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奄美大島でシュノーケル
二千円で買ったシュノーケルマスクを装着して、遠浅の海面に浮かびながら進む
まばらな死んだ珊瑚の残骸をこえて
飛び石のように、ポツリポツリと生きている珊瑚が現れる。
私の身体の30〜40センチ下
濁った白い石のようであっても、一部でも珊瑚が生きていると、そこには必ずお魚が居た。
こんな所でみんなと離れて暮らしているの
珊瑚はだんだんと増えてくる。比例してお魚も増えてくる。
南の海で見る魚は、赤青黄色緑白とにかくカラフルだ。
飛び石のような魚の住処から、間もなく一気に集合住宅群の密な珊瑚の大都会になる。
胸のすぐ下には、小さな白い突起をまとったピンクの枝がびっしり生え揃っている、まあるい美しい珊瑚。
植えられたサツキが刈り整えられたような、見事なこんもり感。子供用テーブルくらいの大きさ。
無数のピンクの枝の間からは、小さな水色の魚たちがいっぱい、枝と枝の隙間から飛び出てくる。
沢山の水色の小さなこらが、まるでピンクの珊瑚が規則正しくゆっくりした呼吸をしているように、皆がいっせいに枝の少し上方まで
つまり、放射状にまあるく
ぴょこ!と出てきては
…ひっこむ!
ぴょこ!…ひっこむ!ぴょこ!…ひっこむ。
その水色のスイミーのような小魚たちよりも、一回り大きな鮮やかなブルーの魚が、それよりもう少し外側を、やっぱり枝のまるさに合わせて
まるで、そこには抗えない空気の押し出しと、吸引があるかのように
ぴょこ!と出ては
すぅ〜〜〜と引っ込む。
ぴょこ!すぅ〜〜ぴょこ!すぅ~~~
ピンクの枝に皆で隠れては
(もしくはちょっと隠れられていないが)
またピョッコリと外に飛び出てくるのだ。
小さな水色の四分音符軍団と、ブルーの二分音符軍団。それくらいの差で内側と外側の間隔をもたせつつも
しかし同じタイミングで
ピンクの中から出てきては〜
引っ込む!!
なんやそりゃ〜〜!
どんなダンスやねん!
めちゃくちゃ面白い!
ピンクの珊瑚の呼吸なの???
ずっと出ては引っ込こんでってしてるの?
私が見ているから?
覗きに皆で出ては隠れしているの?
行動原理がつかめないユニークでキュートなその集団の様子をいつまでも見ていたいけど、次はいったいなにがあるのか先も見たくてワクワクするから、名残惜しくも通り過ぎる。
ツルリとしたニョロニョロが集まって生えている。大きな身体の私には感じられないが、海水の流れがあるのだろうか、それともその生物固有の動きなのか、ニョロニョロは一本ずつそよそよ〜と凪いでいる。
光沢のある麻のような色。しなやかな動き。
大きく長く成長したニョロニョロだと、まるで銀髪が風に吹かれてなびいているようだ。
そよそよニョロニョロの中には、必ずニモ(クマノミ)が居る!絶対に居る。
ニョロニョロが赤ちゃんの小指ほどに小さいと、ちいさいニモたち。
ニョロニョロが大人の親指ほど太くロングヘアみたいに長くなると、そこの住人と見られるニモもでっかい!
クマノミあんなに大きくなるんだ!
