”Dear Lotus” ディアロータス 蓮の花に込めた思い。
実は、よし、起業しよう!と思い立つ前から、屋号にするお店の名前を考えていました。かれこれ半年以上「何か閃かないかなー」「こういうのはインスピレーションなんよなー」と思いながら、たまに耽ってみるのがささやかな楽しみでもありました。だけどなかなかこれだ!と思うものは浮かばなくて。
個人的に10月ごろから精神的にすごく不安定になる出来事があり、11月から沈んで行き、ストレスによる逆流性胃炎の発作で救急車で何回か運ばれたりもしました。そして12月の最初はとうとう底まで堕ちました。
そんな私が復活したキッカケはこの記事参照願います▼
何かに吹っ切れた私はその負のオーラをすべてパワーにすることに成功しました。その日にもう一度名前を考えるために資料を見ていたら、とうとう閃きました。もうこの一言でこれだ!と決めました。
『蓮は 「泥より出でて泥に染まらず」 の花』
まさに、癌告知の瞬間から辛い治療中、見通しの付かなくなってしまった自分の人生、なぜか感じる孤独感……真っ暗闇の泥の中に堕ちた感覚になります。だけど私たちは紛れもない女。本来はみんな蓮の花のように綺麗な花なんです。
【象徴としてのハス】
ハスの花、すなわち蓮華は、清らかさや聖性の象徴として称えられることが多い。「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という日本人にも馴染みの深い中国の成句が、その理由を端的に表している。
古来インドでは、インダス文明の頃から、ハスの花は聖なる花とされ、地母神信仰と結びつき、神聖なるものの象徴とされていた。泥から生え気高く咲く花、まっすぐに大きく広がり水を弾く凛とした葉の姿が、俗世の欲にまみれず清らかに生きることの象徴のようにとらえられ、このイメージは仏教にも継承された。
仏教では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされ、様々に意匠されている。如来像の台座は蓮華をかたどった蓮華座であり、また厨子の扉の内側に蓮華の彫刻を施したりしている。主に寺院では仏前に「常花」(じょうか)と呼ばれる金色の木製の蓮華が置かれている。(wikipedhiaより抜粋)
『過酷な状況を乗り越えてこそ華麗に咲く』
なんてイメージ通りの意味合いを持つ花なんだ……。
確かに私たち日本人にとっては仏教の印象が強いですが、ここまで私の「がんを患った女性に、女としてのキラキラをあきらめてほしくない」と言う想いにぴったりな名前はもうこれ以外にない!と思い、
私は『Dear Lotus(ディアロータス)』親愛なるがんを患った女性たちへ。と言う意味を込めてこの名前を付けました。
ネガティブな印象の「がん患者」という言葉ではなく「ロータス」と思えばぐんと前向きになります。もう一度、いや何度でも私たちは花を咲かせてキラキラできるんです。気持ち一つでQOLはどんな状況でも向上させられるんです。
涙は強さに。私は絶対に女をあきらめない。
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