デザイン職未経験からデザイナー歴2年が経過したお話
転職エントリーや未経験から就職したお話がたくさんある中で
わたしがこのお話を書こうと思ったのは、
デザイナーになろうか迷っている人へ少しでも後押しになればと思ったから。
私自身、デザイナーに転身するとき、すごくうじうじ悩んでしまいました。
まわりに大きなチャレンジをする人もいなくて、ジョブチェンジの事例もほとんど無くて。
ここでは、そんな状況でデザイナーになろうとした私の心境の変化や転職活動の簡単な流れを記そうと思います。
同じ境遇にいる人にも、そうじゃない人にも、なにか参考になればうれしいです。
目次
1. はじまり 〜デザイナーへのきっかけ〜
2. 現状把握と自分の将来計画
3. 転職活動
4. 夢見たデザイナーへ
5. さいごに
1. はじまり 〜デザイナーへのきっかけ〜
大学3年生のころ。
新卒採用でエンジニアとして内定をいただきました。
入社前に知り合いのエンジニア何人かでゲームアプリを作ったとき、
イラストやデザイン面をわたしに任せてもらったのです。
そのとき初めて、デザイナーという道もあるんだと気づいたのが始まりです。
もともとデザイナーとしての経験はないものの、幼少期から油絵やパステルなど美術を学んでいたことが、デザイナーになりたいと思う根底にあり、
デザイナーへの道に気づいたときから、デザイナーになる夢がどんどん膨らんでいったのです。
2. 現状把握と自分の将来計画
とはいえ、もともとプログラミングが好きでエンジニアを目指した上いきなり舵を切る勇気も無く、新卒ではエンジニアとして入社しました。
研修を受けながら、配属されてエンジニアリングをしながら、いつかはデザイナーにと思っていたあるとき。
大切な人を何人もなくしました。
人の命はこんなにも儚いのだと、気付かされました。
だから、自分がやりたいことは、きちんと計画を立てて進めなければ!
気持ちを切り替えて将来を簡単に設計してみたとき、子供を産みたい年齢から考えて逆算してみると...
30歳までに2人産みたい
↑
26歳までに結婚したい
↑
25歳になるまでにデザイナーに転身しておきたい
このとき私は24歳でした。
まさに今からデザイナーへ転身する準備をしなければ。早速動き出すことに。
3. 転職活動
なにから手をつけていいかわからず、まずは転職エージェントへ。
私の希望は
・デザイナーの先輩がいる場所(吸収できる対象がほしい)
・IT企業であること
・toCの自社サービスのデザインができること
この3点は最低条件で、エージェントに探してもらったところへ書類を提出。
このとき提出したのは履歴書・職務経歴書で、ポートフォリオは作っていませんでした。
やはり厳しく、書類審査の時点で20社弱に落とされてしまいます。
そんな状況もめげずにがんばれたのは、エンジニアの先輩に教わったことが大きいと思います。
「30歳の友人もデザイン未経験で転職できた。その人は退路を断つために転職して飛び込んだらしい。何か目標があるなら、いまの環境と自分の時間を使ってできることをしておくとよいよ。」
エンジニアとして会社でできる"ユーザー目線"を考える癖をつけたり、デザイナーになるためにデザイン本を読み、作品も少ないながらポートフォリオを作って、転職活動を続けました。
4. 夢見たデザイナーへ
そんな中でも2社面接に進むことができ、エンジニア時代に培ったスキルを買ってくれた会社にお世話になることになりました。
フロントコーディングができる人がほしいとのことだったのですが、デザイン未経験でも採用してくださった会社にはとても感謝しきれません。
その会社で自分が成せることはやりきり、デザイナーとして吸収することをしきったタイミングで現在所属するスタートアップへ。
挑戦できる場と判断し、今ではメインデザイナーとしてアプリ/Web/紙もの/ロゴなどのデザインをしています。
エンジニア歴2年2ヶ月。デザイナーになってから、もうすぐこの時を超えようとしている。
新しい気持ちで、デザイナーとしてがんばっていこう。
成長しよう、わたし。と、このお話を書きながら改めて思いました。
5. さいごに
新しいことを始めるのに、どんなことでも手段はたくさんあると思っています。
デザイナーなら、スクールに通うとか、とにかくお題に沿ってデザインを作ってみるとか。
どの手段を選んでも、結局は自分次第。大変な中でもどこまでがんばれるか、その気持ちがあるかだと思います。
デザイン業務未経験でも採用してもらえる手段はいろいろあるから、
そのひとつひとつを、着実にこなしていくことが大事なのではないでしょうか。
うまくまとめられないけど、誰かの心に届きますように。
あと、なにか相談があったらいつでもご連絡ください!
わたしはこんな人です↓↓↓