ニモファミリーには見張りの担当がいるようで、一匹じっとこちらを見てくる。
私が移動してもあとを追うように視線を外さない。
わわっ睨まれてるよ
かわいいお魚なのにガンつけられてコワモテに見えてくるし、腕っぷしも強そうに思えてくるから不思議。
警戒させているのが申し訳ないので、止まらず通り過ぎる。
私は何もしませんよ〜。
でも振り返って見ちゃう。
チラッ
白銀に輝くニョロニョロの中で、警戒対象がいなくなって気持ちよさそうに寄り添う朱と白黒の姿が目に焼き付く。
色とりどりの珊瑚が広がるのを夢中で見ていると、遠浅の海もだんだん深くなる。
海面に浮いている私の眼下に、深い谷が現れる。
谷底は砂浜だ。深い所では大きな魚が悠然と泳いでいる。大きな魚も、青や黄色やオレンジや、とても複雑な模様を纏っている。
谷からの斜面というか、崖状の側面にも木々のように珊瑚が密集しているから、谷の周りにも様々な生き物が暮らしている。
私は空を飛んでいるような感覚でそれらの一点をジッと見つめたり、俯瞰してザッと眺めたりする。
初めて目にするパノラマの自然を脳内処理するのが手一杯なのか自分が呼吸をしているのも意識しなくなり、ただあるようになる。
海の大地だ。
私とこの世界とは、相容れないが
しかし覗くことだけを、許されている。
完全なる傍観者。
何も触れない。足跡を残さない。
奥には山脈のような稜線。
右手には珊瑚を擁した谷と丘が連なり、むこうに黒い魚群が集まっている。
黒くて丸っこい魚たちは中空に浮き、流れもせずにワイワイ集まってなにやら相談しているみたい。
私の右耳の横から前方へ、次々と薄い小さな魚たちがひゅんひゅん通りすぎる。
うまくよけて行ってくれてるんやね。
ゴーグルの左側では、薄っすら白い透明の中に朱色の丸を内包したクラゲが水中を浮いている。
クラゲ=ハリの変換で、刺されないかドキッとしたけど、そのうち気にならなくなる。
前方に現れた縦にうねる紫縞のウミヘビにはギョッとして、慌てて旋回して逃げた。
海面に浮いている私と同じくらいの目線の高さで泳いでいる小さなものたち
手の届くくらい下の珊瑚にいる手のひらサイズの熱帯魚たち
数メートル下の谷で泳いでいる大きな魚や貝ヒトデ
深く、浅く、多層の暮らしを、さ中で垣間見る。
遠くに集まる群れ
海のなかの丘と山と谷
空のような碧
碧の世界
ふと地上へ顔を上げると、穏やかな波、木々に覆われた島と空。いつもの色合いが見える。
海水浴のどこでも見られる平和な景色。
顔をパシャリと水に浸けて下を向いてみると、眼下には澄んだ碧色の広大な世界。
顔を上げてそこに存在する事象を見る。
下げてそこに存在する事象を見る。
全然違う!
水面の上と下と
世界が違う!
顔を上げて、下げて、まるで違う時間を行き来する。
なんともいえない世界の不思議を見る。
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海はおそろしい。足がつかないということは怖いことだ。
私は潜れないし。
支えもなく
空気の通る棒を咥えて、身一つで浮いているだけ。
自分の身体の孤独を意識すると、恐怖が湧く。
今回、はじめて波打ち際からザブザブと海に入ていったときも、まず思ったのは「あ〜怖い」だった。
空気のない水の領域に踏み込む畏れ。
せっかく来たのだからとその恐怖をキュッと押し込めて
勢いでヒヤッとする海中に突っ込んだ。
ゴーグルで視界は明瞭、水中は明るい。息もできる。大丈夫。
身体は浮くし、大丈夫。
けれど、思いのほか深くなったり、海中に生き物が居らず視界に何も変化を見つけられなかったりすると、どんどん不安になる。
不安になったらダメだ。
落ち着いているときと何の違いもないのに、怖さを感じると急に身体の動きがぎこちなくなる。
何も掴まるところもなく、足も届かないことを突きつけられて慌ててしまう。
気持ちだけで、息がうまくできなくなってブク、ゴボ、とシュノーケルマスクが浸水する。視界が悪くなる。
恐怖に飲み込まれて
それはもう簡単に状況が一変する。
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シュノーケリングは3回目。
今回は娘と一緒だ。
2回目に石垣島でツアーガイドのおっちゃんに連れていってもらった時、船も使わずビーチからの浅瀬で充分楽しめたので「これなら個人でも行けるやん!」と思った。子供にも見せたいと思った。
下の娘は保育園の時からスイミングはしていたけれども、あんまり上達しなかった。唯一得意なのは平泳ぎ。平泳ぎでもなかなか遅い。
初めてシュノーケルマスクをつけた彼女は、海に出た途端、しょっちゅうガボガボと不審な動作で水中メガネを外したりつけたりしている。シュノーケルマスクで息をするのが上手く出来ないと言う。なんで?
