「外の人」から見るあいちトリエンナーレ2019

(はじめに)
今回の記事は、愛知県に関する内容を記載しておりますが、解釈によっては、「愛知県批判だ」と捉えかねない部分もあろうかと思います。
外部の人間があるだけの情報を駆使してやっと書いた記事であり、「知識不足が多少なりともあるであろう」という広い気持ちでこの記事をご覧になりますよう、何とぞよろしくお願いいたします。

以上の注意書きが不快に感じた場合は、恐れ入りますが、この記事をお読みにならないことをオススメいたします。

(以下、本文。)

私は、根っからの青森県民でありまして、生まれてこの方住所も本籍も移したことがない人間なので、「青森県が一番いい」という人間なんですよね。

そんな私から、今回の「あいちトリエンナーレ2019」に絡む名古屋市と愛知県の争いは、改めて「県民がないがしろにされとるいい例やなぁ。」という想いしか感じられない話になってきたなぁ、と。

そもそも論として、まず大村知章愛知県知事に問いたいのが、「あいちトリエンナーレ2019」をするうえで、愛知県という「公平性」を担保しなければいけない立場の人間が、「表現の不自由展」なるものをどう判断したのか、という点。
吉村洋文大阪府知事や、松井一郎大阪市長、黒岩佑治神奈川県知事らが憂慮している事態を、自身が引き起こしたことについて、県民が納得していると思っているのか。
河村たかし名古屋市長も、そこを納得してないから「補助金は払わない。」としているわけであって、そこが明示された形跡がない。

にもかかわらず、大村知事は明確な説明もなく、補助金を一時寄越さなかった文化庁や名古屋市を「提訴だ」と圧力をかけている。
理不尽がすぎませんかね?

内容がどうとか、カネがどうとかいろいろあるとは思うんですが、そういった説明を大村知事が1回でもしたでしょうか。
そういう別次元の意味でも、この問題は酷い。私はそう思います。

外部の人間だから、関係する皆さんには届かないかもしれないけど、これだけはいいたい。

今、大村知事は「愛知県民が『表現の不自由展』を公認したから行っただけで、これは愛知県民の総意である」と言われて納得できます?
自分たちが汗水たらして働いて、やっと納めた税金が、「表現の自由」とかいうわけのわからん展示会に費やされていることに納得できます?
大村知事の行動が、愛知県民の総意だって、胸張って言えます?

その意思表示はしてほしいな、と思います。

ここからは、個人的な意見になりますが。
私は大村知事について、人の上に立つ者として「最低」だと思います。
たしかに、愛知県向けの対策は万全に行われているかもしれませんが、コロナウイルスに関する発言で「東京・大阪は医療崩壊」という個人的見解を、公の場ではっきりと言い、協力体制を築くべきときに敵対意識を出してしまうような人に、県知事を務めてほしいとは思いません。
知名度はなくても、りんごのワイシャツを着て小売店で誰よりも声を出して県産品販売に精を出す、三村申吾青森県知事の方が、よっぽどいい。

愛知県の皆さん、大村知事は、ここまでの愛県心をお持ちだと思いますか?

乱筆乱文、大変失礼いたしました。
愛知県政の益々の発展を、北の地から祈っております。

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