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【ゲームの話】ウル2を今更プレイするアニコレ勢

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■はじめに

Switchの格闘ゲーム「ウルトラストリートファイター2」のファーストインプレッションです。
・普段はPS4のアニコレ…「ストリートファイター30thアニバーサリーコレクション」の「スーパーストリートファイター2ターボ(海外版のX)」で通信対戦をしています。
・ウル2の良い所、気になった所をアニコレと比較しながら述べていきます。
・個人的には「ウルトラスト2」と呼びたいのですが便宜上「ウル2」で統一します。

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■まずスト2対戦界から見たウル2ってどうなの?

環境ごとに対戦プレイヤーは分散している印象があります。
実機勢:アーケード筐体の基板を使ったプレイを現在も日常的に行っている人たち。実機しか認めない人も居ます。

HD勢:XBox360版「スーパーストリートファイター2ターボ HD REMIX」。実機に一番近いと言われ近年賑わいが復活。実機メインの強者が集まっています。

アニコレ勢:上記。Steam、Switch、XBoxOne、PS4と各ハードありますが、PS4版が日本人へ普及率と敷居の低さから、強者から初心者まで居ます。私は主にここです。

ウル2勢:恐らく実機勢から一番離れた位置にあります。「スーパーストリートファイター2X(以下スト2X)」をベースに調整が入っています。が、その「調整」の方向が特に実機勢には大問題のようです。

その「調整」については他で語られていると思うので、本項では大きくは扱いません。受け入れた上で「どうなの?」を記述します。(そのうち書くと思います)

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■アニコレをこのガワで出してくれればよかったのに

アニコレと違って、そのままエミュレートしたものではないようです。サブゲームなどもありますが、本体もなかなか丁寧にまとめられています。

というかアニコレは、せっかくのPS4でのスト2X通信対戦環境として本当に最低限で、かゆい所がずっとかゆいままなので、うらやましくて仕方ない。

そして、GBA版「スーパーストリートファイター2Xリバイバル」から転用された、カプコンデザイナーえだやん師のイラストが美しすぎる~!!

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■一番の価値はランクマッチ

「ランクマッチが機能している」これだけでスト2プレイヤーとしては号泣できる。過去にならした自分の腕がどの位置にまでなれるのか。ウル4やスト5では当たり前のこのランクポイントシステムですが、アニコレでは対戦するだけでただただポイントが上がる、PPではなくいわゆるBPしかも全キャラ共通のポイントしかないランクマッチでした。結果、アニコレではランクマッチにほぼ人がいない。ウル2のランクマッチは現在でも頻繁にマッチングして良いですね。

トレーニングモードでも対戦待ちができる!ウル2はトレモとアーケードモードでも対戦待ち受けができます。アニコレはアーケードモードでしか対戦待ちができず、しかもスト2Xではなく、海外版スーパースト2ターボ(以下スーパーターボ、ST)でしか対戦待ちができません。STはCPUがクソ強くて、マッチングする前にCPUにぬっ56されます。アニコレっていうかナニコレ?!

クイックマッチしかないアニコレと違って、対戦相手やマッチングするレンジを選んだりできるのもいいですね(ウル4と同じシステム)。

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■プレイヤーマッチがないのは残念ポイント

アニコレではランクマッチが機能していない代わりに、プレイヤーマッチ…いわゆるロビーマッチ…部屋を作ってその中で輪番で勝ち抜き対戦する…がメイン。気に入った人とであれば、飽きるまで部屋の中で対戦し、飽きたら抜けることができます。なかなか部屋に来てくれない悩みもあるものの、連戦したい人にはよい機能です。

ウル2はランクマッチがメインのこともあり、カジュアルマッチはあるものの人がいないようです。この人とずっと対戦したいなーと思ったら、フレンドマッチでロビーを作らねばなりません。フレンドに、ならないと、いけません…。

フレンド申請はSwitchの機能できるようです。が、コミュ障にはキツい…。アニコレのときは10戦近く対戦した上で「この人おもすれー」とテンション上がって申請、という形が多かったので、連戦が余り発生しないウル2でフレントマッチは難しいですね。

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キャラクターごとに勝数や勝率を出してくれるのも良い。自分への緊張感や成長具合を確認できます。これはアニコレにはありません。

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■トレーニングモードは基本が揃っててヨシ

ダミーに特定の動きをさせてその対応を練習する「レコーディング」&「再生」もあります。トレモについてはアニコレとほぼ一緒です。最低限、無いと困るものはありません。

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アニコレにないものは、画面左端の「キーディスプレイ」に入力間のフレーム数がカウントされることですね。コンボや目押しの練習をするのに便利ですね。このフレームなら目押しで繋がる、と確認ができます。

少し難なのは、例えば斜め下入力だと、↙ではなく←↓などと表示され、見にくいことです。波動拳なら ↓ ↓→ → P となります。

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■カラーエディットは地味に嬉しい

いくら格ゲーが好きでもずっとやり続けるてるのはしんどいものです。負担にならない程度にそのゲームに留まることができます。全キャラかつ数種類ストックしておくことができるので、気分転換に思いの外よいです。

■30周年記念作品なので…イラスト集を収録!

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過去に出たイラスト集273ページを、BGM聴きながら閲覧できます。データで良ければ結構これだけでも元が取れる? 筆者はbookwalker版も持ってます。スト2だけでなくストリートファイター関連を網羅しています。

欲を言えば、過去のハイパースト2移植のように、CPS1版のBGMも使えればな~。

■コントローラ設定は嫌いなタイプ

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格ゲーにおけるコントローラ設定は
・ボタンに対して出る技を割り振る
・技に対してボタンを割り振る
の2パターンありますがウル2は前者、スト5は後者です。

後者の場合、弱P>中P>強P>弱K…と使用したいボタンをポンポン押していくことで設定できます。こちらが僕は好きです。

前者の本作ですが、筆者はボタン配置を入れ替えたRAPでプレイしようとしたため、例えば、SwitchでのYがRAPのXでこれを中P…と頭がこんがらがって設定に苦労しました。ほんとにやめて。

■迷惑な殺意リュウ、洗脳ケンはいるの?

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ランクマッチに居るには居ますが、さすがに一時期よりは収まったのか、嫌になるほど出てくるわけでもありませんでした。時間帯にも依るかもですが。

ただ、やはり強いです。洗脳ケンのダッシュは裏周りするし、昇龍のスキも小さい気がします。ウル2は↓、→、↓、→、Pでも昇龍が出る「昇龍擦り」ができるので、強いというか、面倒くさいなあ、という感想です。

■以上、こんなところです

ウル2では「デスメタルユーキ」という黒い春麗、
PS4アニコレXでは「DeathMet-alYuhki」というS春麗2Pカラー
でやってます。マッチングしたらお手柔らかにおねがいしますね。

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