【写真で実例紹介】 アパリセで学べるリペア技術とは?
アパリセのなかでも「リペア」は月利を大きく伸ばせる人気のサービス・コンテンツです。
リペアを学ぶと、今までは対象外だった商品も仕入れられるようになり、販売して得られる利益が2倍以上になることもあります。
本記事では、リペアの概要と具体的なテクニックについて解説します。独学からでも始められる知識が得られるので、ぜひ最後までお読みください。
そもそもリペアとは?
リペアとは、傷や汚れのある商品を修理して、元の状態に近付けることです。似ている言葉に「リメイク」がありますが、リペアとは全く別物なので注意しましょう。それぞれの違いは、次の通りです。
リペア:
傷や汚れがある箇所を直して「元の状態に戻す」リメイク:
色の塗り替えやパーツの貼り付けをして「別の物に作り変える」
アパリセでは、カバンや洋服の布地についた汚れを落としたり、レザーの擦れている部分を塗り直したりする補修方法について教えています。
なぜリペアを学ぶのか?3つのメリットを紹介
物販で利益を伸ばしていくために、リペアの技術は欠かせません。リペアをするメリットは以下の3つです。
仕入れ値が抑えられる
ライバルがいないところで仕入れができる
利幅をしっかり取れる
順番に解説します。
1.仕入れ値が抑えられる
リペアを学ぶと、仕入れ値が抑えられます。リペアが必要な商品=状態が悪い商品、であることが多いです。
そのため、店舗やフリマサイトでほかの販売者が仕入れるような商品と比較して、非常に安く仕入れられます。
例えば、以下のように相場が5万円前後の商品も、状態が悪いと約半額の2.5万円で仕入れられる可能性があります
約2.5万円で仕入れた商品を、リペア後に相場で売るだけで、2万円近い利益が得られました。
このように、仕入れ値が安く抑えられるので、赤字や資金切れが起きるリスクを軽減し、利益を確保できるのがメリットです。
2.ライバルがいないところで仕入れができる
リペアを学ぶメリットの2つ目は、ライバルがいないところで仕入れができることです。
メルカリ転売やAmazon転売をはじめ、物販をやっている人はたくさんいますが、リペアを実践している人はほとんどいません。そもそも、傷や汚れがある状態から直せることを知らない人も多いです。
リペアができると、多くの方が対象としない商品まで仕入れられるようになります。ライバルがいない商品を仕入れられるので、物販で成果を出しやすくなります。
3.利幅をしっかり取れる
リペアができると、利幅がしっかり取れるのもメリットのひとつです。繰り返しになりますが、同じ商品でも状態が悪いものは安く手に入ります。
リペアによって状態を戻すことで、売値を上げられるため、仕入れて販売するだけの転売よりも利幅が取りやすいです。
また、リペアなしで利益が取れる商品でも、ちょっとした傷や汚れの対処を施すと、利益として得られる金額を増やせます。
商品を横流しするよりも、リペアをして状態をよくするという付加価値をつけることで、利幅を取りやすくなるのが魅力です。
リペアに取り組むうえで押さえておくべきルール2選
リペアに取り組む際は、以下の2つのルールを守りながら進めましょう。
費用対効果が合うものを選ぶ
リペアできる物とできない物を区別する
順番に解説していきます。
1.費用対効果が合うものを選ぶ
リペアをする際は、費用対効果がある商品を仕入れましょう。リペアは色の補修や汚れ落としなどの軽微な作業で5〜10分ほどの時間がかかります。
さらに、リペアが必要な箇所が多かったり、裁縫・メッキ補修など手間のかかる作業が多かったりすると、20~30分以上を要することも多いです。
さらに塗料などの材料費もかかるため、時給で見ると通常の転売より利益が安くなってしまうリスクがある点には注意しましょう。
このように、作業したにもかかわらず、時給が安くなることがあります。リペアを実施する際には、かかる作業時間を見極めて、見合った利益(時給)が取れる商品を選ぶのが重要です。
2.リペアできる物とできない物を区別する
リペア前提で仕入れる際は、直せるものとそうではないものを区別できるようにしておきましょう。
バッグの角擦れや洋服のほつれなどは、リペアで対処できます。ただし、バッグの革自体が取れてしまっていたり、補修できない素材(エナメルなど)だったりする場合は、専門店ではない場所で直すのが困難です。
リペアを前提に仕入れた商品が修理できないと、利益が取れないだけでなく、赤字になってしまう可能性もあります。リペアの習得と一緒に、できる物とできない物の判断基準も覚えておきましょう。
リペア技術編
ここからはリペアの具体的な技術について解説していきます。
バッグや小物
バッグや小物で利用する代表的なリペアの技術は以下の5つです。
カラー補修
調色
汚れ落とし
パイピング補修
メッキ補修
具体例を交えて順番に解説します。
・カラー補修
レザーの角擦れなどに対して、黒や茶色などの単色で塗れるものを利用してカラー補修を行います。実例は以下のとおりです。
・調色
調色は複数の塗料を組み合わせて、素材と同じ色を再現してカラー補修する方法です。調色には、色の三原色に関する知識を中心に、何と何を混ぜると色を再現できるのかを理解しておきましょう。
オフホワイトの素材に対して、汚れ落としと調色補修を行った例は以下のとおりです。
・汚れ落とし
汚れ落としはリペアのなかでも簡単に取り組める手法です。汚れ落としは素材に合った道具を使って、バッグや財布に付いた汚れを落としていきます。
実際にキャンバス素材の汚れ落としをした例は以下のとおりです。
・パイピング補修
カバンの角にあるパイピングという箇所を補修するリペアです。パイピング補修は専門の補修剤を用いて行います。
実際にバッグのパイピングを補修した例は以下のとおりです。
・メッキ補修
金具の金メッキなどが剥げてきてしまった部分を補修するリペアです。「メッキ工房」と「金色の厚付け液」を使って直していきます。
メッキ補修のリペア例は以下のとおりです。
アパレル類
アパレルで利用する代表的なリペアの技術は以下の4つです。
染み抜き
虫食い
ほつれ補修
裁縫
具体例を交えて順番に解説します。
・染み抜き
アパレルでは、通常の汚れはねや黄ばみと同様に漂白剤や汚れ落としを使って染み抜きを行います。以下のような汚れを落とすことで、きれいな状態で販売することが可能です。
・虫食い
羊毛やカシミヤコートなどの虫食いに対しては、虫食い補修針を用いてリペアしていきます。以下のような大きさの虫食い穴であれば補修可能です。
・ほつれ補修
ほつれに対しては、ほつれ補修針を使って直していきます。以下のようなスエード素材のほつれはリペアが可能です。
・裁縫
洋服の破れに対しては、裁縫セットにある糸と針を用いて補修していきます。リペアする際は縫い跡が目立たないように「はしごまつり」という縫い方をするのがおすすめです。裁縫のリペア例は以下のとおりです。
最後に
アパリセでは上記のようなリペアについての知識を、動画コンテンツでしっかり学習できます。また、希望者にはオプションで、現地でリペアを学べる「リペア同行」を選択することも可能です。
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