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WindowsServer2022のAdministratorパスの変更(備忘録)

この間、Windows Server2022でAdministratorのパスワードを変更しました。
ただ色々変更箇所があったので「こりゃ忘れる」と思いましたので備忘録として書いときます。同じ人がいたら役に立ててね!
*この備忘録ではWindowsServer2022の評価版を仮想マシンで使用しています


1.OSのAdministratorパスワードの変更

1.リモートデスクトップでサーバーにアクセスします。(リモートでない人は飛ばしてください)

コンピュータの部分にはサーバーのIPを入力しましょう!
私は間違えて上司のPCにリモートしそうになりました^^;

*リモートデスクトップ周りの説明を拡張しようと思いましたので追記しますb

IPを入力して接続を押すと以下の画像のように、どのユーザーでつなげる?資格情報を教えるんやとWindowsが聞いてきます。ここではAdministratorのパスワードを変更しますのでメールアドレスと記載の場所にAdministratorと入力、パスワードを入れてOKを押してください。

また、同じコンピュータ・ユーザーで何回も接続することが多い場合、リモートデスクトップ接続のオプションを押して、あらかじめユーザー名を指定することでユーザー名の入力をスキップすることも可能です。(
この画像では"worktest"というユーザーでサインインしようとしています)

オプションの表示を押して、表示されるユーザー名の箇所にユーザーの名前を入れておきます。
そうするとユーザー名が最初から入っている状態で資格情報の入力欄が表示されます。


2.Windows Serverにサインインします。ユーザはAdministratorです。
(リモートの場合リモート接続時にユーザー認証を行いますのでこの画面でパスワードを入力することはなく、いきなりようこそと出ます)

このOSには現在Administratorしか居ないのでこうなっています。

3.サインイン後、コントロールパネルを起動し、ユーザーアカウントのメニューにある「アカウントの種類の変更」を選択します。

ちょっと見えづらいかな・・・(;・∀・)
この蛍光ペンで書いた部分です

3.アカウントの種類の変更をクリックすると現在作成されているユーザーの一覧が表示されます。今回はAdministratorを変更するので、Administratorを選択してください。

まぁこのOSにはAdministratorしか居ないのでこうなります。

4.ユーザーを選択すると選択したアカウントの管理画面に入ります。画面内「パスワードの変更」を選んでください。

5.パスワードの変更を選択するとパスワード変更画面に行きます。現在のパスワードと新しいパスワードを入力して、パスワードの変更をクリックしてください

これで変更完了!

*変更後は1回サインアウトし、変わっているか確認しましょう!

2.サービスのパスワード変更

サービスのサインイン情報にはパスワードが記載されています。Administrator変更後その記載情報を変更する必要があります。
該当サービスにどのユーザーのサインイン情報が記載されているかは・・・
詳しい人に聞いて下さい。(サーバーによって変わるのでここでは断定できないです・・・)

1.サービスを起動します。タスクバーの検索欄に「services.msc」と入力し、サービスを起動します。

2.サービスを起動するとPC内で動作しているサービスの一覧が表示されます。該当のユーザー(ここではAdministrator)のサインイン情報が記載されているサービスをダブルクリックします。

3.サービスをダブルクリックするとプロパティが表示されます。プロパティ内の「ログオン」タブを選択し、中程にあるパスワードとパスワードの確認入力を新しいものに変更します。変更後、OKをクリックすると「アカウント”アカウント名”にサービスとしてログオンする権利が与えられました」と表示されますので、OKをクリックしてください。



ちなみに右クリックからの「プロパティ」でも行くことができます。

変更後はサービスを再起動してください。

3.タスクスケジューラーのパスワード変更

タスクスケジューラーのパスワードを変更します。今回、ユーザーパスワードを変更したため、作成したユーザーがログインしていなくても実行されるタスクのユーザーパスワードを変更する必要があります。その方法です。

1.タスクスケジューラーを起動します。検索窓に「taskschd.msc /s」を入力してタスクスケジューラーを起動してください。

コマンドの実行と表示されていますが、タスクスケジューラーを起動できます。

2.タスクスケジューラー起動後、左のツリーにある「タスクスケジューラーライブラリ」を選択してください。

3.タスクスケジューラライブラリでは、作成されているタスクの一覧が表示されています。タスクの前回の実行時刻や実行結果、作成者なども確認できますので、前回までちゃんと動いていたか心配な方はここで確認しておきましょう。

こんな風に表示されます。

4.それではタスクに設定されているアカウントのパスワードを変更します。
変更対象のタスクを右クリックし、プロパティを選択してください。

5.プロパティではタスクの実行条件や、操作などを変更できます。
ここではタスクの実行時に使うユーザーアカウントがパスワードを変更したアカウント(今回はAdministrator)であることを確認し、OKを押してください。

6.OKを押すと、タスクスケジューラーがユーザー情報を求めてきます。アカウントを選択し、パスワードを入力して。OKを押してください。

この認証が終われば変更完了!

*タスクが正しく実行されたか気になる方は後日、タスクスケジューラライブラリから実行結果を確認してください。

4.終わりに

この備忘録は自分とPCに詳しくないのにいきなり鯖缶にさせられた可哀想な人向けの完全初心者向けのものです。

お役に立てたら幸いです・・・

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