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【SNSマーケティング】Instagramの投稿を準備するのに大切な考え方は?
Instagramの運用の始めたけど、うまくいかない…ペルソナや投稿の構成はしっかり考えたのに…他に何を気にすればいい?どうしたらいい?
こんなお悩みありませんか?
Instagramは簡単には結果が出ません。
「奥が深い」といえば聞こえはいいですが、「刺さる」投稿や「自然と目につく」投稿が見られやすいというのは大前提です。
多くの人に見られれば、興味を持ってくれる人やあなたのアカウントへ訪れてくれる人も増えます。
多くの人に見てもらうには、どうしたらいいのか…
この記事では、その答えがわかります。
具体例も多様に取り入れていますので、あなたの投稿内容と似ている部分が見つかるはずです。
以前にも、Instagram運用に取り入れるべき考え方として、FOMOやADIAモデル、ジョブ理論についても紹介をしました。
このほかにもInstagramの運用に大切な考え方があります。
すべてを網羅して投稿を作成するのは難しいですが、一つずつチャレンジをしてみて、反応をうかがうと自分のターゲットとする層への刺さり方が見えてきます。
1. カクテルパーティ効果
ターゲットユーザーが自身に関連があると感じる情報に特に注意を向ける現象を指します。この効果を活用すると、多くの投稿の中で際立つコンテンツを作ることが可能です。
Instagram運用をしようとしている皆さんもユーザーの一人です。皆さんがInstagramをどういうときに見ているか、振り返ってみてください。
ぼーっと眺めている・移動時間の時間つぶしに…ということも多いはず。
そういうときって自分に無関係なものは見ないですよね、興味があるもの、友達や好きな芸能人や趣味関連…つまり、自身に関連があると感じる情報を見ていますよね。
Instagramでの活用
Instagramでは、投稿が大量のフィードの中で埋もれてしまうことがあります。この理論を活用するには、ターゲットにとって「自分に関係がある」と感じられる内容を含めることが重要です。具体的には、ユーザーのニーズに直接応えるキャッチコピーや、フォロワーに親近感を持たせるストーリーが有効です。
具体例
人気テーマとして「時間短縮術」に注目する場合、例えば以下のような投稿が考えられます:
キャプション:「忙しいあなたへ。たった5分でできる朝のルーチンで、1日がもっとスムーズに!」
画像内の文字:「あなたの朝を変える魔法の5分間」
2. パラドックス・オブ・チョイス(選択のパラドックス)
選択肢が多すぎると、かえって満足感が低下し、行動が抑制される現象です。投稿内容を整理し、選択肢を最小限にすることで、ユーザーの行動を促しやすくなります。
「いくつも情報があるほうがユーザーのためになる」というのは誤解です。
先ほどもお伝えしたようにユーザーはゆったりした時間や隙間時間でInstagramを見ています。そんなときにたくさんの情報が来ても…見ません🥲
大切なのは、要点を絞り込むことです!
Instagramでの活用
投稿において選択肢を絞り込み、シンプルな行動を促すのが効果的です。たとえば、「次のステップに進むための3つの方法」や「これだけを知っておけばOK」といった形で情報を整理すると、ユーザーの負担を軽減できます。
具体例
人気の「美容」テーマでの投稿例:
キャプション:「冬の乾燥対策に必要なのは、この3つだけ!」
画像内の文字:「1. 保湿クリーム 2. 加湿器 3. 飲む水分量」
3. エンゲージメント理論
ユーザーの関与を引き出すことが、行動を促進する鍵となる理論です。特に、双方向のコミュニケーションや感情的なつながりが重要です。
「ただ見るだけで終わらせない」何か行動をとってもらうことが肝心です。
ですが、Instagramではアクションを起こしてもらいやすいツールがたくさんありますのでご安心ください。
Instagramでの活用
ユーザーが積極的に関与したくなる仕掛けを作ることが大切です。たとえば、質問形式の投稿や投票機能を活用したストーリーズを取り入れると、エンゲージメントを促進できます。
具体例
人気の「旅行」テーマでの投稿例:
キャプション:「あなたが次に行きたい旅行先はどこですか?コメントで教えてください!」
画像内の文字:「私たちの次の旅先を一緒に決めましょう!」
このほかにも、投稿の保存やコメント・いいねというアクションもあります。これらはつながりにくいアクションですが、別の記事でもお話しているようにジョブ理論やFOMO、ADIAモデルでかなりアクションの数値に変化が出ますので、参考に以下の記事もご覧ください!
4. 視覚的階層の法則(Visual Hierarchy)
デザインにおいて、視覚的な要素を使って情報に優先順位をつける考え方です。ユーザーが重要な情報を直感的に理解できるようになります。
難しい言い方をしていますが、Instagramを普段から使っている皆さんにとっては当たり前の法則かもしれません。
見出し(大切な情報)は大きく、補足説明は小さめに、という法則です。
Instagramでの活用
フィード投稿やストーリーズのデザインで、この法則を意識することで、重要なメッセージがしっかりと伝わります。たとえば、大事な情報は目立つフォントや色を使い、補足情報は小さめの文字で配置します。
具体例
人気の「料理レシピ」テーマでの投稿例:
メイン画像:完成した料理の写真
テキスト:「たった10分でできる簡単レシピ」(大きなフォント)
サブテキスト:「必要な材料:たまご、トマト、ほうれん草」(小さなフォント)
5. フレーミング効果
同じ内容でも表現方法によって受け取られ方が異なる現象です。ポジティブなフレームを使うことで、ユーザーの興味や行動を引き出すことができます。
隙間時間にパッと見るものとして「ネガティブ」なものは見ませんよね。
自分の休憩時間にちらっと見てマイナスな気持ちになりたい人はいません。
共感者を求めることはあっても自ら辛いほうへ進みはしません。
投稿する前に「ネガティブ」になっていないか、ご確認ください!
Instagramでの活用
ポジティブな印象を与える表現を選ぶことで、ユーザーの興味や好感度を引き上げることができます。特にキャプションや画像内のテキストで、この効果を活用するのが有効です。
具体例
人気の「健康」テーマでの投稿例:
キャプション:「毎日たった10分の運動で、1週間で体が変わる!」
画像内の文字:「10分で1週間の変化を感じてみませんか?」
これをネガティブにすると…
キャプション:「10分でも運動しないと、体は変わらない!」
画像内の文字:「1週間で変化を感じるには毎日10分は運動が必要!」
ネガティブには聞こえないという風に感じるかもしれませんが、「~ないと~ない」「~には~が必要」というのはマイナスな印象を与えます。
これらの理論をInstagram運用に取り入れることで、ユーザーの興味を引きつけ、エンゲージメントを向上させる効果が期待できます。具体例を参考に、自分の投稿にどの理論を組み合わせられるかを考えると、より効果的なアプローチが見えてきます。
Instagramには様々な情報があふれています。
ググる時代からタグる時代になりました。そんな中でもあなたの投稿が多くの人に見られるようにするために、この記事の内容しかり、このほかにも投稿しているSNSマーケティング関連の記事もご覧になっていただければ嬉しいです!
すべての理論を取り込むのではなく、それぞれ1投稿に1つの理論を意識して作成・投稿をして、その結果、ユーザーからどのような反応が来るのかを見ていくことが最重要事項です。
ただ作るだけで満足していては、先はありませんよ。
私もこの意識で準備をしています。(まだ準備段階なんかい!と思った方…申し訳ない。諸事情で2025.1.1~Instagramの投稿を開始します)
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