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お米のバイオマスプラスチック「ライスレジン®」とは?
脱プラの動きがいろんなところで行われていますよね。
レジ袋が有料になったり、ストローがプラスチックから紙ストローに変更するお店が増えたりとみなさんの生活の中でも徐々に変化を感じているのではないでしょうか。
そんな動きの中で、プラスチックとうまく向き合っていく為に、「バイオマスプラスチック」と呼ばれる、バイオマス(植物などの再生可能な有機資源)を原料に作られた新しいプラスチック材料も増えてきています。
フードロスの削減や石油系プラスチックの削減に貢献できる点や、気候変動問題の要因でもあるCO2(二酸化炭素)の増加を抑制するプラスチック材料として注目されています。
今回は「バイオマスプラスチック」の1つでもある、「ライスレジン®(非食用米を配合した樹脂)」についてご紹介したいと思います。
お米のバイオマスプラスチック「ライスレジン®」とは?
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「ライスレジン®」は、お米(非食用)由来の国産バイオマスプラスチックです。食用に適さない古米、米菓メーカーなどで発生する破砕米など、 飼料としても処理されず、廃棄されてしまうお米を、新しいテクノロジーでプラスチックへとアップサイクルしました。
ライスレジン®の工場を見学してきました!
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今回はライスレジン®を製造しているバイオマスレジン南魚沼様の工場を見学させていただきました!
中に入った瞬間、マスクをしていてもわかるくらいの香ばしいお米のいい匂いが建物いっぱいに広がっています。
ライスレジン®ができるまでの工程は大きく3つ。
①材料を混ぜ合わせる
お米に熱と水を加えて炊くようにしながら、お米とプラスチック原料を混ぜ合わせていきます。
②粒状に形成
混ぜ合わさったものをパスタのように細く伸ばして粒状にカットしていきます。
③乾燥
均等に水分が抜けるようしっかり乾燥させて袋詰めします。
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お米の割合が大きくなるほど作るのも難しくなるそうで、案内をしていただいた大塚さんによると、
「ライスレジン®を使用したお客様からは、流動性やお米由来の粒による影響のご意見をいただく機会があります。弊社ではその課題を解決するため、日々研究・開発を行っています。」
とのこと。ライスレジン®商品の裏側には、バイオマスレジン南魚沼様のたゆまぬ努力があることを知りました。
工場見学の後にライスレジン®商品も紹介していただきました!袋やスプーン、歯ブラシ、子供用のおもちゃなど種類は様々!
今回取材を快く承諾してくださったバイオマスレジン南魚沼の皆様、ありがとうございました!
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DEAR EARTHでもライスレジン®を使った商品を販売予定なのでお楽しみに!
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*製品例*
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[トヨタカローラ富山 様]
【ライスレジン®についてのお問い合わせ】
イセ株式会社 https://isekabu.co.jp/
富山県高岡市佐野1187
TEL:0766-21-4222(担当:廣野まで)
【ライスレジン®商品の購入はこちらから】
※ライスレジン®は株式会社バイオマスレジン南魚沼の登録商標です。