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夜勤明けの会食は大井町「魚菜由良」の鯛づくし
夜に働いている、なゆた蟷螂です。
夜勤明けの朝ごはん「アケメシ(明け飯)」を記録しています。
夜勤直後のお出かけは全然アリ
前々回は、夜勤明け当日夜の飲み会でしたが。
今回は、夜勤明け直後に会食でした。
夜勤明けはヘロヘロで使い物にならないですが
それほど大事ではない打ち合わせや、
気心知れた人との食事を、予定に入れることはあります。
理由はやっぱり「時間が有効活用できるから」。
一旦、帰宅して仮眠して再び出かけるより
夜勤明け、一気に予定をこなしてしまった方が効率的です。
あと、子どもの学校行事や、
夜勤明けでも参加したいイベントがあったりも。
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向かったのは、大井町にある「由良(2号店)」。
創作料理の居酒屋ですが、
昼間のランチの評判がとてもいいということで
予約して行きました。
公式サイトには夜営業の案内しかなく不安だったのですが
問い合わせをしたら、ちゃんと昼もやっていた!
ちなみに1号店は仮店舗で営業中。
理由は、他店の火災の影響だそうで、
もらい事故とはいえ、心中お察しいたします。
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開店は午前11時半。1分前に到着すると、
すでに10人弱の行列が出来ていました。
サラリーマンから、主婦の女子会まで
客層は様々です。
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入店すると1階はカウンターのみ。
狭い階段を上がって、2階に案内されます。
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予約組では最後の入店になってしまったので
窓際の広い席には通してもらえず。
こんなことなら、少し早く行って、並べば良かった!
さすがの人気店です。
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席につくと、すでに前菜セットが用意されていました。
特に説明はなかったので、私の勘ですが、
本日の前菜三品は
「切り干し大根の明太子和え」
「しらすおろし」
「山形だしの豆腐」
&「しば漬け」
これらは何を注文しても付いてくる小鉢なので
あらかじめ配膳されていたわけですが。
それだけ無駄を削り、効率を重視する理由というのが。
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お得すぎる値段設定!
鯛めし膳 ¥1100
すき焼き膳 ¥1300
お刺身膳 ¥1400
鯛づくし膳 ¥1500 など
いまどきのファミレスよりも格安。
行列が出来るはずです。
私たちはせっかくなので「鯛づくし膳」を。
周りを見渡すと「すき焼き膳」が男女問わず人気でした。
手の込んだ前菜をつまみながら食事をしていると、
すぐに天ぷらが運ばれてきました。
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「海老とちくわ」。
海老のコストパフォーマンスの悪さと、過大評価されすぎなところには
一家言ある私ですが、この天ぷらは絶品。
思わず尻尾まで頂いてしまいました。
そうこうしているうちに「鯛めし」が到着。
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前菜と同じく、こちらも全メニュー共通。
ランチ客全員に小さな土鍋で炊いた鯛めしを提供するって
すごくないですか?
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もちろん、お味も申し分なく。
優しくて繊細、ほのかに鯛の出汁が香ります。
量は1合弱、0.7合といったところでしょうか。
女性でも問題なく食べ切れる量です。
あらかじめ鯛の骨を丁寧に取り除いて口に運ぶのですが
それでも残る小骨。
普段お刺身で食べているとなかなか気づきませんが、
喉に突き刺さりそうな鋭い骨から
鯛という魚の無骨さを知ることが出来ます(骨だけに)。
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あら汁も、厄介な小骨に苦戦。
が、たとえどんなに面倒でも、
最後まで残さず身を食べ尽くします。
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さらに、鯛のからあげ。
こちらも小骨が、骨の…(以下、同文)
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最後に運ばれてきたのは「鯛のお刺身(ごま醤油)」。
「そのまま食べても美味しいですが、だし茶漬けでどうぞ」
ということで、指示に従います。
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〆の鯛茶漬け。
この小さな小さな一膳が、夜勤の疲れた体に染み渡る。
食後は、だしを茶碗に注ぎ、
日本茶のように、鯛の旨味をすすります。
「鯛づくし膳」というだけあって、
最初から最後まで、とことん鯛を満喫しました。
これが税込み1500円。
フルコースを食べたような気持ちになれて、
体感では2500円~3000円レベル。
「安かろう、悪かろう」の昨今、
もはや「安い」だけでは店を選ばない中年男ですが、
「やっぱり安いは正義だ!」と思わせてくれるお店でした。
アケメシ情報
魚菜 由良 2号店
場所:JR大井町駅 徒歩10分
時間:11時半~13時 17時30分~22時
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