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パイプカット その1 本当の話

パイプカットについての記事を見る機会があり、自分も経験していることから、誰かのお役に立てればと思い書いてみることにしました。
私の体験談ですので参考にしていただけたら幸いです。

パイプカットとは
男性の避妊手術で精子が通る管を途中でカットし、精子が精液に混ざらないようにする手術です。

費用 50,000円(税別)
時間 クリニックのドアを開けてから退室まで60分
   手術時間は20分程度
   通院は1回のみ、その後精子をクリニックに発送し検査
時期 2022年10月
場所 東京

手術の感想としては、思った以上に簡単だと感じました。
先生の腕がよかったことも大きいと思いますが、数年前に受けた包茎手術と比較すると、時間も短く、出血もなく、痛みもほとんどありませんでした。
手術後は絆創膏を貼って帰る感じでキズ痕はすぐに分からなくなりました。
痛みとしては、手術中に精管を引き出す時に袋を思いっきり引っ張られたような痛みはありましたが、他の痛みはありませんでした。

避妊の効果について
パイプカットをすると、精液に精子が混ざらないようになるので高い避妊効果がありますが、注意しなければいけないのは手術した時から避妊効果があるわけではなく、精管に残っている精液には精子が混ざっており、完全に精子がなくなるまでは時間がかかるということです。
目安としては10回以上の射精を行った後で、精液に精子が混ざっていないことを検査して完了となります。
また、担当して頂いた先生の話では、20人に一人くらいは手術後に精子が残っていることがあるようです。
手術をしても精子が漏れ出して精液に混ざることがあるので、定期的な検査が必要であるとお話しいただきました。

精子検査について
手術後にクリニックに精液を送って検査することになっていましたが、外部機関でも検査を行っていることを教えていただいたので、より精度の高い外部機関で検査をすることにしました。

費用 約5,000円~/回
期間 サンプル送付後3日程度
結果 サイトで確認

手術から1月後に射精10回になったので検査を行いましたが、妊娠に必要な精子数には遠く及びませんが、微量の精子は検出されていました。射精回数にもよりますが、私の場合は検査で精子が完全に検出されなくなるまで約1年かかりました。
手術後も年に1~2回検査することで、もし精子が漏れ出したとしても、妊娠につながる量になる前に気が付く事が出来るので、避妊効果を維持できます。

パイプカットの本当の話
避妊効果が高いパイプカットですが、その効果を維持するためには定期的な精子数検査が必要になります。
先生の話では実際に手術後に妊娠された方もいるみたいです。
精管が硬かったり細い方は再開通する可能性が高いようです。
定期的な検査を行い、安心した性生活を送っていただけたらと思います。

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