保育士のストレスチェック|人間関係改善のための自己診断
皆さん、保育現場での人間関係に疲れを感じていませんか?
私は保育士歴11年の現役として、多くの保育士さんの相談に乗ってきました。そんな中で特に「人間関係のストレスをどう解消したらいいの?」という声をよく耳にします。
今回は、あなたのストレス状態を客観的にチェックし、具体的な改善方法を見つけていくための記事を書きました。ぜひ最後まで読んでいただき、ご自身の状態を見つめ直すきっかけにしてくださいね。
1. 保育士のストレスチェックリスト
まずは、あなたの現在の状態をチェックしてみましょう。
以下の症状に心当たりはありませんか?
①身体的なサイン
🔲朝、なかなか起きられない
🔲夜、仕事のことが頭から離れず眠れない
🔲食欲が減退している(または極端に増加している)
🔲頭痛や肩こりが頻繁にある
🔲疲れが休息で取れにくい
②精神的なサイン
🔲ちょっとしたことでイライラする
🔲子どもたちと関わる時間が苦痛に感じる
🔲職員室に入るのが憂鬱
🔲仕事にやりがいを感じにくくなった
🔲休日も仕事のことが気になる
③行動面のサイン
🔲保育日誌の記入が遅くなりがち
🔲職員会議での発言が減った
🔲同僚との雑談を避けるようになった
🔲遅刻が増えた
🔲休みを取りたい衝動が増えた
3つ以上当てはまる項目があった方は、要注意サインです。
詳しい診断に進んでいきましょう。
2. 人間関係ストレス診断20項目
次は、より具体的な人間関係のストレスチェックです。
各項目を5段階で評価してみてください。
(5:とてもそう思う ~ 1:全くそう思わない)
【同僚との関係】
保育の方針について話し合える同僚がいる
困ったときに助けてくれる仲間がいる
日々の保育の悩みを共有できる
休憩時間に気軽に会話ができる
行事の準備で協力し合える関係がある
【上司との関係】
主任や園長に相談しやすい雰囲気がある
自分の意見や提案を聞いてもらえる
適切なアドバイスをもらえる
評価の基準が明確である
指導を受けた時、建設的な内容である
【保護者との関係】
保護者とのコミュニケーションに不安がない
クレームを受けた時の対処法を知っている
保護者から信頼されていると感じる
連絡帳のやりとりがスムーズである
保護者との距離感が適切に保てている
【職場環境全般】
職場の雰囲気は良好である
仕事の役割分担が明確である
情報共有の仕組みが機能している
休憩時間が適切に取れている
勤務時間は適切に管理されている
3. 診断結果の見方
▼採点方法
全項目の合計点を計算してください。
80点以上:健全な職場関係
60-79点:要注意レベル
59点以下:改善が必要な状態
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