危険なランチタイム⚠️
近頃よく海に行く!
防波堤脇に車を停めて、腰程の低めの防波堤を越えると、そこはもう砂浜で、日中波が押し寄せて来る辺りまでは10m程ある。
海水浴シーズンには賑わう場所だが、まだこの季節には人も殆ど見当たらない。
遠くのトテラポット付近に釣り人はよく見かけるが、私の居る場所からは、男女の判別が出来るか、出来ないか……!?
まぁ、どちらでも良いが、その位離れているので、ここの場所はとても静かで、のんびり出来る、私の癒しスポットなのだ。
車から降りると速攻、裸足に👣
春の陽気を感じながら、防波堤に座って、海と遠くの島々や、行き交う船を眺めながらのランチタイムは格別なのである🍴✨
そんなお気に入りの場所に、その日は可愛い彼氏と行っていた。
後から娘も合流すると言うので、3人分のお弁当を持って!
娘が来るまでまだ時間がかかるようなので、私と彼は先にお弁当を食べることにした。
食事よりも、砂遊びに夢中になっている彼に、おにぎりや、卵焼きを食べさせ、唐揚げを差し出したが、要らないと言うので、仕方ないなぁ、じゃあ私が食べるか……。
差し出したその唐揚げが、私の口にあと2秒で入るってタイミングで
バサッ、バサッ……
うっ…奪われたぁー😨
唐揚げを持った私の手を、一切傷付けることなく、直径わずか3cm程の唐揚げを、見事に、そして華麗に奪って行かれた~!!!
あまりに突然の強奪事件に唖然!
( ; ゜Д゜)
トンビは、奪い取った唐揚げを、少し前方の空中で、絶対に落とすものかと持ち直す仕草をし、更に空高く舞い上がり、海とは逆の林の方に消え去った。
砂遊びに夢中の彼は…夢中過ぎて、全く唐揚げ強奪事件に気付いていなかった😓
こわっ!!怖すぎる!!
もう、防波堤でお弁当食べれない!!!
そう思っていると、娘が到着した。
娘に先ほどの唐揚げ強奪事件の詳細を話し、危ないから車の中で食べた方がいいと勧めた。
だが、娘は
「そんなに上手に持っていかれるんなら、大丈夫やろぉー」
と、防波堤に登ると、お弁当を食べ始めた😰
空にトンビの姿はなかった!
……しかし、その5分後には……
トンビは3羽に増えており、頭上をぐるぐると回旋しながら飛んでいた…… ((( ;゚Д゚)))
さっきまで威勢の良かった娘も、車中で大人しくお弁当を食べている。 ( *´艸`)プッ
砂遊びにまだまだ夢中な私の可愛い彼氏は、砂浜に穴を掘り、オモチャを埋めたり、拾い集めた流木で何やらわからないものを作ったりして遊んでいる。
何も知らずに遊んでいる君に、何事もなくて良かったよ!!!