目や鼻に口に海水が入るんだそうだ。
彼女が「慌てているから」とか「怖がっているから」という訳でもなく、普通に漂って呼吸するだけでガボガボとなる。
鼻で息をしないで口で息をすればいい、と言うのだが、それが上手くいかないらしい。
私は泳いでいる途中で自分が怖くなってアワアワと慌てるたびに、娘は大丈夫かと、どこかで同じように溺れているかもと見回しては、姿が見えないので数倍怖くなる。
「のんちゃんもすでに溺れて沈んでるかも!」と思ってしまう。
娘への心配は断ち切る。とにかく自分のことだけを考えろと必死に足のつく所まで戻る。
後で聞くと、私は目指した場所まで行けずに引き返したが、娘はその沖まで行って見てきたと言う。
キレイやったわ〜と教えてくれる。
娘は進むのが遅いし、息もうまく出来ないが、体勢が崩れたらいったんマスクもあきらめて水中に沈んでしまうのだと言う。
水中で気持ちを立て直して、落ち着いたらそれから行動を開始するらしい。
全然心配いらなかった。娘は恐怖をリセットする術を身につけている。
そして私がいくら泳いでも岸に辿り着かないのでパニックになっている頃
つまり波に流されて、てんで違う方向に進んで行ってたのを見て「あーママあっち行っちゃったな」と思った(だけ)だという。
私は信用されている。
心配されないことの何という安堵か。
もうママ、のんちゃんの後ろをついていくわ!
そう宣言したものの、何故かいつも私の方が先に進んで行っちゃうようで、あれ?のんちゃんどこ?と周囲を見回すことになる。
海遊びは魅力的だけれど、珊瑚を探検しに個人でシュノーケルをするのは、子供が自立してからで正解だったなと思った。
海に潜るとお互いが何処に居るのか全くわからなくなるので、心配する相手と一緒だと恐慌をきたす。変に誰かを頼りにしてしまうのも(例えば、旦那が居るから子供は見ててくれるとか、私も助けてくれるとか)危険だなあと思った。
お互いを(自分を)信頼できることが必要な遊びだ。
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物価高騰のなか、今回とてもリーズナブルに南の海を遊んできたので、詳しくお伝えしたいと思う。
私は「お得」が好きだ。お得には納得がついてくる。わが人生において身近な価値観が「納得できるお得感」だ。それは生活を充足たるものにする一助となる。
こんなにお得だったのよ!と言わせてください。
今回行ったところは、鹿児島県の奄美大島。
関西国際空港から、Peachの直行便で一時間半程度。
片道運賃はひとり7000円ほどだった。
家を出てから4時間で島に到着した。
金額も時間も、コスパのよい旅先といえる。
奄美空港を出てすぐの「奄美レンタカー」で、3泊4日の軽自動車を8400円でレンタルできた。ちなみに、私は楽天サイト経由で予約した。
どうだこのレンタカーの激安さは。
びっくりである。しかも手続き簡素。セルフ受付ですぐに乗れた。車を返すときも全くもって手続き簡素。鍵をさしたまま車を降りるだけであった。
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奄美空港近くにも、沢山の美しい海があるようだったので(帰りに車中から見たがマジで美しかった)当初は空港周辺でゆっくりしようかと思っていた。
島の数ある砂浜で初心者でも安全に美しい海中が見たいと思って、シュノーケリングブログを読み漁った私がチョイスしたのは、島の南部。
加計呂麻島などの離島を含む瀬戸内町である。
もしも、自力でビーチから入っていって珊瑚礁に出会わなければ、ガイドにお金を払って加計呂麻島へ行くのも良し、とまずは「瀬戸内町の清水海岸」を目的地と決めた。
目標とするビーチを決めてから宿を検索した。
古仁屋で最高の宿をみつける。
「富の露 とみのつゆ」だ。
一泊2500円。
(ブッキングドットコムで割引があった)
ドミトリーと呼ばれる二段ベッドのひとつを借りる訳では無い。この値段で、ちゃんとお部屋貸しなのだ。
1階に一部屋、2階に一部屋。3階はオーナーの住まい。
2階は埋まっていて1階のお部屋だったが、立派な台所付きだった。お風呂、洗面所、トイレ、洗濯機と自由に使え、歯ブラシや何枚ものタオル、ドライヤーやお茶も用意されていた。ウエルカム飴セットまで!
