドルマスターのオタクは、どうやら推しの他に「担当」という概念があること。正直、「担当?担当……って何?」と思いました。

が、これはマニアックなアイドルマスターのオタクが成るものであると勝手に解釈し、私はこれまで培ったオタクセオリー通りにゲームを進めていきました。シャニマスでは公式のリセマラ(運命の出会いガシャ)が提供されています。それに従えば推しアイドルのSSRを早めにゲットできるわけで、いろいろなソシャゲをリセマラの段階で頓挫してきた私にとってはすごく助かりましたね。

転機

4月にシャニマスを初めてから、アルストロメリアがずっと好きでした。アルストロメリアの名イベントシナリオ「薄桃色にこんがらがって」を初見で見たときは、しばらく何も考えられなくなりました。なんとなく、友人との会話で親しみを込めてのつもりで、「コミュで大崎の姉がさ~~」と話すことも多くありました。あるじゃないですか、推している子をあえて苗字呼び捨てで呼ぶやつ。

そして……
今でも忘れもしません。2020年10月22日のあの日読んだコミュのことを。

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大崎甜花さんのP-SSRカード、I♡DOLLです。最近フェス衣装のイラストのほうでフィギュアが作られたことで少し話題になったこのカードですが、私にとってはシャニマスをやるにあたっていろいろと転機になったカードなのです。

コミュの内容を一部抜粋します。

『I am…』
…………甜花、なーちゃん以外……あんまり名前、呼んでもらえたこと……なかった……
みんな、大崎さん、とか……あと……たまに、だけど……大崎、姉……とか……
なーちゃんは……みんな、甘奈ちゃんって……
甜花……ちょっと、いいなって……なーちゃん、いいなぁって、思っちゃってた……
……なーちゃん、いつも明るくて……みんなの、名前……呼んでたから、なのに……
……甜花、なんもしなかったのに……
で、でもね……!アイドル、始めて……お仕事の時、千雪さんとか、みんな、甜花のこと呼んでくれて……
それを見て、クラスの人たち……甜花を、甜花ちゃんって……なーちゃん、みたいに……!
大崎さんでも……なーちゃんの、お姉ちゃんでもなくて……甜花のこと、甜花って……!

分かりました?

先に述べたように、私、甜花ちゃんのことがずっと好きで、それで親しみを込めるというかなんというか……とにかく、「大崎」って勝手に呼んでしまっていたんです。それで甜花ちゃんが悲しむとは全然考えてませんでしたので……

今でもシャニマスを始めてから、10月にI♡DOLLを引くまでの間は甜花ちゃんに謝っても謝り切れない時間だったと悔やんでいます。

これからどうしようかと何日も悩みました。ゲームを辞め、彼女の前から姿を消すことも考えましたけど、それで済む話でもないな……と。ならば、これからずっと目を逸らさずに、彼女の名前を呼び続けることが私のするべきことではないかと思いました。自分の過ちは許してもらえるかはわからないけれども、これから私が彼女をたくさんプロデュースすることで、たくさんの人に「甜花ちゃん」って名前を呼んでもらえるアイドルにすることを誓いました。

そして、そういう決意とか想いとかそういう感情全部ひっくるめて、

アイドルを担当にするということ

ではないかと、アイマスを最初に始めたときの疑問に私なりの答えが出ました。それからというもの、Pカップも個人的には全力で走りました。(プラチナは……いつとれるかな……)

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グレフェスも、アルストロメリアでグレ6残留するくらいには育成を頑張りました。

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ゲーム外では、今までやったことがなかったアルストロメリアを中心とした創作(イラスト・SS)にも挑戦しました。ライブも見れるだけ見ました。インターネットでも彼女の魅力を語り続けました。

すべては担当にすべての想いをささげるため、たくさんの人に名前を呼んでもらえるアイドルにするためでした。

4月25日、限定Pセレチケを打ち上げガシャがすべて終わるまで結局待てず、P-SSR【好きなものはなんですか?】大崎甜花を引き換えました。

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実装順としては、【I♡DOLL】大崎甜花より前に実装されたカードなのですが、私にとって(都合が良い考えなのは承知しておりますが)あの日以来積み重ねた私のプロデュースに大崎甜花さんから答えをもらったような気がしました。
(以下、コミュの抜粋、【好きなものはなんですか?】大崎甜花のネタバレを含みます。)

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本当に泣いてしまいました。

この一連の流れを読んで、あの日からの私のプロデュースを彼女自身が認めてくれたような気がしました。しかも、ただ認めるだけではなくて、私に「好きなものはなんですか?」と聞いて、私のことをもっと知ろうとしてくれました。なんて、なんていい子なんだ……

そして「これからも甜花のプロデューサーで居てね。」と言われて……あの日までのことが許されたわけでは決してないですけど、少しアルストロメリア推し、特に大崎甜花担当として誇りを持てるようになりました。

これからもずっとずっと大崎甜花さんと一緒に『好きなもの探し』をしながら、彼女の名前をもっと知ってもらえるように尽力をし、彼女と出会わせてくれた作品であるアイドルマスターシャイニーカラーズを応援し続けていきたいと思います。

あとがき

最後まで読んでいただきありがとうございました。
アイドルマスターシリーズが好きな人はたくさんいますし、人によって担当を担当に決めた理由も、担当の定義も、担当の人数も全然違うと思います。もしよろしければ、これを読んでいるあなたと担当アイドルの物語を聞かせてくださいね。他人が好きなアイドルについて語ってる姿、最高なので。

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