そうだ、和歌山に行こう〜帰りは晴れやかに~
先輩と旅行に行くのは2回目?になります。たぶん。
以前の京都旅行の時は雨の中伏見を散策し、今後は雨の中熊野古道を歩きました。
私の徳が足りないというのか……
道中歩きながら、おまじないを唱えます。
「カムイパパイヤアホーイヤー!!」
「何それ」
「晴れの神様にお願いするおまじないです。ちなみにアイヌ語。カムイパパイヤアホーイヤー!!!」
そして、和歌山旅行最終日。
カーテンを開けたらどっぴーかん。
「前の宇治もそうだったねぇ(笑)」
確かにぃ……
朝ごはんはつけてないので、前日買ったパンとかヨーグルトとか野菜ジュース。こういう気楽さが嬉しい。
早めにチェックアウトをして熊野詣での最後の1社、「那智大社」へと向かう。(余談だが、「那智」の意味を調べたところ、現地の言葉で「山の入口」的な意味があるそうで)
駐車場はスムーズに停められたし、延命の水もしっかりゲット。(ゆうてんの父は行く先々の湧き水を持って帰ると喜んでコーヒーを淹れるため)
那智の滝への参道は高い木々に囲まれる。鎮守の森というのはこういうのを言うのかもしれない。
石段を下った先にどーん!と見える那智の滝。
今は観光地化されているが、もしこれが、険しい道を抜けた先に現れたとしたら、神様の存在を感じるかもしれない。
帰る前にお土産屋さんに寄る。
実は母にお餞別でお金をもらっている。まったく使わないのはおかしい話だ。
母へのお土産はご飯のお供、父へのお土産はワンカップ酒と決めている。なので梅干しと「那智の滝」というお酒を買った。どちらも消え物だが、写真だけは一杯撮ったので、思い出話と一緒に楽しんでもらおう。
「あ、ゆうてんちゃん。これ……」
先輩が地ビールを指差す。
おどろきすぎて棚にザックをぶつける。(迷惑)
「先輩、なんてものを発見するんですか!!すいませーん、これもくださーい!!」
今回は熊野詣でがメインのため、那智の滝が最後の観光地となる。
あとは帰る道中に道の駅でお土産を買うだけ。
「和歌山行くの?ふーん。和歌山だったらみかんかなぁ」と暗にお土産を催促してきた弟に向けてである。ちなみに、地元民の先輩曰く「ちょっと早いかなぁ?? 送ろうか?」だそうだ。
寄った橋杭岩の道の駅でみかんジュースと日本酒とめはり寿司を買う。私はたくさん食べたいわけじゃないが、地域の名産品や郷土料理には興味がある。今回は鯨肉とめはり寿司だ。両方食べられたから満足です。
なんか気付いたら瓶モノばっかりになって、やたらと重くなってしまったカート。
まあいっか。
話は尽きないが余裕持って駅に到着。
なんせ帰りの道中がえらい長いので、飲み物食べ物をたくさん用意する。
「あ、ちょっと待って」と先輩に観光案内に誘導される。
そして大量に渡されるパンフレット。
「布教ですか???」
「そうだよ」
ワカヤマイイトコナンドモオイデ
思い出とノンアルに浸りながら帰ろうと、パンフレットを広げるが。
読むより先に眠さが勝ち、ウトウトとしているうちに乗り換えになりました。
二次会。(一人で)
今度は度数の少ないビール。
今回はなかったんですが、正気のサタンというヤッホーホールディングスの微アルコールビール、美味しすぎてびっくりしました。
旅行は明るいうちに帰るのがいいですね、気が滅入らない。
すでに一週間も経過しているのですが、あの後に神社との相性というものを調べました。
どうやら、熊野大社、白山(奧宮)、鞍馬寺というのは相性が良いらしく、「唐突に行かなきゃ」と思ったのは何かご縁があったのかもしれません。
ちなみにめっちゃ元気になりました。