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\イベントレポ/ギャルマインドで「死」を語り合おう!<DEATHフェス カウントダウンイベント Vol.6>


3月21日にDeathフェスの会場でもある渋谷ヒカリエで第6回となる最後のカウントダウンイベントが開催されました。ゲストは「世の中のバイブスをアゲ↑る」を掲げ、日本のギャル文化から誕生した「ギャルマインド」を広げる合同会社CGOドットコム代表のバブリーさん。参加者や実行委員はバブリーさんから伝授してもらった「ギャルマインド」で死について語り合いました。

「世の中のバイブスをアゲ↑る」

コギャル、ガングロ、白ギャル、姫ギャルなど昭和から平成にかけてギャルが世の中をアゲ↑続けてきました。2010年代後半にギャル雑誌「エッグ(egg)」が休刊になり、ギャルは絶滅したと言われていました。しかし、令和の時代を迎え、再びギャルが爆誕!韓国ブームの追い風も受け、ギャル文化に再度火がつきました。

特有のファッションが目を引くギャル文化でしたが、時代とともにアイコンが多様化し、今ではジェンダーや年齢の垣根もナシ。ファッションよりもマインド、つまり「ギャルマインド」に注目が集まっています。

ギャルマインドってなあに?

バブリーさんは、令和ギャル50人にギャルとして生きるマインドを聞き、「ギャルマインド」を次の3つにまとめています。

自分軸!
直観性!
ポジティブ思考!


自分の世界を持っていて、周りに流されず直観的に「めっちゃいい!」と判断し、とにかくなんでもやってみる、これが令和のギャルマインドです。

VUCA時代と呼ばれる昨今。「世の中この先どうなるかよくわかんなくね?」と感じてしまったときにこそ「自分を信じて、とにかくやってみる」ギャルマインドが最強だと話します。

そのギャルマインドを使ったのが「ギャル式ブレスト」。肩書きや役職を取っ払う、タメ語やあだ名で話す、などのルールに沿って、決められたテーマについて話し合うブレインストーミングです。これまで40社以上、300名が体験しています。要は「肩書や役職とかいいじゃん、みんなで話そ?」というのがギャル式ブレストです。

バブリーさんは「ギャル式ブレストは、肩書・役職を取っ払って話して、今まで蓄積してきたものを壊し、もう一度「自分」を主語にして話すきっかけになる」と話します。実際にやってみると、最初は気まずさを感じる参加者もいますが、次第に自分を主語にして話す心地よい空気が広がっていくそうです。年齢も見た目もカルチャーも違う参加者間に「うちもそう思ってた!」という共感が次々に生まれるといいます。

バブリーさんにとっての自分らしい「死」とは?

イベントの中盤では、バブリーさんとDEATHフェス実行委員による対談が行われました。対談の様子を一部お伝えします。

ー「死」について、これまでに考えたことはありますか?(実行委員:市川望)

自分の「死」については正直あまり考えたことがないかな。ただ、子どものときに、共働きの親と一緒に自分を育ててくれたおじいちゃんが亡くなったときのことをよく覚えている。お葬式のときは、心臓や呼吸が止まってしまっていることはわかるけど、本当に死んでいるとはなかなか思えなかった。肉体的には死んでいるけど、精神的には死んでいない、みたいな感覚だったのかもしれない。

ー自分の「死」について、あえて考えるとすれば、どんなことが浮かびますか?(実行委員:オノリナ)

もしタイミングを自分で選べるのであれば、人生バイブスが100になってやりきったタイミングで「じゃあね、バイバイ!」って去っていきたい。お葬式では黒い服は来てほしくないかな。「ちょっと髪明るくしてきて」と言ってみたりして、自分の世界観でお葬式ができたら楽しいかもしれない。ギャルの友達に聞いたら「マツケンサンバの世界観で死にたい、絶対泣いてほしくない」と話していた。

―身近な人の死を「ギャルマインド」でどうやって乗り越えますか?(会場参加者)

死は乗り越えられるものじゃないと思う。「ギャルマインド」はあるがままの気持ちを大切にしているので、無理してずっと「アゲ」じゃなくてもいい。グットバイブスもバッドバイブスも受け入れて「ウレシイのもカナシイのも自分だよね」と、そんな風に考える。

大切な人の「死」を乗り越えようとすると、心ががんばりすぎちゃうと思う。それよりは、悲しい気持ちを徐々に受け入れながら、「死んじゃったけど、わたしは大丈夫」と思える瞬間を待つのがいいのでは。

DEATHフェス企画【ギャルマインド✖️死】

DEATHフェスでは「ギャルマインド×死」のテーマで、バブリーさんをお迎えしてギャル式ブレストで「死」や「老い」を語り合います。

「死」や「老い」は、いずれ誰もが経験することですが、タブー視されていて人と話す機会があまりありません。フェス当日はバブリーさんが代表を務める合同会社CGOドットコムから10名のギャルも参戦。年齢・肩書き・カルチャーを取っ払って参加者みんなで「ギャル式ブレスト」で「死」を語りつくしましょう!

ギャルマインド×死
ギャル式ブレストで「老い」や「死」を捉え直す
ゲスト:バブリーさん(合同会社CGOドットコム)

日時:4月13日(土)13:45~15:45 
会場:渋谷ヒカリエ8

バブリーさんさんが登壇する「ギャルマインド×死」のお申し込みはこちら
https://deathfes.jp/program/174/

3月31日までクラファンをやっています!応援よろしくお願いします!
https://camp-fire.jp/projects/view/737976

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