「日本一の東京の朝食」銀座朝食ラボ
休日朝ごはんは少し贅沢に
今朝の朝ごはんは、ランチを兼ねて、
銀座のホテル内にある、小鉢ビュッフェ形式のお店
「銀座朝食ラボ」へ。
直訳すると朝食の研究室?実験室?
ビーカーとかフラスコで提供されるお店?
もちろん、そんなことはなく……
公式サイトには「日本一の東京の朝食」とあります。
大きく出たな! これは行ってみなければ!
と、さっそく予約。
予約時には「カウンター」か「テーブル席」かを選ぶのですが
ここでちょっとした悩みが。
口コミサイトによると、とにかく“一人あたりの席が狭い”という。
ならば、テーブル席が無難か?
ところが
中央の背もたれのないハイスツールも「テーブル席」だそうで。
「ここだけはいやだなぁ」
と、思いながらも
窓際に案内されることを祈って「テーブル席」を選択。
さて、雨模様の当日、新橋駅へ。
徒歩約10分で「ホテルミュッセ銀座名鉄」に到着。
ホテル2階のフロント横にお店を発見。
午前11時15分の開店前ですが、
すでに行列が出来ていて、入店も始まっていました。
あわてて最後尾に並び、少し待って案内された席は……
「ここだけはいやだなぁ」のハイスツール!!
まあ、文句は言えません。予約したの2日前ですし。
でも、あっちの窓際のテーブル席が良かったなあ。
な~んて思いながら腰掛けてみると……あれ?
席、ぜんぜん狭くない。
むしろ、かなり余裕あるけど?
他のテーブルもカウンターも、同じようなもので、
口コミサイトで“狭い”って言ってた人、どんだけ体格がいいんだよ!
制限時間90分のビュッフェ スタート
さて、こちらのお店は9つに仕切られたお盆、
通称「9升トレイ」に、ビュッフェに並んだ小鉢を入れていくスタイル。
もちろん9つしか選べないというわけではなく。
2周目以降は、9升トレイは没収されるものの、
普通のお盆でビュッフェを楽しみます。
……そんな店のシステムを、
初めてだったので店員さんが丁寧に教えてくれました。
ということで「日本一の東京の朝食」に出陣!
9月から11月はオータムメニューということで、
最初の9升、目移りしながら選んだ私のスターティングメンバーは……
特に手が込んでいたのが、白と黒の胡麻豆腐。
こういう品のある小鉢をいただくと、心が穏やかになります。
ちなみに豚しゃぶは、特別仕様。
席番号が書かれたプラスティックの札を、厨房前に置いておくと
できたてを店員さんが運んで来てくれます。
同時に札も戻って来るので、何回もおかわりできます。
いやしくも私、3回おかわりしました!
角煮や海老チリ、コロッケで
炊き込みごはんをかき込み、あっという間にスタメンを完食。
すでにお腹は7分目。
飛ばし過ぎた自分を反省しつつ、次のターンに向かいます。
ビュッフェの醍醐味は2周目から
小鉢を厳選しながらも、ようやく周りを見渡す余裕が出てきました。
客層は女性グループか、男女2人組がほとんど。
「フレンチトースト食べたいけど、食べたらお腹終わっちゃうね」
「じゃあ半分こしようか」
「しようしよう」
なんて、明日にでも別れそうな能天気カップルの会話も聞こえて来ます。
さて、次のわたしのメインは……
たまごかけ御飯、TKG! 東京昭島市の地鶏の卵だそうです。
これは食べておかなくては!
白ごはんの上にかつお節を贅沢に散らし、
醤油をかけようとしてふと隣を見ると……白だしが!
ここは、こっちでしょう。
他にもいろいろ盛って、再び自分の席へ。
たまごかけ御飯が、美味しくないわけはないので、感想は割愛!
スタメンにも入っていた角煮やコロッケ、海老チリをおかわり。
普段は絶対に手にとらない「柚子胡椒のおから いなり包み」なんて
小粋な小鉢もチョイスしてみました。
これでお腹はちょうど10分目。
さあ、デザートです。
メインはデザート? 恐怖のカスタマイズ
デザートは種類豊富というわけではありませんが、
フレンチトーストや、自分で作れる“ぱりぱり”最中
など、こだわりの逸品が並んでいました。
それらを軽くつまだところで、
お腹はもういっぱいだし、これで終わっても良かったのですが。
ふと気づいてしまったんです。
そういえばクロワッサンがあったことを……。
隣には、バターがあった。最中用のあんこもある。
もしかして、あの悪魔のデザートが自分で作れるじゃない!
お腹を裂いたクロワッサンに、
これでもか、これでもかと、バターとあんこを詰め込み、
クロワッサンあんバターが完成!
さらに、自家製ホイップチーズクリームまで添える暴挙。
カロリーおばけのデザートが完成。
食べた瞬間に、至高! 至極!
そして、治療中の虫歯に染みる甘さ!
歯が溶けるぅ~。
どんなドラッグよりも危険なデザート。
いや、ドラッグは合法含めてやったことありませんが。
もう1個! とも思いましたが、
さすがにオーバードーズ&オーバーカロリーを懸念して、
泣く泣く断念。
これは他のビュッフェ店でもできるカスタマイズデザートなので
自分の定番にしようと思います。
「日本一の東京の朝食」、看板に偽りなし!