人の趣味を笑うな
わたしたちは何を見させられているんだ。
2024/05/01(水)20:15〜
@ヨシモト∞ドームステージI
『エロゲネタライブ~極限エロネタ特異点~』
出演者:カラタチ/ゆにばーす/シンクロニシティ/リップグリップ岩永/松崎克俊/森本サイダー
TBS Podcast カラタチの最果てのセンセイ!というラジオからうまれたライブ。大山さんが大のエロゲ好きで、だいぶ前からエロゲ芸人を集めてエロゲネタのみの寄席をやると宣言していた。
いつもラジオを聴いてニヤニヤしているので、抽選に申し込んだら当たって行ってきた。相当くらってしまった。わたしはお茶の間勢で十分かもしれない。前田さんという一般目線の人が、こちらと同じ反応をしてくれたり、つっこんでくれるからおもしろいのかもしれない。
つっこみ不在のエロゲワールドが広がる1時間超はなかなかすごかった。
出演者の中でエロゲを普段からやっているのは、大山さん、カツトシ(松崎さんはラジオファンの間でそう呼ばれている)、岩永さん、森本さんのみ。シンクロニシティとゆにばーすはこのライブのために少しエロゲを勉強して、ネタを作ってきた。
ひとりだけ迷い込んでしまったかのような出立ちのよしおかさんがかわいかった。
ライブの構成は、カラタチ、シンクロニシティ、ゆにばーす、森本さんのネタ一本ずつと、大山さん+岩永さん、松崎さんのコンビそれぞれ一本ずつ、森本さん+岩永さん、西野さんそれぞれのショートネタ、エロゲ三兄弟(大山、岩永、松崎)という計9つの組み合わせという大ボリューム。
まず、まったく普段エロゲをやらないのに、このためにネタを作り上げてきたシンクロニシティ、ゆにばーすに拍手。おもしろい実力派たちは、なにを題材にしてもおもしろいんだなと思った。ただの下品にもならないし、エロゲファンにもそうじゃない人にも笑える内容になってる。
そういえば、どちらも男女コンビだ。よしおかさんはそういうの本当にキモいと思ってそうで、原さんはエロいエピソードトークを自らするタイプで、その対比もまたいい。でも、大山さんが西野さんに渡したエロゲを、よしおかさんの方が率先して開けていたというエピソードをエンディングで話されていた。よしおかさんはなんで言っちゃうんですか!と少し照れていた。それもかわいい。
おもしろさって目のつけどころだなと思う。同じものを題材にしても、どこをおもしろがるか。西野さんはエロゲに出てくるものや主人公の名前で遊んでいて、川瀬さんはエロゲショップでのできごとをネタにしていた。2組とも聞いてしまうし、へーそうなんだが詰まっていた。
オープニングでエロゲをやったことある人は挙手という流れになり、MCが数えた感じだと1/3〜4くらいだったらしい。たぶんやったことある人はあるあるで笑えるんだろうな〜という箇所で、すごく早めに大声で笑っている人がいた。エロゲ詳しかったらたのしいんだろうな。
エロゲ三兄弟は、まさかのコントだった。大山さんがエロゲをプレイしているていで、岩永さんが主人公の男、松﨑さんがヒロインを演じる。途中松崎さんのお尻を揉んだり、松崎さんの股間に岩永さんが顔を埋める場面も。見ていられないよ。
そういえば、大山さんのジェスチャーもいやだったな。手の動き。カツトシとの漫才のときの。
コントのオチは、机の上に置かれたティッシュでフィニッシュ。
いやー、全力カツトシがたくさん見られた。嬉々としていた。初生カツトシで草。迫力えぐ。大山さんの言うとおり、野生のカツトシはさぞヤバかろう。
大山さんも饒舌でたのしそうだった。岩永さんも初見だ。大山さんのナイスアシストをしていた。ネタはたぶん岩永さんが書いたと思われるが、なかなかヤバだった。1番ヤバかったかも。
森本さんのショートコントで出させられていた(本当はドッキリだったらしいが、ラジオYouTubeの有料プランに加入していたため知ってしまっていたらしい)西野さん。エロゲショップの店員をやらされていたのと、スカートをはかされてパンツをぬがされていた。
とんでもないものに巻き込まれていた。西野さんのあの独特の雰囲気がおもしろさをかなり増していた。なんだか怯えた感じというか、何も知らされず舞台に立たされている感というかね。
これからはまたお茶の間で1人、ニヤニヤしながら聴かせていただこう。それがちょうどいい。わたしにはまだ早かった。番組の身内ネタみたいなのだったらまた行きたいかも。エロゲはもういいです。お腹いっぱいです…
普段打たないし正式な言葉じゃない?からエロゲって全然出てこない。って打とうとしたのにこれだけ書いてきたから1番上に出てきてしまった…いやだ……
いつもお笑いライブのチケットが当たったら、公演名でiPhoneのカレンダーに公演名で入れている。今回もそのまま入れていたのだけど、確認する時は周りの目が気になった。
後日談のラジオがたのしみだ。フーーーーーー!恐ろしい男たちですよ。