自己紹介 noteを始めた理由
noteを始めて1週間ちょっと。
すでにいくつか記事を書きましたが、改めて自己紹介をさせてください。
食レポをしているので、
本当は記事を読んでもらえるのが一番なのですが、
書き手の素性がわかった方が、
感情移入できるという人もいるかと思います。
メディア系フリーランス「夜勤のスペシャリスト」
入社したメディア系の会社が30代半ばに解散。
もともと誰かと一緒に何かをするのが苦手だったので、
何の迷いもなくフリーランスの道を選びました。
30代後半、夜勤の仕事の発注を受けます。
そこから、あれよあれよと同種の仕事が広がり、
最高で週4回の夜勤に。
すると、味覚障害と睡眠障害を発症。
これはまずいと勤務形態を見直し、現在は週3で落ち着いています。
自称:夜勤のスペシャリスト。
今年(2024年)50歳の節目を迎えたので、
そろそろ別な収入源を持って、夜勤生活を卒業したいのですが、
妻と子どもを守る大黒柱。
今はまだそのタイミングではなさそうです。
noteを始めるきっかけ① 心と時間に穴があきました
夜勤とは別に、昼間、視覚障害の方のための仕事をしていました。
これはボランティア以上のお金をもらえて、社会的にも意義のあるものだったので「70歳まで続けよう」。そう思っていました。
ところが5年前。担当者が変わった頃から雲行きが怪しくなります。
私に対する敬意がない。簡単に言うと、舐めているんです。
そのうえ、どれだけ相手に非があっても、
「働き方改革」で、なんでもパワハラになってしまう時代。
強く注意する事もできず、ますます相手はつけあがります。
気づけば私のプライベートな日記は、
この仕事への愚痴であふれていました。
そして、今年の夏。決定的な出来事が起き、ついに決別。
70歳まで続けたかった仕事をやめました。
このときは、悔しさと視覚障害の方々への申し訳無さで、本当に泣きました。
でも、自分の尊厳を守るためには、これしか方法がなかったのです。
せめてもの仕返しで、相手が一番困るタイミングで去ってやりましたけれどwww
大切な仕事を失い、心にぽっかり穴があいたのと同時に、
昼間の時間もぽっかりあいてしまいました。
noteを始めるきっかけ② お金への価値観の変化
メディア系の夜勤と、視覚障害の方のための仕事に明け暮れたこの10年。
フリーランスという、いつ仕事を失うかわからない不安定な立場もあり
「お金を稼ぐことが一番えらい」という思考にとりつかれました。
大企業につとめる同世代には、絶対に年収で負けたくない。
そう思い、お金第一主義で働いてきました。
仕事は楽しさよりもギャラの額で選ぶ。
貯金残高をチェックすることが、生きがいでした。
そうして貯まったお金の半分を、
私は身内に預けて、運用してもらっていました。
あはは、悪い予感しかしないですねw
そうです。身内が運用に失敗し、
私は預けていたお金をすべて失ったのです。
それを知ったのも、今年の夏でした。
実は数年前には、とっくにゼロになっていたのですが
私が確認したいというと、
偽造された証券会社のサイトを見せられていたので、
まったく気づかなかったのです……情けない。
直後は茫然自失で、精神状態も不安定になりましたが、
失ってしまったお金はどう騒いでも戻ってこないし、
家族が大病を患った、この世を去ったわけでもないしと、
数ヶ月経って、ようやく気持ちが整理できてきました。
そして、この事件で、お金に関する価値観が一変します。
もちろん今でも「稼げるだけ稼ぎたい」という欲求はありますが、
お金になるかは未知数だけれど、
自分の将来や人生が豊かになることをやってみたいと思い始めたのです。
ぽっかり穴があいた心と時間。
お金への価値観の変化。
生活環境と心境が激変したことで、
これまでやろうと思って出来なかったことを、すべてやろうと決めました。
そのうちのひとつが、noteだったというわけです。
「食べある記」へのこだわり
noteを始めるにあたり、自分の強みや他人との違いに思いを巡らせました。
そうして「夜勤明けの朝ごはん」という、
需要がなさそうで、やっぱりなさそうな、
でも、自分が続けられそうなテーマを見つけました。
記事を書くうえで、大事にしたいと思ったのは、
「初めてお店に行く人のために」ということ。
店独自のしきたりを知らずに、
店員や常連客に“チッ”と舌打ちされてしまうこと、ありません?
そうなるともう、その店は「大嫌い」になって、
食べログに悪口を書いてウサを晴らすしかありません。
それじゃあ、なんかつまらない。
なので、初めてのお店でも戸惑わないよう、
なんなら私が代わりに舌打ちをされて、
店の雰囲気やシステムなどを詳細に伝えられれば良いなと思っています。
その分、メニュー紹介や味の感想などは、短めかもしれませんw
多くの人に読んでもらえるような、
一風変わったグルメ記事を書くことが、当面の目標です。
【余談】近所の店が教えてくれたこと
最後にこれは余談です。
家の近くに、コンセプトがめちゃくちゃで、
とんでもなく不人気の飲食店があります。
人気が出ないので、店主はあらゆる工夫をしています。
そのどれもが、てんで見当違いのサービスで、
皆、苦笑しながら店の前を通っていました。
「1ヶ月でつぶれる」
私も近所の人も、そう言っていました。
それでも店主は試行錯誤をやめませんでした。
そんなことを繰り返していると、
たま~に反応があったり、うまくいったりするんですね。
ガラガラだった店内に、時折、客の姿が見えるようになりました。
「貸切」なんて看板が出ている日もあります。
お世辞にも人気店になったとは言えませんw
私もまだ店を訪れたことはありませんww
でも、自分を信じてあがいていると、
次第に道は拓けていくということを、その店が教えてくれました。
私も、なりふり構わず、あがいていきたいと思います。
その方法が、的外れでなければいいのですが。