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【玉手箱】 -2020年度数理問題- 増減率回答&徹底解説

初めまして!Webテストサポーターのディーン・オオミヤです!

今回は、玉出箱に多く出題されている【増減率・変化率】系の問題の例を紹介し、解説していきたいと思います。

*例題の回答は解説前に記載しています。


【1】

増加率1

Q.   1993年度から1994年度にかけて、ラップトップの台数はおよそ何%増加したか。

1.)  5.0%  2.)  8.3%  3.)  16.3%  4.)  17.3%  5.)  18.9%


【2】

増加率2

Q.   2000年次から2025年次にかけての、アメリカの推測人口増加率はおよそ何%か。

1.)  18%  2.)  23%  3.)  28%  4.)  33%  5.)  38%


【3】

増減率3

Q.   オフラインデータベースの売上高において、1992年と比較した時、1995年はおよそ何%減少したか。

1.)  5.5%  2.)  4.9%  3.)  4.4%  4.)  3.9%  5.)  3.5%


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【回答】

【1】18.9%   【2】28%   【3】3.5%


【解説】

ここからは解説に入っていきたいと思います。

まず第一に、玉手箱で増減率の問題を解くときは、設問で問われている箇所以外は無視することです。そうすることで大幅に時間を削減することができます!

例えば、設問【1】では問われている1993年、94年以外の年は完全無視することです!


第二に、増減率の計算は...

増減率(%)= (変化後の年の値 ÷ 変化前の年の値  - 1) × 100

の式を使って求めることができます。


まず、変化後を変化前の値で割ることによって、変化の比率を求めることができます。それから、その求めた比率から1を引くことによって増減率を求めることができます。また、その増減率を%表記に変換するために100をかけます。

では、これらの考え方を使って、問題を解いていきましょう!!


【1】では、まず1993年と1994年度のラップトップの台数を構成比から求めていきます。1993年は、全体が294台に対しラップトップが73%占めているので、

294 × 0.73 = 214.62 (台) 

になります。1994年も同様に計算し、255.06 (台)になります。ここから、上記で説明した式を用い、

増減率 = (255.06 ÷ 214.62 - 1) × 100 =18.84... (%)

が求まります。よって、答えは選択肢から 18% となります。


【2】では、2000年と2025年のアメリカの人口推移に着目し答えを求めていきます。増減率の式を用い、

増減率 = (1,062,068 ÷ 828,843 - 1) × 100 = 28.13... (%)

が求まります。よって、答えは選択肢から 28% となります。


【3】では、1992年と1995年のオフラインの売上高に着目し答えを求めていきます。増減率の式を用い、

増減率 = (48,101 ÷ 49,865 - 1) × 100 = -3.53... (%)

ここで、先ほどまでとは変わり、増減率でマイナスの値がでてきます。このマイナスは変化の減少を表すので、答えは 3.5% です。


【まとめ】

今回は、Webテストで用いられる玉手箱の数理・増減率について解説させていただきました。このnote が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

また、次回からも少しずつ玉手箱やSPIの例題とともに、解説を載せていきたいと思いますので、是非いいねとフォローをお願いします!!


ディーン・オオミヤ【Webテストサポーター】