女性版のウォーレンバフェット?!
本日はキャシー・ウッド(Catherine Wood)というすごい腕の機関投資家を紹介します。
現時点で日本語ベースの資料が殆どないため、この記事を見つけたあなたは幸運です。
キャシー・ウッド(Catherine Wood)はどんな人?
Catherine Woodは現在ARKというETFシリーズのCEO兼CIOを担当しています。ARKの前は、AllianceBernstein(機関投資家、富裕層向けの資産運用会社)でグローバルテーマ戦略の最高投資責任者として約50億ドル(約5,000億円)の資産を12年間を管理していました。(1981年に南カリフォルニア大学で金融経済学の理学士号を取得しました)
キャシー・ウッド(Catherine Wood)が管理しているETFの実績はすごいの?
現時点でARKシリーズはには5種類のETFがあります。設立は2014年のため、世界有名な投資家ウォーレンバフェットの資産運用会社バークシャー・ハサウェイのように、数十年の歴史があるわけではないが、少なくともARKシリーズが設立以来、著しい運用成績を残しています。
緑色はARKWという次世代WebサービスにフォーカスしているARKシリーズのETFです。そして、青色はウォーレンバフェットのバークシャー・ハサウェイの運用実績となります。
近年6年間(2014-2020)では、ARKW(ARK Web x.0)のトータルリターンは605%に対して、BRKB(バークシャー・ハサウェイB)のトータルは50.6%となっています。ただし、リスク(ボラティリティー・変動率)の面を考えると、BRKBの方が低いです。つまり、BRKBよりハイリスク・ハイリターンの投資銘柄が多く含まれています。
何でこんなに運用の結果が違うの?
この結果はWarren BuffettとCatherine Woodの資産運用スタイルの違いにあります。Warren Buffettが投資している銘柄はバリュー(価値重視)株が多く、それに対して、Catherine Woodが選別した銘柄はほぼグロース株(成長重視)です。この二種類の投資法は正解はありませんが、経済サイクルのタイミングによって、一長一短となります。
本当はもっと深堀したいですが、初心者もこの記事を読んでいる可能性がありますので、今回は割愛します。
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-DEAN