2021.08.30 HIP HOPに関わる仕事を夢見るのは、残念だけど断固反対することになりそう
君には生まれてから色々と音楽を聴かせている。
お子様向けのものから、クラシック、ロック、エレクトロニカ、ヒップホップ、そして日本語ラップまで、YouTubeで一緒に聴いて、一緒に体を揺らしてきた。
でもヒップホップと日本語ラップを聞かせることは止めておこうと思う。namimonogatari2021とその後処理を見て思う。ダメだこの業界は。
HIP HOPはタチが悪いことに、ちょっと若い子たちが憧れそうな雰囲気を醸し出しているのと、一部の突き抜けたスキルのラッパー以外、自分でも出来そうと思ってしまう敷居の低さがある。
日本で手軽に雰囲気カッコよくなれるツールとも言えると思う。
そんな雰囲気インフルエンサーが、分別のつかない若者たちを誘惑する。
大麻、プッシャー、暴力、性差別・・・。
な、ラップよろしく、どれも始めるのは簡単だろう?
んで〆にラップに出会って変わったとか言われたら、謎に正当化されてしまう。
君が雰囲気カッコよさげなものに憧れて、ラッパーになりたいとか言い出したら最悪だ。
なぜなら深くいけばいくほど、実情は最悪に見えるからだ。
始めるのは手軽と思いきや、スキルだけで認められる人は極少数で、悪をバロメーターにしたヒエラルキー社会が透けて見える。昔よりも、最近さらに顕著に見えるのは気のせいだろうか。
今回出演していたラッパーも、悪いヤツバロメーターだと、ほとんどの面々は本物のアウトローには敵わない。若い頃はイケイケに見せても、生き残っていくためには、年とともにリブランディングをしていく必要がある。
イベントに呼び出されたり、小間使いにされているように見えることすらある。
はじめは今回も、イベンターがヤバくてやむを得なかったのかなと思った。
そうしたら残念、およそ社会人とは思えない言い訳のオンパレードがキックされている。
リリック書きまくってきたはずなのに、驚きの浅さだ。
知らずに行った。マジですか。ヤベェと思った。さよですか。
ステージで言うのがラップだろ。煽った同業、批判するのが、使命だろ。
アフターパーティーの存在も、ステージ上がるまで知らなかったのかよ。
ついでに波物語の過去を見たら、だいたい予想つくのが大人だろ。
漠然と行って出ただけなんて、ボケっとパチンコ打つのと変わらないよ。
それが日本語ラップのトップランナーだ。
君にはラッパーとは無縁の思春期を過ごして欲しい。
いつか君に自我が芽生えたら、何が無駄で何が大切か、そんなディスカッションもやってみたいな。
そういえば君は益々発声が強くなった。今まで以上に意思疎通できるようになった気がする。
言葉を発するのが楽しみだよ!
最初の言葉が、Say Ho!とかだったら卒倒しちゃうよ。