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【驚愕】日本におけるAIの認知度・普及状況を調べてみた①日本の現状

ChatGPTは2022年11月30日にOpenAIによって正式に発表されました。
これは、GPT-3.5を基盤とした最初の一般公開モデルで、無料で利用可能な形で公開され、多くの注目を集めました。
発表されてからもう少しで2年が経過します。
※蛇足ですが、11/30は私の誕生日です😄

その後、2023年3月にはより高度なモデルであるGPT-4を搭載したChatGPT Plusの提供が開始され、さらなる機能拡張が行われました。
この公開により、生成AIの利用が一般ユーザーの間で急速に広まりました。
そんなChatGPTが代表的である「生成AI」ですが、日本ではどれくらい認知されていて、普及(利用)されているのでしょうか?

noteを見ているとAIに着目しているアカウントはたくさんあります。
そのため、普及しているのでは?と思うかもしれませんが、結論からお伝えすると実際はそうではありませんでした。
たしかにnoteにはAIを専門とするアカウントを運営している方もたくさんいますし、そのアカウントへのフォロー・スキもたくさんあります。
しかし、それはあくまで「関心がある人」がいくつものアカウントをフォローしているにすぎず、日本全国・日本人全体で考えるとまだまだです。

1.AI普及の現状
日本人のAIに対する意識や利用状況に関する調査結果を以下にまとめます。

ChatGPTの認知度と利用率(2023年6月時点)
野村総合研究所(NRI)が2023年6月に関東地方の15~69歳を対象に実施した調査によれば、ChatGPTの認知率は68.8%、利用率は15.4%でした。
同調査では、特に若年層(10代、20代)の利用率が2023年4月→6月で大きく高まっていると報告されています。

日本のChatGPT利用動向(2023年6月時点)~若年層を中心に利用率が高まる~

ビジネスパーソンにおける生成AIの認知率(2023年5月時点)
NRIが2023年5月に実施した調査では、ビジネスパーソン全体の生成AIの認知率は50.5%でした。性別・年代別に見ると、男性の認知率が高く、特に20代から50代の男性で高い傾向が見られました。

アンケート調査にみる「生成AI」のビジネス利用の実態と意向

~生成AIを仕事に活用しているビジネスパーソンの割合は3.0%、トライアル中は6.7%。
「ドキュメントの要約」、「マニュアルの作成」などへの活用に期待~

総務省の調査結果(2024年版情報通信白書)
総務省が2024年に発表した情報通信白書によると、日本における生成AIの個人利用率は9.1%で、他国と比較して低調でした。利用しない理由として、「使い方がわからない」「生活に必要ない」といった回答が多く、特に高年齢層でその傾向が強いと考えられます。

生成AI利活用について国内外で総務省が調査。日本での利用率は9%と消極的な結果に

この3つはChatGPTに情報を集めてもらいました。
それぞれの引用元の記事を見に行ってみると、
・女性より男性のほうが認知・活用している
・若者のほうが利用している割合が高い
・使わない理由は「無知」や「警戒心」
という状態でした。

女性の社会進出が必須である日本においては、もっと女性にも普及してほしいところです。
近年は「主夫」というワードも広がりましたが、依然として女性が家庭に、という傾向は高く、家庭面で負担が多いのは女性です。
仕事をして退勤して家のことをして…疲れて寝るという女性は多いのではないでしょうか?

また、若者のほうが新しいシステムへの抵抗が弱く、年齢が高まるほど警戒心が強そうです。
仕事が奪われる、特にこれといった理由はないけど使うのが不安など、無知だからこその不安に駆られている印象です。
知れば怖くないですし、知ろうとしていないのに怖がっているのはもったいないです。

だからこそ、より私はもっと発信をしてAIを知ってもらわなきゃと感じました。
次回は
①なぜ、日本では普及が進まないのか
②アメリカではどうなのか
について、考えてみたいと思います。

日本ってしばしば新しいものの導入が遅れる傾向がありますよね。
日本発祥のものはすぐに普及して定着しているものの、海外発のものに関しては警戒心が高い印象があります。
AIでも同じかなと思いますが、その原因や背景って考えたことありますか?
アメリカでは最先端に進んでいるイメージがあると思いますが、実際のところどうなんでしょう?
AIの新機能が発表されると大きく取り上げられますが、アメリカ社会への普及はあまり聞きませんよね…?

次回、お楽しみに!明日公開です!


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