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#30 20241025 日本初!まるで葬儀具のファッションショー!?「見て、着て、さわって、買える葬儀具展」開催! ゲスト:GRAVETOKYO 棺桶デザイナー 布施美佳子(みけら)さん

2024年4月からスタートしている「渋谷でDeathラジオ」。放送の詳細やオンエアに載せきれなかったこぼれ話などをご紹介していきます。

#30 20241025 日本初!まるで葬儀具のファッションショー!?「見て、着て、さわって、買える葬儀具展」開催! ゲスト:GRAVETOKYO 棺桶デザイナー 布施美佳子(みけら)さん

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オープニング雑談 2人トーク

\今日はDeathラジオはじめての中継です/

のぞみの愛用の(?)棺もみけらさんデザインです。

入棺体験ワークショップでも活用


ゲストから自己紹介

元々アパレルブランドのデザイナー、玩具メーカーの商品企画を経て、2022年にGRAVETOKYOスタート。秋田県出身で今年で51歳です!

https://mikera-grave.tokyo

■前半|GRAVETOKYOの事業


「見て、着て、さわって、買える葬儀具展」フライヤー

■オーダーメードの棺
どんな風にお願いできるの?
ご希望の色や柄などをお伝えいただいて複数のデザインを提案。その中から気に入ったものを選ぶスタイル。猫が好きなお客様でしたら、猫の柄の生地だったり、お母様が大切にしていた着物を使って作ってほしいとか、お父様がしていたネクタイを使ってなどのリクエストもあります。

いつか来るその日のために、自分のためにつくられる方が多く、一番若い人は20代。

今日は高崎OPAの館内放送を聞いて、5歳の男の子が棺に入りに来てくれました!

■なぜこの企画を思いついたの?
昨年ラフォーレ原宿で約1年間棺桶のポップアップショップを開催。
・7月には横浜ビブレでも実施。高崎OPAとビブレが元々同じ会社ということで誘致する方が同じ方だったということがまず1つ。
・ラフォーレ原宿で1年間やったことで、もっと対象を広げて幅広い方にアプローチしたいと思ったことがきっかけ。
・たまたまそのショップを誘致する方とばったりあった時に「実はこういうことやりたいです」とお伝えしたら、「じゃあ今高崎空いてるからどう?」というくらいのノリで決定。
・希望としては、全国巡回して、なおかつ出店者ももっと増やしていきたい。

■ラフォーレ原宿で出会う「私も入りたい!」棺
・可愛いというだけで、いきなり自分事になる。若い子たちが、「なにこれ!かわいい!私もこれ入りたい!死ぬときこれがいい!」と言ってくれる。
・彼女たちはきっとまだ家族のどなたの死にも立ち会ったことがないだろうし、 もちろん自分の葬儀なんて考えたこともないだろうし、町に葬儀屋や仏壇屋があっても「ちょっと入ろうよ」とは絶対ならない。葬儀具は、絶対に生活の中ですれ違わない、触れ合うことのないものだったけれど、それがラフォーレ原宿にあることで、「葬儀」のカテゴリをこえて出会えた。
・日本の弔いの形を変えるためには、タッチポイントを増やす必要があると思っている。

■GRAVETOKYOのほかにはどんな人たちが参加しているの?
棺桶、死装束、ペット、骨壺、仏壇、遺影撮影など7社が参加(文末に紹介)
・元々知り合いの事業者、先方からの提案など。本当は出たかったけれど手続きが間に合わなかったところも。
・見てもらいたい、触ってもらいたいという企業のニーズに合う形のものではあるけれど、今まではそんなことは思ってもいなかった発想だと思う。ラフォーレ原宿とビブレ横浜で棺桶のポップアップをやったことで、お客様と直接話すことが商品を作るうえで重要だと考えられるようになってきた。
・今回はさらに、販売も。基本的には小売りのない葬儀業界において、直接ユーザーと触れ合って販売できる場になった。

■曲のリクエスト|David Guetta『Hey Mama (feat. Nicki Minaj, Bebe Rexha & Afrojack)』

<選曲理由>
「ちょうど会社を辞める直前、コロナ真っ最中。閉塞感が世界中にある中、女性たちがStreet Woman Fighte ダンスで切磋琢磨している番組の中でリーダーたちが歌って踊っていた最初の曲。この曲をかけながら街の中を歩いていた気持ちを思い出す。何か力が湧いてくるような曲。

https://youtu.be/rKsQ-3N-Bks?feature=shared

■後半|どんな人が来ているの?

・女子高生から70代まで。家族連れも高崎OPAの特徴?
・xプチバズり中!xを見てきてくれた人たちも。

■愛が可視化される入棺体験
・棺桶にはいることで前向きになれる、ネガティブなものをポジティブにできるというようにもともと思っていたけれど、あらためて「愛を可視化する」力もあると最近思っている。ご夫婦がお一人ずつ順番で入ってもらうことで、「死が二人を分かつまで」の疑似体験。喪失感、愛情の再確認。思ってもいなかったような気持が湧いてくる経験となり、号泣される方も。。。
思ってもいない感情が刺激される。ご本人たちすら忘れている、気が付いていないことを気付かせてくれる経験になる。

・関係性を見つめなおせる。もし「やっぱりいや!」となったとしても、やはりポジティブな方向に進むのでは。

■エンディングドレス
・70~90代が購入することが多い商品だけれど、10代、20代の子たちが試着して写真に収める様子が見られた。
・普段も着られるデザイン。「生きている時から人生の最後までを彩るドレス」(光の庭)
・サイズ展開 Sサイズから4XLまで「1着で」汎用性がある。アパレル業界驚愕。家族でも共有できる。

■ワークショップ
・骨壺カバー、エンディングベール、エンディングドレスをつくるワークショップなどやっています!

■来週のゲスト

「社会的な死とキャリアブレイク」
・一般社団法人キャリアブレイク研究所 代表理事 北野貴大さん
・曽爾プレイフルジャーニープロジェクト 野澤恵美さん

■番組へのお便り

こちらの記事をご参考にどうぞ。

https://note.com/deathfes/n/n930fe6d4a36d

★★すべてのアーカイブはこちら!

https://note.com/shiburadi/m/m458e51f0078b

【「見て、着て、さわって、買える葬儀具展」出展社名・ブランド名】

有限会社青山スタジオ: 遺影撮影や葬儀関連サービスを提供する企業

Eva Dog: ペットのお看取りサービス、ペット専門納棺師として活躍。

かじや本店株式会社: 五感で感じるおもてなしを提供する老舗葬儀社。

株式会社共栄: すべての人の最期の風景を作る、棺の企画・製造・卸の会社。
GRAVETOKYO: ファッション・ライフスタイルにこだわりを持つ人のための葬儀具ブランド。
光の庭: 美しくエレガントなエンディングドレスのブランド 。YOMINOSHIGOTO: コンセプチュアルなエンディングドレスブランド。





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