C型肝炎の薬 ハーボニー
C型肝炎ウイルスの増殖を抑える薬、ハーボニーについて薬価などを調べました。
薬 ハーボニー配合錠
直接作用型抗ウイルス薬の一つで、2015年に発売されたかなり新しい薬。
一日一錠を三か月毎日飲むことで、C型肝炎ウイルス血症の改善ができる。
C型肝炎ウイルス血症の改善とは、まだC型肝炎を発症していないものの血中に基準値以上のウイルスを含み、C型肝炎発症のリスクが高い状態から、血中C型肝炎ウイルス濃度を下げることである。ウイルス血症を改善することで、体内からウイルスの数を減らすのでC型肝炎を発症しないようになる。
薬価
一錠約55,000円とかなり高価な薬である。合計の薬剤費として、三か月で460万円にも及ぶ。
ただし、C型肝炎の患者には国から助成金がおりるので、自己負担は最大月2万円までに抑えられる。
日本国内の医薬品売上高では群を抜いて1位を獲得している薬である。
誰に効くのか
薬の効果を確かめる試験では参加者全員(157人)に効果が認められる、多くの人に効く薬だという事が実証された。
C型肝炎には1~6型と6種類に分かれるが、そのうち患者数の多い1,2型に効く。
副作用
副作用として、鼻咽頭炎、貧血、悪心などがあげられるが、副作用の少ない薬である。
ハーボニーのほか
レベトール、ソバルディ、エレルサ、グラジナ、マヴィレット配合錠、エプクルーサ配合錠
以上の薬がC型肝炎の治療薬として有名
参考にしたサイト
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