四元一門 Birthday BASH!! 2024
師匠の誕生日イベント(前準備)
2024年9月12日までのお話し。
直前に決まるタイテと持ち時間
3日前くらいにタイテと持ち時間が通達される。
それまでは先輩の「まぁ 45分か 1時間でしょう」という言葉を元に、VGMを一切入れないで 130BPMあたりを軸とした 1時間のセトリを組んで練習していたのだが、届いたタイテでは「持ち時間 30分」となっていた。
1時間+バッファとしてネタを用意していたので、大幅な削減が必要だ。「必要だ」というか、半分以下に削らねばならない。これはもう、イチから組み直した方が早いという事で、前回の初心者イベント同様、直前でのちゃぶ台返し。
曲数が減ったのと、CUE打ちキーボードのおかげで仕込み作業にはそれほど時間がかからなくて良かった。ちなみに出番は 2番手だった。
新しいリストで通し練習
今度は誕生日関係の 1曲を残して、すべて VGMで固める。140BPMくらいを軸にリストを作ったものの、最終的に選んだ誕生日曲は 110BPM、一番お気に入りの曲は 160BPMと、結構な段差ができてしまった。
録音しながら通し練習をしようと思ったが、PC版の rekordbox7では可能なミックスのライブ録音が、iOS版の rekordbox4では録音できないことを知り途方に暮れる。
うーん、練習の録音は良いとして、本番が録音できないのはちょっとなあ。
DJソフトでの録音にこだわらなくても
重い WindowsPCを持ち歩くのは嫌だし、iPadでは録音できないとなると、もう MacBookAirあたり買うしか! というような話しを Twitterでグルグル目になりながら愚痴っていたら、
という恐れ多くもありがたいアドバイスをいただき、録音機器の購入を検討開始する。
ZOOM H4essentialを買う
何やら最近流行の、入力信号を細かく制御しなくても良い感じに録音してくれるレコーダーがあるらしい、という情報を得ていろいろ調査検討したり、珍しく深夜まで起きてた先輩を捕まえて相談した結果、
これとケーブル・コネクタをまとめて買った。
届いた機器をちょっといじくりまわしつつ、テスト録音も OK、乾電池で10時間も動作するって便利だなあ。
本番当日
2024年9月13日。今回は余裕をもって到着。
配線・セッティング・音出し・録音テスト
PCDJセットの持ち込みは僕一人だけだったので、録音関係とともに配線作業。テーブルか何かを借りようと思っていたのだが、XDJ-RX3のサイドに配置された PCスタンドにセッティングするよう言われる。
なかなか狭い範囲に強引に配置した結果、ケーブル長の関係で「上段に DJコントローラー、下段に iPadとバッテリー」という配置に。iPadの画面が見づらいが、音出し・録音ともに OK。
名刺を配って活動報告
僕は 2番手なので、あとは開幕担当の兄弟子のプレイから引き継ぐだけだ。ということで、師匠や先輩・兄弟子に名刺を配りつつ、DJ活動を報告してまわる。
大至急で作った Twitterアイコンと名前しか書いていない名刺に「情報が何もない」というツッコミを受けつつ、こんな名前で活動始めてます、とご挨拶。
いざ本番
開幕担当の兄弟子・マシューさんは、ここ 2回ほど練習会に来るたびに上手になっている。今回も、もうすっかり落ち着いて大いに盛り上げてくれたところで僕の出番。
大音量で流れはじめるインディーゲームの VGM。ポカーン顔が並び、そのまま談笑タイムへ突入。というか、聴き手の様子を伺う余力がない。
今回は フェーダーSYNCをできるだけ使わない DJを心掛けた。140から 110/ 160との行き来にそれぞれ使った以外は、手動で BPMとビート合わせができたと思う。
ガッチガチに固めたセトリに対して、仕込みの段階で「8小節で次の曲に」「ここはループ同士を掛け合わせながらピッチ合わせ」「こっちは片方を 2小節ループさせている間にミックスイン」などの具体的な手順を決め、ホットキューの手前に目印としてメモリーキューを、飛び元と飛び先にホットキューを置くルールで準備してきた。
準備してきたとおりに操作すれば良いはずだが、これがまたなかなか上手くいかない。切り替えのタイミングに間に合わずもう1ループ待ったり、飛ばすタイミングが 1拍遅れてガタガタしたり、うっかりジョグホイールの天面に手が触れて音が途切れそうになる等、イレギュラーとミスのオンパレードだ。
結局、飛ばしたりつないだりループ解除を忘れたりとわちゃわちゃしていたら、いつの間にか持ち時間が終わっていた。
実際のセットリストとプレイの様子はこんな感じ。唯一、攻殻機動隊だけは反応があったかな。
出番を終えて
大変疲れました。
とりあえずビール
ぐったりしつつカウンターでビールをお願いする。この疲労感は何だろうか。1日ガッツリ外仕事をしたくらいのお疲れ具合だ。
初めてお客さんの前で演らせてもらった初心者会では、丸1日は緊張が解けず疲労をあまり感じなかったが、あの時より時間が短いにも関わらず疲労度だけなら今回の方が強い。初回より経験値がたまった分と、つきあいの長い先輩のケアのおかげで、緊張がほぐれるのが早かったのかもしれない。
ここからはお勉強の時間。ビールを一気に流し込み、兄弟子たちのプレイに浸る。
テキーラショットが飛ぶ!
僕の後に続いた兄弟子が音を止めてしまった。先輩がいろいろとコーチしていた人だったので、指導者責任と称して先輩に向かってテキーラショットが飛ぶ。2回目に止まった時には、先輩のみならず本日の主役であるはずの師匠にまで貫通した。
正直僕の体質的にはテキーラショットの1杯や2杯どうってことはないが、ウチの一門、ミスったらショットが飛んでくる方の宗派だった。恐ろしや。
誕生日が近い人々
師匠も含めて 3人が、この 1週間以内に誕生日があるらしい。「今年も一年、皆さま健康でありますように」との願いを込めて、お店オリジナルのスパークリングワインを 3本開けた。
ゲストのプレイと録音ミス
ラストにゲスト DJによるパフォーマンスが始まった。やはり本職の人のプレイは違う。ここまでは「聴いて乗っている」だったフロアが踊りだした。凄いなあ、帰ったら録音したのを聴き直そう……と思っていたのだが、録音しっぱなしだと「乾電池で10時間」は動かないらしい。バッテリーが切れて途中までしか録音できていなかった。
データを見たところ、録音開始から 2時間弱で力尽きたようだ。自分のプレイは録音できていたので機材を追加した当初の目的は果たせたが、非常に惜しいことをした。
次からはちゃんと ACアダプターを使おう。
今回から正式に「四元一門 門下生」を名乗ることにしました。
何か明確なルールや縛りがあるわけでもなく、とにかく楽しく演れればヨシ!という一門なので、これからも何かが変わるわけではないです。
というわけで、長文お付き合いありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?