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大したことではないが「出くわすと興奮するもの」はありますか?[Quora回答微調整版]

あります!台北在住時には、ズグロミゾゴイとキノボリトカゲを間近で見る度に内心小躍りしていました。

ズグロミゾゴイは、いわゆるサギとかペリカンとかと同じ「怖ッッッ」な眼をしているのですが、1mくらい近づいてもさほど危機感なく、ぬぼ〜〜…っとしています。

「あ…なんか変な奴に見られてるわ…刺激しないようにしとこ…」と言わんばかりに、さり気な〜く、少〜しずつ離れて歩いていくのが愛らしいです。
いやぁ、動物から不審者扱いされると興奮しますよね。

台北のそこらへんをうろついてる鳥「ズグロミゾゴイ」 - 極愛台湾 より拝借

台湾では黑冠鳽、もしくは黑冠麻鷺。日本と異なり絶滅の危険性が低い「低危険種(台湾の表記では無危)」です。俗に大笨鳥=でかいアホな鳥と呼ばれます。

でwwかwwいwwアwwホwwなwww鳥wwww


一方、キノボリトカゲをじっくり観察しようとすると、露骨に「あっやばい奴来たわ!」って反応(逃亡)されてしまいます。それはそれで、残念に思いながらも興奮します。

しかし、クッ…羨ましい、こんな至近距離で拝めるなんてッ…!(威嚇されてるんだとしても…)

常常會有人難以分辨黃口和斯文豪氏攀蜥,我總會笑著說,你看看他們是吃芒果還是芝麻湯圓。黃口攀蜥的名字由來顧名思義就是口腔的外緣和舌頭是黃色的,就像芒果的顏色,相較於斯文豪氏攀蜥,口腔外緣為白色,內部呈黑色,就像是芝麻湯圓一樣,相當有趣。

都會叢林的遊俠:攀木蜥蜴 より拝借

拙訳)
キグチキノボリトカゲとスインホーキノボリトカゲを見分けるのが難しいとよく聞くんですが、いつも笑って答えるんです。「彼らが食べてるのがマンゴーなのか胡麻白玉団子なのかを見れば良いんだよ」ってね。
名前の由来通り、口周りと舌が黄色く、まさにマンゴーの色をしているのがキグチキノボリトカゲ。比べて、スインホーキノボリトカゲは口周りが白くて中は黒い。まるで胡麻(の餡が入った)白玉団子のようで、実に面白い。

出ましたっ!すぐ美食で例える!台灣あるあるです!

で、木口小平ばりに死んでもマンゴーを口から離さないかどうかはさて置き、こちらがキグチキノボリトカゲ。↓

キグチ即ち、黄色い口!
【自然谷之星】在樹林追趕跑跳碰 黃口攀蜥的爬樹日常 より拝借
箱龜盒子_兩爬紀錄 より拝借

そして、こちらがスインホーキノボリトカゲだそうです。↓
口の中がよく写ってるものが見つけられず、すみません。

臺北市立動物園保育網 より拝借
斯文豪氏攀木蜥蜴 @ 劉祥祥的秘室 :: 痞客邦 :: より拝借

うう……正直、素人の自分にはキグチとスインホーの見た目と言うよりも、スインホーの中で違いがありすぎる気がして見分けられないのですが…。

いずれにせよ、撮影はおろか同定する間もなく逃げられた経験しかないので、かつて自分が出会ったやつはどのキノボリトカゲだったのか謎のまま生きております。

長々と失礼しました。
でわでわ。


▼自己紹介的なもの▼
時々HiNativeにハマり、日本語についての質問に中国語で答えたりしています。
翻訳養成学校ISSインスティテュートさんのブログにて、「授業体験レポート 2019秋 中国語編」の連載を担当していました。何かしら参考になれれば幸いです。

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