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#3 フランスパリ留学・滞在記_住居探し編①

皆様こんにちは、いかがお過ごしでしょうか。 飽きずに3回目の投稿を始めていこうと思います。
今回は、今の住居をどうやって探していったかを紹介していこうかと思います。今後フランスでの長期的な生活を予定している人に届けばよいかと思います。

どうやって探そう! 不動産のサイトを漁る

大学院から一人暮らしを始めていたのですが、当時自分の賃貸に対する条件と出せる家賃のバランスがなかなか難しく、常識がなかった自分のせいでかなり家探しには苦労した記憶がありました。(友人と話すとかなり驚かれるのですが、内見は10件~20件近く漁ったような記憶があります。) さて、もちろん海外の賃貸を探すのも初めてなので、まずは文明の利器を活かしてインターネットで検索。
幸いにも、日本人向け?のフランス(主にパリ)における不動産を紹介してくれる不動産会社が何社があったので、まずはどんな家や家賃が相場なのかを調べることに。。。
少なくとも私は3社のホームページを見続けて、自分の好みに合う家を探し始めました。

日本とは違う物件の特徴

想像できる通り、日本の賃貸とは似ていないことが多く、ほとんどのアパートは築年数が長いです。地震とかの影響もあるのか
また、調べてみると下記の部分の備品があるかどうかに違いがありました。
家具付きかどうか

家具付きである場合は、ベッド、シャワー、ソファー、冷蔵庫、電子レンジ、セントラルヒーティングなどはどこにでもある
一方で

  • 洗濯機

  • 食洗器

  • 乾燥機

  • インターネット

  • テレビや掃除機など家電

  • バスタブ

  • テレビモニター

等の必需品ではないものはあったりなかったりすることが多く、これらの備品があることで賃料は当然ながら上がっていきました。
パリ市内で探すと、最低限の備品と20㎡くらいの部屋で1100€/月 というイメージでした。(2024年11月現在で182,000円くらい)
もちろんこれに加えて光熱費やインターネット、住宅保険などの加算を考慮すると200€は高くなると思っていました。

こだわりが強い私の物件探しの戦いはここから始まり、

  1.  精神上、閉鎖的な空間にいたくない ということから できるだけ広い部屋

  2. 使うかわからないけど、バスタブはあると精神的に安心

  3. コインランドリーは大変なので洗濯機はあってほしい

  4. 体質もあると思いますが、カビがあると蕁麻疹がでる気がするので、風呂とトイレは別

  5. 出来れば大家さんは英語が通じる方

  6. もろもろ込みで1500€/月が上限

というわがままを極めた条件を考えて探しました。
いま思えば、こんな条件は簡単に見つかるわけがない!!

奇跡的になんとか条件にあう物件を発見!

毎日3社のウェブページと漁っていたところ、少しだけ予算をオーバーしてしまうものの条件に合う物件を発見して、急いで連絡を取りました。
しかし、大きな落とし穴がありました。

2024年の夏、パリオリンピックの開催

聖火の気球

不動産会社の方曰く、パリオリンピックに備えて高額で貸し出すことを考えている大家さんが多く、貸出物件数が少ない+オリンピックシーズンは家賃が3000€/月近くに跳ね上がることがほとんど・・・
友人たちには「パリオリンピック見に行けるじゃん!!」などといわれていましたが、こんなことになるとは思ってもいませんでした。
とにかく不動産会社の方とやり取りをして「家賃の交渉はするから、まずは必要書類を送って」 ということで準備を進めていきました。

第二の問題 保証人について・・・

私の両親はすでにリタイアしていたため、保証人は勤務先のボスになってもらおうとしていました。(ボスももちろん快諾。)
しかしながら不動産会社の担当者は「いざという時に助けてくれるのは親族だけだから、勤務先の上司は認められない!」と一点張りで、リタイアしていることを伝えると保証会社に依頼してくれ となりました。
(これに関してはボスも納得できず「特別な事情で親族がいない場合はどうするつもりなんだ!」とご乱心でしたね。)
なるべく出費を抑えたいのにもかかわらず、さらなる出費が出てくる上に、家賃の交渉も成立するかわからない状況で不安しかなかったため、私はここで家を探すのを諦めました。

住居探しプランB:フランスで探す!

ボスや同僚、フランスに住んでいた先生も住居探しにかなり力を注いでくれたのですが、みんな口をそろえて言うのが「パリの家探しは本当に大変」ということでした。
海外で働く・生活することの厳しさを最初に思い知らされたのを、今でも覚えています。

ネットで調べた話ですが、フランス現地で家を探す場合、大家さんが募集したときに、借りたいと思う人たちが、内見に一度に集まって、各々自分の情報(収入とか?)を大家さんに提供し、大家さんが誰に貸したいかを決める
という流れでした。
フランス語が話せないという言語能力にディスアドバンテージを抱えているので、なかなか難しいんじゃないか と思っていましたが、アントニオ猪木さんの「迷わず行けよ、行けばわかるさ」精神で 現地での家探しを決意しました。

こんな時に役立つAirbnb

Airbnbは大家さん?と直接やり取りをすることができるので、自分の状況を細かく伝えて理解のある方のところをお借りしました。
本当に素敵な方に巡り合えて、「パリで住む家を探しているのでその間だけ、借りていたい」という旨を伝えると、「あなたが予約した期間以降の予約の受付を停止したから、もし長めに住むことになっても問題ないよ。賃料はその時に話し合おう!」
とかなり柔軟な対応をしてくださり、安心してフランスに旅立ちました。
フランス到着時も早朝だったのですが、かなり早めのチェックインを歓迎してくださり、フライトの疲れをそぎ落としました。

フランス初日の空

ヘッダーには、私が短期間の間お世話になった、セーヌ川が見える公園の筋トレ用具をアップします。
挨拶する程度のフランス人のおじさんと仲良くなったのですが、相変わらず筋トレしているのだろうか・・・

思った以上に記事が長くなってしまったので、ここまでにします。
次はフランス現地での家探しについて話したいと思います!

それでは良い一日をお過ごしください。





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