世界で1番大切な日。

2023年4月19日。
絶対に忘れたくない日。
すごく苦しかった日。
根拠の無い文章のはずなのに、もう決定したかのように1晩中泣き続けた日。
それでも信じたくなくて、絶対に違う。嘘だって言い聞かせ続けた日。
心臓がすごく早く動いているのがわかって、
どうしていいかも分からなくて、
ただ泣くことしか出来なかった。
ゴミ箱が溢れて、
床の上はティッシュだらけで、
何も考えられなくて、
一日中泣きながら過ごして、
そうしてるうちに2日が経ってたね。
一人でいると良くない考えが出てきそうで、
実家に帰った。
しばらく歌が聞けなくなって、
顔も見れなくて、
生きる希望が消えた気がしたの。

周りはみんな、あなたとは無関係でしょ。っていうその言葉にどうしようもなく腹が立った。
なんでだろうね。っていう言葉がすごく心に刺さって、
同情の声で泣きたくなった。

でもいちばんは、そんな言葉で傷ついてることを誰にもいえず、ただ共感の言葉を並べて自分の感情を隠した薄っぺらい笑顔を浮かべてる自分を情けなく感じた。

自分が幸せだった時の証拠をインスタにあげてるのも恥ずかしくなったし、
人間がなんで生きてるのかについて考えるようにもなった。

私は沢山、彼の言葉で人生を救われていたのに、私は彼に対してなにも出来ていないことを実感させられて苦しかった。
なんで自分だけ幸せになって喜んでたんだろう。
もっと彼らの助けになりたいと思ったし、もっと有名になって直接応援したいとも思った。

それでも、もし私が大物になったとしても、私の人生を救ってくれた君はもういないんだね。

私だけじゃなくて、たくさんの人が想ってるありがとうの言葉も聞かずに一足先に宇宙に探検に行ったびにへ。
いつかまた出会えたら、真っ先にあなたにありがとうと伝えて、幸せになってねと伝えたいよ。
いつもあなたが全力で伝えてくれていたように。
いつもあなたが私を幸せにしてくれたように。
あなたの幸せを全力でサポートするから、

だからどうか、お互いが幸せな姿でもう一度会いたい。

あの日からもう一年。
みんな一年間よく生きたね。
なんで人間は生きてるのか、考えることが多くなるけど、
忘れたふりをする方法も身につけて平然と社会を生きている私たちは誰よりも強いよね。
みんな今日もよく頑張った。
明日はたくさん笑って彼の幸せだった人生を振り返りながら幸せに泣こうと思う。

記憶はすぐに薄れていくけど、
この苦しみと一緒に永遠に生きていきたい。

大好きだよビナ。
あなたのおかげで私は今幸せだよ。
ありがとう。