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田園調布の「江戸前鮨・関西寿司」二刀流
夜に働いている、なゆた蟷螂です。
夜勤明けの朝ごはんの「食べある記」をしています。
「夜勤明け」でも「朝ごはん」でもありません
この日は休日。
夜勤生活が長いと「夜寝て、朝起きる当たり前の生活」が愛おしいです。
朝、常識的な時間に目覚めて、向かったのは田園調布。
説明不要の超高級住宅街です。
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街を歩く人も優雅で、生活にゆとりが感じられます。
立ち並ぶ豪邸の前には、ベンツやレクサスが無造作に置かれていて、
さすが、生粋のお坊ちゃま、お嬢ちゃま。
セコムはしているんでしょうが、心配になります。
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ちょっとした所要を終えると、すぐに次の予定の時間。
でも、一旦、自宅に戻らなくちゃいけない。
どこかで、昼ごはんも食べなくちゃいけない。
というわけで、限界ギリギリのミッションが課せられました。
であれば、さくっと食べられるものをテイクアウトするのが最適解。
そこで見つけたのが「御鮓所 醍醐」です。
昭和11年に開業した、江戸前鮨と関西寿司、二刀流の老舗。
「田園調布でお寿司なんて!」と胸を踊らせて、
こちらで“寿司折り”を買うことにします。
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駅直結のショッピングセンターにお店はあります。
今回は、夜勤明けでも、朝ごはんでもありませんが、
開店が午前8時30分と早く、
普段の「夜勤明けの朝ごはん」にも使えそうです。
店の入口には、なにやら注意書きが。
![](https://assets.st-note.com/img/1730612236-s06RaXkztAqlfrLWQnp5jGx7.jpg)
「安全確保のためマスク着用を」
「店内が狭いので、入店は2名まで」
まるで、コロナ禍が戻ってきたかのような、厳格な指示。
場所柄、お年寄りが多いからでしょうか。
ここは慎重に、心してかからねばなりません。
いい接客をしてもらうには、いい客であらねばならないのです。
あらかじめ店頭のメニューを吟味し、
極力、滞在時間を少なくすむよう配慮。
カバンの奥にしまっておいたマスクを着用して、入店します。
素早く注文をすませると
「お作りますので、しばらくお待ち下さい」。
作り置きせず、その場で握って詰めてくれるこだわり!
さすが、スーパーのパック寿司とは格が違います。
次の予定が迫る限界ギリギリミッションの真っ最中、
あせる気持ちを抑えて、出来上がりを待ちます。
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ちなみに、店の反対側は駅の構内。
途中下車して買うことも出来ます。
ちなみにちなみに、本店は駅の反対側、売店からは徒歩2分程度です。
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待つことほんの1分程度でお寿司が完成。そそくさと店を出ます。
入口の注意書きで、ビクビクしながら入店しましたが、
店員さんはとても愛想のいい、丁寧なお店だったことを付け加えておきます。
売店は「関西寿司」のみの販売 「江戸前鮨」は本店で
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さて、今回、購入したのは
大阪寿司 ¥1300
箱寿司 ¥1550
バッテラ ¥850
「関西寿司(大阪寿司)」といえば「押し寿司」が定番。
「巻き寿司」や、今回は買いませんでしたが「茶巾寿司」などがあります。
さっそく、家に持ち帰り、家族と共にいただきます。
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まずは白身から。
「鯛だよね?」「鯛だと思う」となどと確認しながら食べます。
うん! 上品で優しい味がします。
田園調布セレブの味とでもいいましょうか。
穴子は穴子だけのセットも売っていたので、お店の名物。
口に入れた瞬間、ほぐれます。奥深いツメに、老舗の心意気を感じます。
特に秀逸だったのが、伊達巻。
ふっくらたまごが絶妙な甘さ。
卵焼きがこんなご馳走になるなんて!
普段とは違うランチに家族も上機嫌。
「買ってきて良かった」と胸を撫で下ろします。
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こちらはバッテラ。
別にサバ寿司(¥2500)もあって、おそらくお店では
「サバ寿司とバッテラの違いって何ですか?」
と頻繁に聞かれるのでしょう。
店内の貼り紙には
「バッテラはそぎ身。身の厚さが全然違います」
と、語気強めで書かれていました。
シャリは全体的に小ぶりです。
こんな話を聞いたことがあります。
ある寿司職人は、長年店に通う常連客の食が細くなり、
次第に一人前を食べられなくなっていく様を見て、
シャリの大きさを小さくしたそうです。
すると常連客は「きょうも一人前が食べ切れた」。
そう満足しながら帰って行ったのだそうです。
田園調布だけに、客層は年配の人も多く、
こちらのお店も、食べ切れる量のシャリにしているのかもしれません。
【要約】私には少し物足りない
「田園調布でお寿司」なんていう身分ではありませんが、
「田園調布のお寿司」を食べることが出来ました!
朝ごはん情報
御鮓所 醍醐(おんすしどころ だいご)
場所 田園調布駅直結 東急スクエア ガーデンテラス内
時間 午前8時30分~
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