実際は一泊3000円ほどらしいが、クーラーはつけるしお風呂にお湯を張ったり洗濯したりと、光熱費だけでも申し訳ないように思える。
窓も大きくて明るいその部屋で布団を敷きっぱなしにした私達は、快適にゴロゴロと過ごした。
オーナーは仕事をしているらしく朝早くから日暮れまで帰ってこない。
宿泊初日にも居なかった。
ドアも部屋も鍵はかかっておらず、開けどんどんだったたので、何度か声をかけたのち、もう勝手に上がって部屋を使い出した。
夕食をとって宿に帰って休んでいるときにやっとオーナーが挨拶に来てくれた。オーナーと顔を合わせたのは結局その一度きり。気楽な地元のおっちゃんだった。
3泊しているあいだ、他の宿泊客が来るたびにオーナーが居ないので私が出て説明をし、駐車場まで案内した。
3組の宿泊客と会ったが、全て定年後のおっちゃん一人旅であった。海遊びに来た関西圏の人だった。(Peach効果)
私達母娘以外は全て、なーんか気楽そうなおっちゃんばかり。
安い上に気楽なこと最上級だった。
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富の露は、古仁屋という町の中にあり、生活環境が整っていた。
町の規模の割に飲食店は多め。居酒屋がダントツ。
港沿いに歩く距離だけで3つはあったガソリンスタンド!石油大事。全てENEOS。
ダイソー、コープ、マツキヨ、学校と役所、住宅街と漁港。公民館が立派。
観光客はまばらで、地元の人の割合が多い。
外人さんは皆無。
走る車はゆっくり。
軽自動車。
高級車を乗るような町ではなかった。公民館に停まるBMWを1台見ただけ。
歩行者もゆっくり。
夕食は必然的に居酒屋になる。
水割りを頼めば、ほとんど水で割ってないようなアルコール度数の濃いものが出てくるので、別でお水を頼んで薄めなければならなかった。
お酒が好きそうでお酒に強そうな町だ。
ホールスタッフは、素朴で美しい若者ばかり。(なんか若くてキラキラして見えるのだ。高校生のバイト先が限られるのだろう)
お弁当屋さんのお姉さんは、お弁当を海に持っていって昼に食べると言えば、ちょうどあったからと100均のクーラーバッグをくれた。
喫茶店のモーニングでは、ソーセージやベーコンではなくスパムが二切れと目玉焼き2つ。「スパム美味しいでしょ」とママ。
喫茶店に寄ったパン屋さんは「うちのパン、うまいだろ!」と言ってきた。
それらのお店の人たちのように、なんだか甘い食パンだった。
お弁当屋さんも、喫茶店のママも、これから清水海岸へ行くと言うと、行くなら足を伸ばしてヤドリ浜のが良いんじゃない〜観光客はそっちにいくよ〜と教えてくれた。
明日はヤドリ浜へ行こうと思った。
清水海岸には、教えてもらった通りに私達以外の観光客は居なかった。散歩している地元のオジイさんとオバアさんと、大阪出身だというオジさんに、珊瑚礁のポイントを聞いた。
そのポイントがみごとに珊瑚の大都会だった。
彩り鮮やかな珊瑚と魚の饗宴を見るならば、清水海岸から海に向かって左手、浜の先端に岩場が見える。その岩場を目標にして、岩場の奥に行きすぎないよう(流れがあるらしい)進んでみると手前に珊瑚が広がっている。
海岸の左右の真ん中あたりの沖に赤い丸いブイが浮いている、その下も見どころだそうだが、そこへは娘は辿り着いて見てきたけど、私はそこへ行くまでの深さと何もななさにパニックになって、流されてたどり着けなかった。
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昼ご飯休憩をはさんで、前後1時間づつも泳げば私達は満足した。
