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投資の基本を学ぶ前に押さえておきたい用語集
みなさんこんにちは!
日に日に寒くなってきていますが、体調おかわりありませんか?
今回は、基本の投資用語の解説をしていきます。用語がわからないと、読んでいてもつまらなくなっちゃいますよね。
今日も一緒に5分、勉強していきましょう!
基本的な投資用語とその意味
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1. リターン
意味:投資から得られる利益のこと。金額や割合で表されることが多い。
補足:例えば、10万円を投資し、1年後に11万円になった場合、リターンは1万円または10%と表現します。リターンが高い投資ほど利益は期待できるが、リスクも伴う場合が多いです。
2. リスク
意味:投資の結果が期待値から外れる可能性。リターンがプラスだけでなく、マイナスになる場合も含む。
補足:リスクが高い投資商品(個別株、仮想通貨など)は利益を得やすい反面、損失の可能性も大きい。一方、債券や預金はリスクが低く安定しています。
3. ポートフォリオ
意味:投資家が保有する資産の組み合わせ。異なる種類の投資商品を組み合わせて分散投資を行う戦略。資産配分。
補足:たとえば、50%を株式、30%を債券、20%を現金とするポートフォリオは、リスク分散の一例です。個別商品の値動きに左右されず、資産全体の安定性を図る効果があります。
4. インデックス
意味:市場全体や特定のセクター(業種やテーマ、材料など株式が持つ特性に着目して分類したグループのこと)の平均的な値動きを表す指標。
補足:たとえば、日経平均株価やS&P500がインデックスの例です。これらに連動する投資信託(インデックスファンド)は、初心者にとってリスクを抑えた商品とされています。
5. 分散投資
意味:複数の商品や市場に資産を分けて投資することで、リスクを軽減する方法。
補足:株式や債券だけでなく、不動産や商品(ゴールドなど)への投資も含め、分散することで一部の資産が損失を被っても全体のダメージを最小限に抑えることができます。
6. 利回り
意味:投資元本に対する利益の割合。一般的に年単位で表される。
補足:たとえば、10万円の元本で1年間に5,000円の利益が出た場合、利回りは5%となります。利回りは投資商品のパフォーマンスを比較する際に重要な指標です。
7. 手数料
意味:投資商品を購入・運用する際にかかるコスト。主に証券会社に支払う。販売手数料、管理費用、信託報酬などの種類があります。
補足:手数料が高い商品は運用益を削る原因となるため、手数料率が低い商品を選ぶことが投資パフォーマンスを最大化する鍵です。
8. リバランス
意味:資産配分(ポートフォリオ)を見直し、元の割合に戻す作業。
補足:たとえば、株式50%、債券50%で運用を始めた場合、株価の上昇で株式が60%に増えたら、株式を一部売却して債券に移すことで、50:50のバランスを保ちます。
10.投資信託(インデックスファンド)
意味:複数の投資家から資金を集め、ファンドマネージャーが株式や債券、不動産などに分散投資を行う金融商品。
補足:投資信託は、少額からでも広範囲に分散投資できるため、個人では難しいリスク分散が容易に可能です。
例: 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
eMAXIS Slimシリーズ(低コストで知られるインデックスファンド群)
11. ETF(上場投資信託)
意味:証券取引所に上場している投資信託。株式のように取引できる。
補足:インデックスファンドに似ていますが、リアルタイムで価格が変動するため、柔軟な運用が可能です。手数料が低い商品も多く、初心者にも人気があります。
12. ロボアドバイザー
意味:AIやアルゴリズムを活用し、投資家のリスク許容度や目標に基づいてポートフォリオを自動構築・運用するサービス。
補足:リスク分散、資産配分の調整、リバランス(資産配分の再調整)を全て自動で行う。初心者でも運用の専門知識が不要だが、年率1%前後の運用手数料がかかることが一般的で、インデックスファンド単体に比べると割高。
例 WealthNavi(ウェルスナビ):グローバル分散投資を実現する人気のサービス。
THEO(テオ):リスク許容度に応じたポートフォリオを提供。
13. 複利
意味:運用で得た利益(利息や配当)を元本に組み入れて再投資することで、次回以降の利益が元本+利益の合計に対して発生する仕組み。
補足:複利では、元本が増加するごとに利益が加速度的に増えます。これを「雪だるま式」に資産が増えると例えることもあります。
例:
元本:100万円
年利:5%
単利:1年後に増えるのは5万円。毎年5万円ずつ増加(10年後は50万円の利益)。個人向け国債(固定金利型)や、銀行の定期預金などが該当する。元本が守られることが多い。
複利:1年目に5万円が加わり、2年目は105万円が元本として運用される(2年目の利益は5万2500円)。10年後には約62.89万円の利益になる。
メリット:時間をかけるほど資産が増加しやすくなるため、長期投資に非常に効果的。若いうちに始めるほど効果が高い。
デメリット:短期運用では効果が小さいため、利益を実感しづらい場合がある。また、手数料が高い商品では複利効果が減少する。
注意点:複利効果を最大限活用するには、再投資可能な投資商品(投資信託、株式など)を選ぶことが重要です。また、途中で利益を引き出さずに運用を続けることが成功の鍵となります。
実際の活用例:
つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)は、長期で複利効果を得やすい仕組みになっており、初心者にもおすすめの投資方法です。
複利を理解し、計画的に活用することで、少額の資金でも長期的に大きな資産形成が可能になります!
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さて、次回は運用の具体例などを含め、忙しい方向けのnoteをお届けします!
日常の中で効率的に運用するコツなどをお伝えできればと思います♬
ではまたお会いしましょう!