たくさん喋れば良い訳ではない
みなさんは喋り上手だとか、饒舌と言われる人を見てどう思いますか?
私は今まで頭が良いんだろうなぁとか、すごいなぁと思って見ていました。
しかし、この間キムタク主演のドラマ「Believe」を見て考えが一変しました。
ドラマ内では木村拓哉さん演じる主人公が、会社の経営陣から罪を着せられ刑務所から逃亡するのですが、斎藤工さん演じる弁護士が終始主人公を支え続けるのです。
その弁護士は、弁護士の割には論を述べまくるタイプではなく、言葉数は少ないのですが、一言一言を選び取って話しているのです。
主人公はその弁護士に対して、「あなたは弁護士にしては寡黙なタイプだ。だからこそ信頼できた。」と伝えたのです。
私はそれを見てハッとしました。
たくさん話せなくても良い。
たくさん話せば良いという訳ではない。
相手のことを思って言葉を選び取って話す、たとえそれが言葉数が少なくとも、相手に信頼感は伝わるのだと。
確かに、何かの営業を受けた時も、ベラベラと早口で話されても心に響かない。
相手の目を見て、相手の立場に立って、本当に伝えたいことだけを選び取って伝える、それだけでいいのだ。
これまで自分を苦しめてきた原因の1つがスッキリした気がしている。
私は私のままでいい。
私を受け入れてくれる人だけを愛する。
今日も好い1日になりますように。