#10 2024/06/07|もし私が死んだらしてほしいこと。/生きてるうちに死について、あれこれ楽しく考える。(ゲスト:「なんかいろいろやろうとしてる人」kureさん)
2024年4月からスタートしている「渋谷でDeathラジオ」。放送の詳細やオンエアに載せきれなかったこぼれ話などをご紹介していきます。
#10 2024/06/07|もし私が死んだらしてほしいこと。生きてるうちに死について、あれこれ楽しく考える。(ゲスト:「なんかいろいろやろうとしてる人」kureさん)
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■前半
・kureちゃん自己紹介
わたしたちデスフェスも会員の協創施設「SHIBUYA QWS」コミュニケーター
元々は劇団kakutaで役者、スタッフワーク
・Deathフェスにすごく興味を持ってくれた一番最初のコミュニケーターさんな気がする…それはなぜ?
・QWSでは結構死について興味を持ってくれる、死について思っていること、考えている人も沢山いて、いろいろ話してくれる場です
もし私が死んだらしてほしいこと。/生きてるうちに死について、あれこれ楽しく考える。
・遺品整理って大変だった経験がある。そこから『自分が死んだら自分の家にあるものを展示+フリマがしたい』→Deathフェスでやんなよ~
・最初は自分の遺体を置きたいと思ったけれど、物体としてその場にいることよりも、いなくて思ってもらうことがいいのかなと最近は思っている。
・エンバーミング処理をすることで、最後をゆっくりすごせる「安置葬」というものがあるらしい。あわただしく送り出して、あれでよかったのかしらと思うことも多いので、ゆっくり考えて一緒に過ごせるのは素敵かも。
・遺品整理といいより、その人のことを思いながら、友人が思い出になるものを持ち帰れるので、それはいいなと思う。
・遺言状は定期更新している。財産とかないけど、思いだけ書く。泣く。
ひどいときは2週間ごとにジャーナリングみたいにやってたことも。最近は2年前に書いたのが最新
■曲のリクエスト
ハンバート ハンバート『大宴会』
■後半
・亡くなった後どうしてほしい?
kure:花火葬
おかっぱがトレードマーク、その形で花火作って欲しい。「あ、くれさん上がった」「横むいちゃってる」とか楽しんでほしい
リナ:私は有機還元葬
のぞみ:私は海派!
・花火葬とは、遺骨をパウダー状にして花火に入れて打ち上げる。海外ではサービスとして提供されている。(日本ではまだ)
おひとりで亡くなる方、最後花火でぶちあがって誰かを楽しませることができたらうれしいかも。最後の、人生の集大成みたいにもできる。
→私たちはいつもこういう話をしているのです
・なんで死はこんなにクローズドなんだろう?
・性の話もしていきたい、もっとオープンに、心の部分を話せたらと思っている。どっちもタブーになっちゃうのはなぜ?
・問いを共有したい、Deathフェスの役割もそこにある
・いつ死ぬと思う?死は選べないのは大前提としても…
kure:30で死にたいと思っていた。10代、20代のころは30代が見えてなかった。でもその年になったら「全然いきれるじゃん」と思った。
のぞみ:あまり長生きはしたくない派。「椿みたいに死にたい」っていうのは一時期言っていた。椿は首からぽとっと落ちる。枯れるのが嫌。死ぬまで花のままで、花びらが散らない椿。そんな風に、死ぬ日まで生きていたい。死後労働もしたい派だから、死んだら次のフェーズへ、デジタル空間に移ります。
リナ:直前まで元気で生き切りたいと思っていたけど、気づいたら死んでたというのはさみしいかもと、いろんな人の話を聞いて思う。痛いとか苦しいのはやだな、老衰で死ねたらいいな。
・何歳で死にたい?という問いに対して、もう死んでいる、死後の世界を生きている人もいる。(自分の年齢が超えている)それはボーナスステージ。
・こんな風にキャッキャ話せる感じではないこともあるよね。友だちにその話をしたら悲しい顔、心配させちゃうことも…。
・でもDeathフェスにこんなにたくさんの人が来てくれたってことは、きっとみんなこういう話したいはず。
◇お知らせ
kure:AWAI Lab #2 kureプレゼンツ
「元役者のkureと一緒に演劇を通してわくわくする会 やります!
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