はじめに:本noteは、言隹(以下、「私」といいます。)が提供するコンテンツをご利用いただくうえでのご同意事項となります。
はじめまして、言隹(いすい)と申します。
私の仕事は、「規約や契約を作ったり直したりレビューするだけ()の簡単()なお仕事」です。
お察しの良い方はピンときたかもしれませんが、世に言う「法務部」で働いています。
筆が乗って「世に言う」なんて書きましたが、実際会社の中で「法務部」が何をしている所なのか、当事者以外で具体的にイメージできる人はあまりいないのではないかなと思います。
それもそのはず。
「法務部」と一口に言っても、その中で行われる業務は会社やチーム毎にかなり違います。
場合によっては、他の部署や個人で法務の機能を兼ねていることもありますね。(兼業法務や一人法務のみなさまの凄さには同業者として頭が下がります。)
また、法務は業務のほぼすべてに守秘義務がかかっているようなものなので、なかなか表舞台に出てくることはない職種だと思います。
さて、冒頭の「規約や契約を作ったり直したりレビューするだけ()の簡単()なお仕事」という言葉ですが、これは私が実際に社内の人に言われた言葉です。
これを言われた時の気持ちは、同業の方であればお察しいただけることでしょう。
本当にそうなのか。法務(部)とは、そこで働く人々はどんな人たちなのか。
それをぜひこのnote(と時々ツイッター)で伝えられたらいい。
……そう思った事が私にも一瞬ありました。
そうです、守秘義務あるんです。(二度目
しかし、「このまま「法務」という仕事が代筆屋・代読屋のような誤解をされたり、法務何それ?という状態はあまりに虚しすぎる……。仕事のことは詳しく書けないけど、普段仕事でどんなことしてるかをぼかして話したり、再現するのはギリギリいけるのでは……?」と思いました。
なので、趣味と自分のスキル向上の一環として、このnoteを以下のように使おうと思います。
(1)一般に公開されている様々なサービスの規約を勝手にレビュー
(2)話題になった事案の検討
(3)一般的な契約条項や法律に関する学びのまとめ
(4)その他私が書きたいと思ったこと
いつまで続くかは分かりませんが、筆の向くまま気の向くまま、このnoteを通じて法務というのがどういう仕事なのか、発信していくついでに自分自身でも見つめ直すきっかけになったらいいなと思います。
なお、本当に筆が遅いので、更新頻度は期待しないでください……。
何せこの記事もファーストドラフトがちょうど一年前でしたので。