ドイツから帰国するまでにやること - 帰国39日前

妻と長男、ドイツに戻る

編入試験のために一時帰国していた妻と長男が3週間ぶりに帰ってきました。しかし、ドイツは大寒波の真っ最中。帰国の前日には同僚が、中央駅に行ったら電車が一本も動いてなかったと言っているのを聞き、急遽車でフランクフルト空港まで迎えに行くことに。大変でしたが、なんとか迎えに行ってこれました。そんなわけであまり準備は進んでいませんが、迎えに行く間次男を預かってもらった友人宅で車の売却の相談をしたり、帰国に向けて不安を話したりもできてとても有意義でした。一区切りついたので、どんどん準備を進めていこうというモードに切り替わりました。

車の売却方法を検討する

車をいつ、どうやって売るかはちょっと悩みどころでした。早く売ればゴミを捨てに行くのも困ってしまうし、かといってすぐに売れるのかもわからないし。同僚や友人に聞いたところ、二つの意見が聞けました。一つ目は、カーディーラーで売る方法。最も無難で、多分すぐに決着が着くだろうという見込みです。ただし、あまり売却額には期待ができないだろうと言っていました。二つ目は、プライベートで売る方法。ドイツでは、autoscout24やmobile.deのような自動車売買のWebサービスがあり、そこで個人売買することもできます。そんなものに頼らずとも、その辺に路上駐車している車に値段と連絡先を書いた用紙を目立つように貼ってあることもあります。プライベート売買には問題点もあり、売った相手がちゃんと所有者を切り替えないと違反の支払いをしなければならなくなったり、トラブルに巻きこまれることがあるそうです。しかし、上記のWebサービスでは、売買契約書も用意されていて所有者変更届も決まったフォーマットで提出できるようになっているのだそうです。個人売買した人の話では、広告を出すと大量に安い値段で買い叩く人が出てくるが、しばらく待てばきっと良い値段の買い手も出てくるはず。自分の車の参考額は同じWebサービスで同条件の車を探してみると相場感もつくということで、時間と手間はかかるけれどより高く売りたいならばプライベート取引も悪くないということでした。私の場合は、友人が手伝ってあげるよと言ってくれているので、プライベート取引も悪くないと思いつつ、やはり忙しい時期にたくさんの取り引きメールに対処するのも大変なので、カーディーラーで済ませるかもう少しだけ悩もうと思います。

引っ越し前の休暇を申請

私の契約では、休暇は一年に30日取れます。今年は3月末までの契約としたので、1/4年分つまり8日の休暇が取れます。しかし、2週間の自宅待機期間後になるべく新学期すぐに学校へ行けるよう、帰国日を設定したためフライトして日本へ着いたあとすぐに残りの全ての休暇を使い切ってしまいます。休みを取らずに準備することは到底無理なので、フライト前に2週間追加で無給の休みを取ることにしました。事前に上司に打診した時は1週間で大丈夫と言っていたのを2週間に伸ばしてもらい、チームメイトとスケジュールを共有して完了です。

不用品売却を始める

妻がebay kleinanzeigenを使って不用品の売却をはじめました。キャビネットとソファーの大物からスタートです。どちらもIKEAのものなので、品質はそこそこです。価格は両方とも30ユーロで。やはり、重たいソファーは全然買い手から連絡が来ませんが、キャビネットは大人気。家具はなかなか売るのが難しいそうです。今は大寒波が来ていてほとんど交通は麻痺しているし、特に厳しいんじゃないかなぁ。どんどん不用品を売っていこうと思います。これまた、暮らしながらのことなので、あまり早く売れないものもあって難しい。キッチンなんかはできれば次のテナントに売りたいけれど、いつ売りに出せば良いのやら。

今回はキャビネットを売却するので、中身は整理する必要があります。また、写真もなるべく素敵に撮って、状態などを詳しく書いて、うちは4階でエレベーターなしなので持っていってくれる人限定など様々なことに気をつけて、大量のメールにも返信するので中々簡単ではないようです。でも、物を捨てずに再利用されると思うと嬉しいと妻は言っています。

日本へ何を持っていくか詳細に検討する

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日本の自宅にどの家具を持っていくか決めるために、Live Home 3DというCADソフトを使って家具の配置を検討しました。図面を写真に撮ったものを持っていたのですが、この画像に沿って簡単に壁やドア、窓などを配置できるので手軽に自宅のCADデータを作成できます。これがあると、だいぶ良い精度で家具が配置できるか試すことができます。

部屋割りをしたら、今ある家具の寸法を測り、どの家具をどの部屋に持っていけそうかどの家具はこちらで売るか捨てるかしないといけないか目処がつきました。

ものの片付けが今後の作業で大きなウェイトを占めそうです。引っ越しを意識して以来、なるべく不用品を処分したりものの場所を整理したりしてきたので大分作業は進めやすくなっていると思います。日本から来たときは、自分でも何がどこにあるかわからず、ドイツになんでこんなもの持ってきたんだろうなぁというものが結構ありました。(その中でマスクだけはパンデミックの影響で期せずして役立ちました)引越しがなくともたまに持ち物の総点検は必要だと思いました。

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