2021.07.19 100年の時を超えて、君に天使を見たのかもしれない
今日は4ヶ月ぶりに動物園へ。動物園の絵本が好きすぎるので、そろそろヴィジュアルの分かりやすいキリンに反応しないだろうか?という期待をしつつ。。。
結果はとにかく、暑かった!キリンの前で、キリンのページを開いて、リアルと飛び出す絵本のキリンをコラボさせてみたけれど、いまいち反応は良くない。
一番見ていたのはサイかな。
その後は母の実家へ。
君の曾祖父さんはここ1ヶ月で一気に衰えて、ほぼ寝たきりになってしまった。君の祖母は大変だろうに、表にはその大変さを一切出さず、曽祖父の介護をしている。
君が生まれてから2ヶ月間育ててもらった家だ。曽祖父と君はちょうど100歳差になる。俺は二人のやりとりが好きだ。お互い言葉にならない声を発し、コミュニケーションを取っている。曽祖父は立派な人で、こだわりも強い人だ。わざわざ散髪を行って、身嗜みを整えるまでは、君と写真を撮らせてはくれなかった。
あれから半年と少し。君はできることが多くなった分、曾祖父はできないことが多くなった。
母に抱かれ、曽祖父の側に近づけてみると、手を上げ、何かを話そうとしながら、君を触ろうとしてくれる。
君は空から舞い降りた天使で、その生命の力で、曽祖父の手を持ち上げているようにも見える。
生命は燃え、そして朽ちる。間に合ってよかった。
その後、君は疲れたのだろうか。2時間くらい絶叫で泣き続けた。。。