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そうだ、山に行こう〜岩籠山〜

最近、休みの日が雨なんです。
どうも私は山でエネルギーチャージしているらしく、行けなくなると調子を崩します。特に精神面への影響は大きく、寛容度が一気に下がります。
一人の山行は、私にとっての大事な儀式ですね。
紅葉の時期となりました。しかし、高山にはやや遅く、低山にはやや早い。なので、私がずっと行きたかった、福井県の岩籠山いわごもりやまに行ってきました。
ここの奇岩とススキの組み合わせが一度見たかったのです。なので、秋まで待っていました。


岩籠山のルート


岩籠山は福井県敦賀市にある山です。
登山コースは
・市橋コース(コースタイム4:34)
・駄口コース(コースタイム4:53)
があるそう。その他、「山コース」なるものも存在するそうで……?
市橋コースはメジャーだそうで、川とかブナ林とかのバリエーション豊かなコース(だがキツい)らしいです。
対する駄口コースは尾根歩きが多く、歩きやすいとどっかに書いてありました。
今回はしんどいのは嫌だなーと思い、知り合いも歩いたことがある駄口コースをチョイス。

駄口コース行ってみた

奧に見えるは国道161号線。駐車場広い。

こんなアクセス便利な登山口はじめてなんですが???

焼岳→行きも帰りもトンネル通行料とられた挙句にヘアピンカーブの坂道を延々登らされる。
白山→平瀬道は林道軽く20分くらい走らされる。
唐松岳→駐車場まで車で延々と走った後にリフト乗り継ぎ。

今回は夕暮れ山は行かなかったのですが、「日本庭園」は気になりますね。
登山道は国道を渡ってすぐ。トイレ有り。

登山口近くにトイレがあるかどうかは、割と死活問題だと思います。
近くにコンビニは無かった気もします。神か、この登山道は。
しかし水が足りないのか上手く流れない。余力あれば水持っていかれるといいかと。

リンドウ。いつも登山時はツボミ。下山時の楽しみにとっておきましょう。
センブリ。お星さまを集めたかんざしみたいでかわいい。好き。

だいぶ登った後ですが、基本は道がなだらかで歩きやすかったです。
ただ、最近朝ごはん食べるのが苦痛で、ちょっと量が少なくて生あくびが出てました。シャリバテかなー嫌だなーと一口羊羹・ゼリー飲料などでごまかしつつ歩く。

眺望がよくなるとととたんに元気になる。

気温はちょっと低いくらい?
実はスズメバチ情報がありまして、黒のフリースを脱ぎ捨てて半袖で歩いていました。
エンカウントはしましたが、ヤツはこっちに気付かず通り過ぎてくれました。

ブナ林気持ちがいい
奇岩が見えてきた

本当にブナ林が気持ちよくてですね。
午前の山は格別だと思ってます。(過去地元の高山に5時から入山して人いなさすぎて半泣きになったことがありますが)

インディアン平原
ジョーズ岩らしいです。

サメっぽく見える角度ってありますよね。

市街地が見える
山頂。

反対側のインディアン平原行こうかと思いましたが、完全に道を見失ってしまい、「これは行ったら遭難する」と感じたので引き返しました。
名残惜しかったのですが、この後に行きたいところがあったので下山。

ブナ林いいよなぁ。
紅葉はしているけど、ちょっと葉がやけていたりする。
りんどう。開いていた。
センブリ。

途中、スズメバチが通り過ぎたり、蛇(たぶんマムシ)がいたりしてビビり散らかしていましたが、怪我無く下山しました。

三方五湖へ

何となしにグーグルマップを眺めて面白そうなところを探すことがあるのですが、三方五湖もそんな時に見つけました。
さっき知ったのですが、ラムサール条約にも登録されているのですね。
ラムサール条約といえば、行ったことあるのは富山県の大日岳の弥陀ヶ原の湿地帯かなぁ……そもそもラムサール条約って何だっけ?
(※湿地に関する条約らしいです。この不勉強め)

三方五湖まで走ってみた。

レインボーラインは17:30ぐらいまで入れるらしいということで、行ってみましたが、まあ渋滞。車入れるのに30分ぐらいかかりました。人多すぎてちょっと疲れました。
レインボーラインのある山は梅丈岳ばいじょうだけというらしく、通称三方富士とも。三方湖の方からだと本当に富士山みたいな形をしていて綺麗でした。(人の写真ですが)
梅丈岳に行くには有料駐車場にとめる必要があります。遊歩道があるので歩いて上がれますが、ケーブルカーやリフト(往復1000円)もあります。
私は遊歩道見つけられずにリフト使いました。持っててよかったモンベルカード(モンベルとJAFは会員割引あり)。
また、山頂には公園やバラ園や足湯がありました。

西方ヶ岳? この方角の先には、白山、別山、荒島岳があるらしい。

敦賀には「敦賀三山」なるものがあるらしく、今回登った岩籠山はその一つです。
今回の三連休、候補に一つ上げていたのが栄螺ヶ岳なのですが、西方ヶ岳と連なって縦走することができます。この西方ヶ岳も敦賀三山のうちの一つ。栄螺ヶ岳や西方ヶ岳も花崗岩の奇岩が見られる、ちょっと雰囲気の変わった低山らしいと聞いています。故に行ってみたい。たぶん写真に写っているかすんでるあたりが西方ヶ岳方面らしい。その奥の方には、本来ならば白山や荒島岳が見えるらしいんですが……カスッカスで見えませんね。

ともあれ地酒が欲しい

せっかく違う土地に来たのなら、地酒が欲しい。ビールも捨てがたし。
というわけで、三方五湖周辺の道の駅を検索。
運転していると、やたらと目につくのが「手作り梅干し」と「ウナギ」
何でかなーと思ったら、福井県若狭町は梅、三方五湖ではウナギがとれるんですね。
今度福井県側を通ることがあればうなぎ食べよう。
道の駅三方五湖は思ったよりもこじんまりとした道の駅でした。すぐ横にキャンプサイトもあって楽しそうでした。
とりあえず今回は若狭ビールを2本ゲット。
これが楽しみになるなら、数時間の帰り道ドライブも苦じゃないですね。
地酒はいくつかありましたが、ワンカップ酒は無かったので今回はビールのみ。
あと、何故か葛湯が売ってたので、葛湯と葛葉茶も。
葛って吉野(奈良県)の名産品かと思いきや、熊川葛といって日本三大葛に数えられるそう。
丁度寒い時期にもなるし、葛湯はちょうどいいと買って帰りました。
私は社会科が苦手なので、こういう特産品とかにも疎く、こういった機会が勉強になります。
福井県って蕎麦と鯖と羽二重餅と眼鏡だけじゃないんですよね。
あとフグ。フグ。まだ食べたことない、若狭フグ。食べたい。(食べることばっかりか)

登山の最後はソースカツ丼

遠出したのなら、その土地のものが食べたい。
というわけでソースカツ丼をおひとり様してきました。
福井県で有名なヨーロッパ軒さん。車なので駐車場がありそうなお店を探しました。
テイクアウト用のカツもあるということで、2枚だけ買って帰りました。
これおつまみに若狭ビール飲むんやフフンと帰りの道中はずっとご機嫌でした。


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