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眠れる厨二心と絵を描いていた頃の自分。

厨二病は完治しない。
最近、そう思うようになった。
今は昔ほどアニメに執着しないが、クロスにパール大好き、フリルにレースもっともっと好き状態で、服も油断するとそっち系が欲しくなる。好きなもの着ればいいじゃないという風潮はあるが、年齢に引っかかりを覚えてしまうのだ。未練たらたら、レースアップブーツはやめられない。
十代二十代のころ、満足行くまでゴシック系の服を着られなかった。引きずってる。もういっそ買って着ようかなとすら思う。
最近断捨離をする中で、ALI PROJECTのCDを数枚手元に残したという話をした。
今日、久し振りに動画で勇侠青春謳と阿修羅姫を聞いた。
血が滾る。
なんか、こう、眠っていたオタクの自分が目覚めそうになる。この表現をする時点でもう厨二病である。である文体になっているのでもう否定のしようがない。
昔は曲イメージで話を妄想していたなぁと思った。
少し絵を描きたくなった。
昔は寝る間を惜しんで描いたのだが、とある方の同人誌の表紙を描いて以降、凝った丁寧な絵が描けなくなってしまった。たぶん、あの時点が私の最高峰だったのかもしれない。
「骨の接続がおかしい気がする」
「顔と髪のバランスがわからなくなった」
「顔の大きさの整合性がとれない」
「洋服の構造がわからない。しわがわからない」
「主線の中に丁寧に色が塗れない」
もう大パニック。絵を描いている間もパニックだが、納品した後もパニック。それまでの絵の描き方を忘れてしまった。
よく親に言われるのだが、私はある程度までとてもうまくできるのに、凝りすぎて分からなくなってしまう傾向があるらしい。過去、私はそういった理由で、マット運動の前転と後転が回れなくなったし、跳び箱の縦が跳べなくなった。唐突にできなくなるのだ。
私から言わせれば、その時点で才能がないのだが。
iPadPROを買えば、液晶タブレット代わりになって絵が描けるようになるかもしれないと思っていた時期もあった。
結局、今まで使っていたお絵描きソフトと違うため、使い方が覚えられず、下絵より先に進めなくなった。
でもやっぱり、絵を描くのは好きかもしれないなぁ。
落ち着いたら再開をしてみようと思う。
趣味なんて、いつはじめてもいいのだから。

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