英語の先生が東欧人だったのがきっかけ

私は小学校低学年時にオンライン英会話を親に始めさせられた。
もちろん当初はネイティブの先生だった。

小学2年生の時かな。私は挨拶とthank you/ sorry/ please/ one more pleaseこのくらいしか英語を知らなかった。

イギリス人の先生だ。
その先生は日本に来たこともなければ、日本語も知らないので英語で私に英語を教えてくれた。それがもう大変だった。
何を言われてもわからず苦しんだ。でもズル休みは一回もせずなんとか会話が成立してきて、日本語に翻訳せずに勉強したおかげで英語脳が完成した。

2年間毎日25分。
2年ほどで辞めた。それも嫌いになったとかではなく、他の習い事が忙しくなっただけ。

そして数年後英語スピーチコンテストに出た。でも少し自分の英語が劣っているのに気づき、自分から英語をやりたいと親に伝え、またオンライン英会話を始めた。でも違うサイト。

使ったサイトには多くのノンネイティブスピーカーがいた。
みたことない国旗に惹かれ、東欧人のクラスを受け始める。

スロバキア、セルビア、アルバニア。
それも受ける前にその国旗を見て調べて、どんな国かと少しの知識を取り入れてから臨むようにしていた。

それがすごく面白かった。
聞いたことのないアクセント。みんな多くは語ってくれなかったが知らない国のことを知るきっかけとなった。

そこからじわじわとヨーロッパの歴史と国に興味を持つようになった。

スロバキア、セルビア、アルバニア人の先生たちはお世辞にも言えないくらい愛想が良い感じではなかったが教えることにとても熱心で、勉強になった。

若いのに懸命に働き、母語でない言葉を教えている姿に感銘を受けた。

もしかしたら私もこうなれるかもと思えたきっかけとなった。その当時私は中学一年生とか。
周りの誰もその3つの国を知らなかった。

それが私的にとっても面白かった。
他の人が知らないことを知っていることに誇りを持っていたのだ。

そこから東欧とバルカンに興味を持ち始めた。

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