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#6 2024/05/10|死×アート「今日は死ぬのにもってこいの日」企画に込めた想い(ゲスト:アーティスト河村 啓生さん)

2024年4月からスタートしている「渋谷でDeathラジオ」。放送の詳細やオンエアに載せきれなかったこぼれ話などをご紹介していきます。

「渋谷でDeathラジオ」〜生も死も、ウェルビーイングに〜
いつか誰にでも訪れる「死」。「今をどう生きるか」を考え、死にまつわる「従来のあたりまえ」や「選択肢」をアップデートしていく番組です。

さまざまなゲストの「死生観」を聞くインタビューや、国内外で盛りあがりをみせる「Deathテック」分野の最新情報、リスナーのみなさんからの投稿をご紹介するコーナーなど、あなたらしい死生観や生と死のウェルビーイングを考えるための情報を、毎週金曜日にお届けします。

#6 2024/05/10|死×アート「今日は死ぬのにもってこいの日」企画に込めた想い

 ★アーカイブはこちら (冒頭音が切れております、すみません!)

【詳細】
・アートとはなんだろう?
作品そのものでもあるし、作品に触れて心を動かすことでもある。そして、これまでの価値観を変えたり、世界の見え方を変える、あたりまえについて問いかける力を持つらしい。

■ゲスト
アーティスト 河村 啓生さん
・神戸を拠点に活動する美術家、華人、ときどき編集者。

・アートには全く関係ない、理数科出身
・何がいけないか分からないけど、生きていることが楽しくなくなってしまった
・自分のことさえも分からない人間の複雑さや生きていくことはあたりまえじゃないと気づき、アートや芸術へつながる
・不登校による「社会的な死」の経験、家族に突然訪れた父の死などから、命、生と死がテーマとなる
・アート作品を売る、マーケットにこたえることへの違和感


■曲のリクエスト
作曲家、実験音楽家 藤枝守さんによる「今日は死ぬのにもってこいの日/Today Is A Very Good Day To Die」 (→オリジナル曲で音源をいただいたので、アーカイブから聴くことができます。

藤枝守さんは、麹菌の発酵やサンゴ礁の成長など生き物たちの活動から音楽を作る面白い活動をされているのですが、植物が生きている中で発生させている電位変化などの信号をもとに楽曲を制作する「植物文様」いうシリーズを昔からやっておられます。この曲は「植物文様」シリーズの歌曲として、植物から抽出したデータをもとにサウンドを作り、「今日は死ぬのにもってこいの日」の詩(元の英文の方ですね)を歌として載せたものになります。作曲されたのは1999年なんですけども現在でもあちこちで取り上げられて演奏されている曲で、藤枝さんに相談したところ、昨年の9月にメルボルンで演奏された音源が素晴らしいから使ってほしいということでライブ音源をいただきました。CDでは、トラック複数に渡る長い曲なんですが、演奏用に5分半程度に抑えられています。日本日本と西欧の古楽器(笙と2種類の琴、ヴィオラ・ダ・ガンバなど)の組み合わせで演奏されている、と言うのも素敵です。

河村さんからの曲紹介

■Deathフェスで展示された「みんなの”死ぬのにもってこいの日”」について
・「死ぬのにもってこいの日」誕生のきっかけ
・ホスピスでの経験
・Deathフェスという開かれた場でパッと参加できるよさ
・今後の活動


Deathフェスでの展示の様子





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