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「あなたは一人じゃない」PMDDと向き合う私の物語

看護師として、ママとして感じていたPMDDの不安と孤独

医療の現場で働きながら
自分自身のホルモンバランスの
乱れに気づいたのは、
出産数年後のことでした。


月経前になると襲ってくる


激しい感情の波...


医療従事者として症状を理解していても
その苦しみは想像以上でした。



PMDDの症状は
特に黄体期に顕著になります。

理性では理解していても抑えきれない

抑うつ感

イライラ

そして自己否定感

これらの症状は、
仕事のパフォーマンスにも
大きく影響を及ぼしていきました。

医療の知識があるはずなのに
自分の体調管理ができないことへの
自責の念も重なり
心の重荷はさらに増していったのです。


ホルモンバランスの乱れは、
単なる体調不良ではありません。

それは、心と体の両方に
深く影響を与える重要な健康課題です。


PMDDによる症状は
時として家族との関係性にも
影を落とします。


子育ての中で感じる喜びさえも
ホルモンの波に
飲み込まれそうになる瞬間があります。

しかし、このような状況は
決して珍しいものではありません。

多くの女性が同じような
悩みを抱えているのです。

PMDD症状に悩む女性の数は増加傾向にあり

その背景には現代社会特有のストレス環境や
生活習慣の変化が影響していると
考えられています。

特に働く女性にとって
PMDDの症状管理は切実な課題です。


仕事のパフォーマンスの低下や
突然の体調不良による欠勤は
キャリアにも大きな影響を与えかねません。

しかし、適切な対処法を見つけることで
症状を和らげることは可能です。


PMDDと向き合う過程で
私は新しい発見をしました。

それは、完璧を求めすぎないこと。

つらい時はつらいと
助けを求めることの大切さです。


ホルモンバランスの乱れは
私たちの体が発するシグナルかもしれません。


自分の体と向き合い
必要なケアを行うことで

徐々に症状は改善していく
可能性があります。

女性ホルモンの変動は自然なものですが
その影響を最小限に抑えるためには
適切な知識と対策が必要です。

PMDDと上手く付き合っていき

自分らしい生活を取り戻すための
第一歩は


まずこの状況を受け入れることから始まります。



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