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AI活用の入り口:プロンプトの基本-その8-

今回から基本編を再開して、8つ目のテーマをご紹介します。
基本編も後半に差し掛かり、これからはあなたが求めているものにより近づけるための指示だしについて紹介していきます。

これまでは回答として生成してもらうための内容に関しての情報が多かったですが、今回は「出力の方法」に注目します。

1.出力の方法とは?


資料によって「箇条書き」を使ったり、「文章」だったり、「表形式」だったり…いろいろな表記をしていると思います。
その表記のことをここでは出力の方法としています。

プレゼンをするときにはスライドにはできるだけ文字を入れないようにしたいな…とか、レポートだからしっかりと詳細な説明を入れたいな…とか、場面によって文字の量も異なりますよね。

2.出力の方法を変える意味


では、なぜ、表記の仕方や文字の量を気にするのでしょうか?
そうするのが当たり前だからという感覚もあるかもしれませんが、その資料を読む人が読みやすい、理解しやすいように「そうするのが当たり前」という風になっています。

具体的にお伝えすると、例えば、こんな場面なら、文章もしくは箇条書きのどちらを選択しますか?

「プロ野球の各球団にいる有名選手を球団ごとにおしえて」
といわれたら…

私は確実に箇条書きで表記して伝えます。
・A球団:○○選手
・B球団:△△選手

という風に。

いくつかの同じ類のものが並ぶときは箇条書きで見せるほうがわかりやすくて、見やすいですよね。

逆に、これを「A球団は○○選手が有名で、B球団では△△選手が有名です。さらに、…」としたら、困惑しますよね(笑)

3.AIにも表記の仕方を指示する


ChatGPTに質問や何かの生成を指示する際にも、「箇条書きで教えて」「グラフにして」「表にして」と指示を出すことで、こちらがわかりやすい表に表記を変えてくれます。
もちろん、質問の内容から勝手に判断して表記を工夫してくれますが、AIから教わったことや生成してもらった文章をそのままほかの資料に転記したい場合などはしっかりと指示を出すことが効率化の要となります。

次回、具体例を用いながら詳細に説明してきます!


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