男性が座ってトイレすることの意外なデメリットとは?

最近、自宅で男性が座りションをするのがブームだ。しかし、外のトイレでも座りションをすることに慣れてしまって、取り返しのつかないことになってしまった私の体験談を聞いて、座りションは自宅だけをオススメしたい。

男も家では座りションの時代

2021年のライオン株式会社の調査では、自宅のトイレでは座って小用を足す「座りション」男性が約6割となっているらしい。

私も家族に言われてから、尿が外に飛び散らないように座りションをするようになった。座りションは尿が跳ねないし気に入った。

でも、家では座りションの男であっても外のトイレでは小便器があるので立ちションが一般的だろう。私の周りの6人に調査すると、自宅では3人が座りションだが、全員外では立ちションだった。

しかし、私は家で座りションに慣れたので、会社でも座りションをするようになった。幸い、私の会社のトイレは超空いている。個室で小をしても迷惑になることは少なかったからだ。つまり、「座りションしかしない男」になった。

しかし、これが悪夢の始まりになるとは思いもしなかった。

立ちションができなくなってしまった

ある日、出張で品川駅に立ち寄ったときのこと。電車の出発が迫る中、おしっこがしたくなりトイレに向かった。

いつも通り座りションをしようとしたら、個室は全て満室!しかも2人待ち!男の大は長く、待ってられない。小便器で用を足すことにした。

小便器に立って、尿を出そうとする。しかし、ものすごく尿を出したいのに、なぜか出ないのだ…。私は漏れそうなまま、電車に乗った。

出張先の駅に着いて、再びトイレへ。

しかし、またも個室が空いてない。仕方なく小便器に立つ。やはりものすごく尿を出したいのに尿は出ない。

幸い個室の男が出てくれ、個室に入ると、すぐにおしっこを出すことができた。

ここで個室があかなかったら膀胱破裂寸前だったよ、危ない…。

排尿恐怖症になってしまったことが判明

これ、排尿時に他人への恐怖から排尿できなくなる、排尿恐怖症という恐怖症だということが分かった。

原因は人により様々らしいが、私の場合は他人のいない個室トイレに慣れてしまって、排尿時に他人が恐怖に感じやすくなったらしい。普通に外のトイレでは立ちションしていて排尿恐怖症になる人が多いみたいだが、私の場合は座りションが原因かな。とにかく排尿時に他人を異常に意識するようになってしまった気がする。

外のトイレでも立ちションしないのはさすがにやりすぎだったと後悔。他人と違うことはするべきではないと感じた。

身体が悪いから立ちションできないわけではないので、病気として泌尿器科で治療するみたいなことは、やはりできないらしい。

それ以降、外のトイレでは小便器で立ちションを心がけているが、全然出ない。一度排尿恐怖症になると、簡単には治らないらしい。

しかし、排尿恐怖症界隈では有名な下のnoteなど、治ったという人もたまに見る。

転職も考えてる中、次の会社のトイレは今ほど空いてないかも、と考えるとこのままでは困りすぎるので、排尿恐怖症をしっかりと治そうと思う。

家で子供や旦那に座ってさせてる奥さん。私みたいにならないように、ちゃんと子供や旦那は外で立ちションしてるか確認しておいて下さいね

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