大きな家
先日大きな家を観ました
渋谷のホワイトシネクイントという映画館で予約してたんですけど間違えて同じ系列のシネクイントに行っちゃったんです もうすでに時間ギリギリプラス道に迷ったんで泣く泣く諦めました
ホワイトシネクイントとシネクイント名前似すぎじゃないですか もっと全くの別名にしてほしいです🥺 クリスマスの渋谷はすごかったです
いつもよりおめかししたカップルばっかでした
クリぼっちはクリスマスに外に出るもんじゃないと思いましたね 何しにきたんやと不貞腐れながら渋谷を後にしました
帰り道ワンチャン、立川でまだ観れないかと調べたら奇跡的にギリギリ間に合いそうな時間に上映があったんです 即予約して最寄駅を通過して立川で観ることになりました。
大きな家は今後配信とかの予定はないので映画館でしか観れないんです。私、14才の栞も大好きで次回作も絶対見たいと思って楽しみにしてた映画です
前置きが長くなりましたが感想述べますね
施設っていうとやっぱりマイナスイメージが多くて 例えば一緒に暮らしてる人からのいじめとか
自由がないとか でも鑑賞後はそういうイメージからは少し脱却できたと思います
少なくとも私の目からは彼らに施設で暮らしていることからくる暗さのようなものは感じませんでした
一人一部屋与えられているので一人になりたかったら逃げられる環境なのがすごくいいなと
部屋の中には大量のコスメとかぬいぐるみ、ゲームがあったんです それを見て自分の欲しいものがちゃんと手に入れられるんだなと 当たり前を施設では別のこととして考えていた自分がいました 塾に通っている子もいたし 子供たちの欲望を最大限叶えようとしている施設の努力に拍手を送りたいです
施設は自分にとってどんな場所かという質問に対し
実家ではない、施設って感じ
預かってもらってる場所
というような返事が多かったですね どんなに居心地がいい場所だったとしてもやっぱり本当の家ではないという感覚なのかな
一緒に暮らしている子たちはどんな存在かの質問に対し
一緒に暮らす他人
友達より深い関係の人
実の兄弟よりもグイグイいける
周りから家族だって言われるの嫌なんです
映像ではまるで兄弟のように接しあっているように見えたのでちょっと意外でした
第三者が安易に彼らの関係性を決めつけてはダメだなと肝に銘じました
単に施設育ちというところだけに焦点を当てるだけじゃなくて、その子自身の普段の暮らしや考えも組み込まれてました 施設育ちの子特有の何かっていうのは特に感じなくて、普通にそこら辺にいるような子達ばっかでした
大きな家 多くの人に見ていただきたいなーと思いましたね
私自身、施設は未知の世界だったので単純にこの映画を通して施設に対する解像度が少し上がりました これだけでも大きな収穫でした