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Windows Server 2008 R2 のAdministratorパスワードの変更

昨日、同僚からWindows Server2022を書いたついでにWindows Server 2008 R2のことも書いてくれよとクリームパンを報酬に依頼されましたので書いていきます!。美味しかったよクリームパン・・・
今回使用するOSはWindows Server 2008 R2の評価版です。
タスクスケジューラーやサービスのパスワード変更はWindows Server2022で書いた内容と同一なのでここでは省きます。
見たい方は以下のURLから飛んでね。


1.OSパスワードの変更

Windows Server 2008 R2はWindows7をベースに開発されたサーバー用OSです(私はそう聞きましたが違っていたらごめんなさい!)。
Windows Server2022と違い設定というものはないので基本的にコンピュータの設定等はコントロールパネルで行います。(コントロールパネルを見た瞬間、私は懐かしいなぁと思いました)

1.Administratorでサインインし、コントロールパネルを開きます。デフォルトではカテゴリ別表記になっていると思いますので、これを変更します。(そっちのほうが私が好きなので・・・)
ウィンドウ右上にある表示方法横の「カテゴリ」をクリックして、「大きいアイコン」もしくは「小さいアイコン」を選んでください。

コントロールパネル周りはこの頃にはもうWindows10とそこまで変わらないくらい完成してますね

2.大きいアイコンか小さいアイコンを選択するとコントロールパネルの項目がカテゴリから各設定を示したアイコン表記に変わります。今回はAdministratorのパスワードを変更するので、「ユーザーアカウント」を選択してください。

懐かしいのぉ・・・懐かしい・・・

3.ユーザーアカウントを選択すると現在サインインしているユーザーの管理画面が出ます。今回はパスワードを変更するので、「個人用パスワードの変更」を選択してください。

4.個人用パスワードの変更をクリックし、パスワードを変更します。
現在のパスワード、新しいパスワード、新しいパスワードの確認と入力し、「パスワードの変更」を押してください。

これで変更完了!

*変更後は一度サインアウトして変わっているか確認しましょう

おまけ:Windows Server 2008系のコントロールパネルのUIについて雑記

さて、実機を触ったり、こうして試用版を触ったりしていますが、感想として2008ではコントロールパネルホームとクラシック表示の2つで、クラシック表示がデフォルトだったのに、2008 R2ではカテゴリ表示形式とアイコン形式を選択する方式に変わるなど、おなじ2008を冠していてもやはり変わるもんだなと思いました。

2008のコントロールパネル
2008R2のコントロールパネル

そしてコントロールパネルはこの頃には完成されていてこれが脈々と続いていっていると思うと感慨深いものを感じますね。

そしてなにより!ベースとなっているクライアント版のOSの操作感やUIを引き継いでいるので、Windowsに慣れているユーザーがそこまで迷子にならずに使えるのは良いなと思います。

Vistaのコントロールパネル。2008のベースOSだけあって一緒ですね
7のコントロールパネル。2008R2のベースOSです

おまけ2:Windows Server2008のOS名のコンピュータ上での表記

この記事完成後の会議で、OS名をコンピュータ上で確認した際に、OS名とコンピュータでの表記名が違う!これWindows Server2008じゃないのか・・・?と同僚が固まっていましたので、備忘録も兼ねて乗せておきます。

Windows Server2008はシステムに表示される名前で、「Windows Server2008」と表示されないんです。「Windows Server "エディション"」と表示されます。
例えばStandardモデルの場合 Windows Server Standardと表示されます。下の画像みたいに↓

Windows Server2008 Standard

Enterprise版の場合はこんなかんじ↓

Windows Server2008 Enterprise

Windows Server2008 R2になると・・・

Windows Server2008 R2 Enterprise

そして現行最新版のWindows Server2022では・・・!

Windows Server2022 Standard Evaluation

さて、もしサーバーのOS名がシステムの表記じゃわからないぞ・・・?となった場合には、コマンドプロンプト等で「winver」コマンドを実行するとWindows Serverのバージョン等を以下の画像のように表示してくれます。

ちなみにタスクスケジューラーは・・・

そんなに変わってないですね


さて・・・これでクリームパン分の仕事はしたはず・・・
Windows Server 2008系を触っている初心者の方のお役に立てたら幸いです

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