2021.10.29 お仕事を始めた
君は引き戸の開け閉めが好きだ。母の実家の引き戸もずっとやっている。
そして我が家では窓のようだ。引き戸よりも大分重い分、君も手応えというかやった感があるのだろうか。ずっとやっている。
今日も君はおもむろに窓に向かい、さてと仕事でもするか、とでも言うかのように開け閉めを始める。
しばらく見守っていたものの、君はものすごい集中力で、開閉を続ける。
時々何かを測るように、リズムを変え、窓の開ける幅を変えているが、一体何を考えているのだろうか。
しばらく見守った後、俺が君の名前を連呼して呼んでみると・・・。
こちらを振り返り、笑顔で俺の元に突進してくる。大事な仕事よりも俺の方が大事なのかな!?嬉しいぜ!