AI活用の入り口:プロンプトの基本-その9-具体例
前回にも少し事例を紹介しましたが、今回は私が実際に利用した参考フォーマットに関する事例を紹介していきます。
1.場面
私が参考フォーマットの出番だ!と思って使った場面は「商品紹介」です。
会社のホームページに商品紹介を記載したいという声があり、そのフォーマットを先に検討して、実際の事例を詳細に伝えながら、サービス紹介の文面を作成してもらいました。
この方法を活用すれば、新商品紹介のリーフレットやおすすめ商品の紹介文を効率よく作成することができると思います。
2.実際のプロンプト
下記のプロンプトが私が実際に作成して、依頼した内容です。
太字の単語を{}で囲んで、その情報をどのように活用して作成するのかを指示しています。
そうすることで、生成する文面の中に工夫して組み込んでくれます。
そして、返ってきた回答がこちら↓
実際に商品紹介として使う場合はデザインを工夫して引き込むことができるような魅力的な商品紹介にしますが、それも「どのような人に魅力的に感じてほしいか」ということをイメージして、その情報も含めてプロンプトに入れ込めば、商品紹介の文面も変わりますし、デザインの相談も可能です。
私はこのトラベルバックの商品紹介をするとなった時に「どんな人に買ってほしいか」「商品紹介は誰宛てか」という詳細な人物像(ペルソナ)を確認して、商品紹介の文章作成に取り掛かったので、一度作成してもらった上記の回答からさらに追加で指示を出して求めているものに一番近いものを提案しました。
ここには「自分らしさ」を加える必要はないかなと感じて、そのまま送っています。
デザインの工夫もお伝えし、参考にしてもらえれば~というくらいで添えました。
このような形で複数の商品紹介文を一気に作成することができ、納期1週間だったものを2時間で納品しました。
依頼者もとても喜んでくれ、早速ホームページに記載してくれました。
スピード感をもって仕事をするということは、顧客の満足度にもつながります。それによって自分の稼ぎも変わりますし、次もお任せしたいというお声もいただけ、効率化できたことの達成感もあり、満足したお仕事でした。