海岸にある無料のトイレとシャワーを貸し切り状態でゆっくり利用して、サッパリと宿へ帰る。
宿には私達以外誰も帰ってきてない。
浴室でしっかり髪も洗って、水着類を洗濯して干して昼寝して、時折夕立ちが降る夕暮れの港町を散策して居酒屋で夕食を済ます。
静かな夜の港町を歩く。
朝の7:00に町のスピーカーから音楽が流れる。急ぐことは何もない。のんびり起き出して、ヤドリ浜へ出発する。
海に行く前に地元のコンビニに寄った。前夜の散策で目星をつけていたお店だ。
朝ごはんに手作りの菓子パン。素朴で安い。
お昼ごはんに手作りのオニギリを購入する。ツナにも昆布にもスパムオニギリにも、食べてみると全部スパムが入っていて笑う。ボリュームあり安い。
オヤツにとお餅屋さんに寄って、地元の黒糖のお餅を買う。素朴でアッサリ優しい甘味。そして安い。
古仁屋の町は、ゆっくりとした時間が流れていた。昭和の建物がそのままある平成にもどるような、ちょっと貧しい日本がまだそこにあった。
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空港から古仁屋までの行き来する間にも、食事やお土産のために、また観光にといろいろ寄り道をした。旅のあいだ、少しでもムッとしたり、やられた!とか、ハズレたな、とか
なんでこうなっちゃうの…というような、嫌な気分にならなかった。
家を出て帰るまで、自分の中で負の感情が見られなかった。
心や視野が曇らないでカラッと過ごせたし、旅行先でも帰宅しても疲れてなかった。
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ずっと娘と2人で過ごしたことも
この町を選んだことも
人との会話についても
それが、なんだか「自分が自分を信頼する」ことへの評価を目の当たりにしたような気分なのである。
海の中が豊かで壮大だったことが、なんだか「自分の豊かさ」について目を向けたような気分なのである。
見るもの、状況、言葉、体調
「遊び」で自分を知る。
楽しむことは、自分の純粋さにつながる。
遊びで自分のなかの愛を見る。
それは、思いもよらない自分であったり、しかしまた、自分あらざる、自分以上の何かに触れるようでもあるのだ。
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奄美大島の海の珊瑚は、気温上昇の影響で白化が進んでいるという。
珊瑚は北へ
東京のほうの海に珊瑚が現れているらしい。
海の生き物だけではなく、陸の植物も北へ
南の亜熱帯地域の植物が関西でも見られるようになっている。
虫や動物は、私達よりずっと早く柔軟に、そして確実に北へと移動しているのではないだろうか。
生態系の地域そのものが変化している。
生き物の一端である私達も、きっと一番遅くなるだろうが、けれどみんなにあわせて変化してゆくに違いない。
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補足
珊瑚の海の描写は、前半が清水海岸、後半がヤドリ浜の海中のことです。
文中はミックスしていますが、2つの海中のようすや珊瑚のようすは、実はけっこう違っていました。
どちらもすばらしかったです!
清水海岸でもウミガメが波から顔を出していたらしいのですが(オジイたちが指さしてた)
ヤドリ浜では海に入ったとたん、ウミガメが浅瀬で泳いでいて、じっくりと海中でその様子を観察できました。優しい目をしてました。
ヤドリ浜の珊瑚礁の見どころも、海岸から海へ向かって左の岩場のほう、三角の岩山の手前一帯が豊かな生き物の世界でした。