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ファッションで社会問題を解決👗「coxco」

こんにちは、
NPO法人DEAR ME 2回生のMINAMIです。
DEAR MEのnote記事を見つけてくださりありがとうございます!

今回の記事では連携ブランド「coxco」とフィリピンにあるスクール「coxco Lab」についてご紹介します。


 まず、「サスティナブルファッション」についてみなさんは知っていますか?
サスティナブルファッションとは、衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取組みのことを言います。(参照:環境省)
近年、アパレル産業が石油産業に続いて世界2位の汚染産業と指摘され、衣服の生産と消費には多大な環負荷がかかっており、地球環境を破壊していると世界中で深刻な問題となっています。
これらの現状を受け、アパレル業界は持続可能性を高めるような商品の製造と体制の改善が求められ、環境負荷を考慮した大規模な衣服のリユース・回収や再生可能な資源を用いた衣服の提供などのサスティナブルな取組みが行われています。近年サスティナブル(持続可能)なファッションの取り組みは、急速に広がっています。♻️


2020年に弊団体代表理事の西側が社会課題を服によって解決すべく「coxco(ココ)」を立ち上げ、リサイクルペットボトルや再生資材などを活用したアパレルブランド「coxco」をスタートさせました✨「coxco」はクリエイティブを通して、社会や企業の課題解決を目指し、「服のかたちをしたメディア」をコンセプトに、残布や規格外などの資源を有効活用して展開するブランドです。これらを手に取ることで社会問題に触れるきっかけとなって欲しい、服という媒体を通して社会課題を広めたいという想いが発端となっています。「coxco」は連携企業として売上の一部を通してDEAR MEが運営するフィリピンのファッションスクール「coxco Lab」の運営をサポートする他、将来的には卒業生の雇用も目指しています。



 DEAR MEでは、「夢を描く」をコンセプトにしたファッションショーの開催だけではなく、描いた夢に努力できる環境づくりを目指して、2023年2月にフィリピン マニラでファッションスクール「coxco Lab(ココラボ)」を開校しました。

フィリピン マニラのファッションスクール「coxco Lab」

「coxco Lab」は、フィリピンでファッションのデザインや縫製などの専門技術を習得するための職業訓練校(※政府公認 TESDA 取得)として、無償で授業を行い、現在はマニラに住む16歳〜23歳の男女8名が学んでいます。将来的には「coxco Lab」の卒業生が、ブランド「coxco」で働く未来を創造し、教育・雇用機会を創出することでファッションによる貧困問題の解決を目指しています。


 先日、私はスタディーツアーでcoxco Labを訪問した際、生徒たちの作品の売上の一部をお給料として渡す初めての「お給料授与式」という特別な瞬間に立ち会うことができました。そこで生徒たちが笑顔で嬉しそうにお給料を受け取る様子を見て私たちも笑顔になると同時に、生徒たちが作った作品が日本で販売され、その売上の一部をお給料として受け取る、といった循環されている光景を見ることができ、胸が熱くなりました✨そして、実際にcoxco Labの授業を見学し、真剣な眼差しでミシンやビーズ刺繍をしている生徒たちの姿がとても印象的でした。半年前まではほとんどの生徒がミシンを触ったことがなく、半年という短い期間でノベルティーポーチやビーズ刺繍の作品を作る技術を身につけていることに驚きとともに、夢の実現のために一生懸命頑張っている生徒たちにパワーをもらいました🔥私もこれからの活動を今まで以上に頑張りたい!自分にできる限りのことを全力でやろう!と強く思いました。この気持ちを忘れずに2月のファッションショーに向けて全力で駆け抜けていきたいと思います。

生徒達にお給料を渡す様子



最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のnote投稿もお楽しみに✨

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